井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.07.06
こんばんは。

今日は、早稲田大学に行ってきました。

  (副都心線「西早稲田駅」で下車。
    早稲田に行くのは、随分便利になりました。)

目的は、
「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」の研修会参加です。







これは会場の様子です。

私は、このブログにデジカメを撮った写真をアップする方法がわからず、
写真はもっぱら携帯カメラで撮ったものを使っています。

この勉強会には、

・増田 総務大臣 (SPが沢山いました。)
・北川 元三重県知事

など、錚々たる著名人が講演されていたので、写真を撮りたかったのですが・・・


シャラ~ン (携帯カメラのシャッター音)

と鳴ってしまうので、講演中には撮影できないので、
開場前の様子を映しました。



内容などについては、また改めてお伝えできればと思います。


・地方議員にもマニフェスト選挙を広げよう!

・議会基本条例を作って、地方議会の意義を高めよう!


といったテーマで、
講演やパネルディスカッションが行われました。


    
2008.04.28
こんばんは。


今日は先週(25日・金曜日)に参加した勉強会の報告をします。

場所は、文京区シビックセンター(東京ドームのすぐ傍)で、
文京区議会議員の 前田くにひろ議員 の紹介で参加しました。
( 前田議員のURL は http://maedakunihiro.com/ です。)


テーマは

~「障害のある人もない人も
   共に暮らしやすい千葉県づくり条例」に関わって~


です。


これは平成19年7月1日に施行された条例で
千葉県に住む、障害者 そして 障害のない人も含めて、
誰もが暮らしやすい社会づくりにするために制定されたものです。

障害者の社会参加を妨げる
・建物
・施設
・制度
などのバリアを解消することを目指すものです。


この条例を定めるにあたって、千葉県では
「障害者差別をなくすための研究会」という市民組織をつくり(=メンバーは公募)
約1年間、20回にわたり、検討を行なってきたそうです。


今回の勉強会では、この研究会のメンバーの一人、
「地域の底力政策研究所」の主宰 森 登美子 さん を講師に迎えて、
条例成立までの経緯etcを伺いました。


とても有意義な内容で、盛り沢山だったので全てをお伝えするのは
大変ですので、ポイントをいくつかピックアップしてお伝えしたいと思います。


〇 「障害者差別」とは

この条例では、「差別とは?」を条例に記しています。

・福祉サービス
・医療
・商品 及び サービス提供
・労働者の雇用
・教育
・建物 及び 公共交通機関
・不動産取引
・情報提供


の各場面において、
「こういうことをするのは、障害を理由とした不当な取扱いですよ。」ということを
定めています。


具体的には、(全文は長いので前後の文面は省略します。)

「公共交通機関は障害を理由に利用を拒否、若しくは制限してはならない。」

といった具合です。


この条文を定めるまでの過程は、この研究会で
事例を出し合って、どういうケースが障害を理由とした不利益な取扱いに当たるか?
を皆で話し合ったそうです。



〇 「罰則」はなし

条例、つまり地方自治体が定める法律なので、
その条例に書いてあることに違反すれば「条例違反」となります。

しかし、この条例には「罰則」は設けていないのだそうです。

あくまでも、障害に対する誤解や偏見を取り除くための
倫理的なものと、問題解決の手段を定めています。



〇 議会から反発!修正されて可決。

この条例は研究会で素地を作り、議会に提出されました。
・・しかし、議会ではその研究会の考えをそのままは採択できないと
反発があったそうです。

ポイントは、上にも書いたように、罰則はないにしても
「規定」を守れなかったら、条約違反になるのは納得いかない というものです。


例えば、教育については、
「本人に必要な指導 及び 支援を受ける機会を与えないこと」 
は条例違反となります。


しかし・・・

教員の人数が足りずに、その体制を確保できない場合、
それでも条例違反になるのか?


・・・といった点などが議会で取り上げられ、
最終的には研究会の案を修正して、議会で可決されたそうです。



―まとめに代えて


この類の条例は、和光市にはありません。

実際、和光市の障害者支援はまだまだです。


それどころか、例えばまちづくり(=都市・道路整備)でいえば、
 
・道が細い
・舗装がズタズタ
 
障害の有無関係なく、全ての市民がまだまだ暮らしにくい状況です。
 

こうした条例を定めることが、市としての方向性・目標を示すことになり、
政策が進んでいくのであれば、大変有意義なことです。


条例そのものの持つ効果

そして、市民参加の研究会で、条例成立までにもっていったその手法についても
是非参考にしていきたいと思います。


  


  





2008.04.18
こんにちは。

本日はすごい雨と風でした。。。


そんな中、埼玉県の周辺自治体の有志の議員で集まって、

・3月議会で、どのような議案が取り上げられたのか?
・どのような予算が組まれたのか?

といった情報共有のための勉強会を開きました。





今日集まったのは、

・新座市
・志木市
・戸田市
・羽生市
・江戸川区

の議員です。

上の写真は勉強会の様子です。(勤労青少年ホームにて。)

ちなみに、私がシャッターを押しているので、
井上は写っていません。。。


こうした勉強会は大変参考になります!


各自治体で、課題も規模も違いますが・・・
ちょっと例を出します。


200億円・・・・

これは、和光市でいえば、一般会計の予算額にほぼ近い数値です。
(正確には、221億2,000万円です。)

ところが、東京23区の江戸川区であれば、この200億円というのは、
1年間の「生活保護費」に相当するのだそうです。。。



こうした予算の比較の他にも、
その自治体独自の取り組み・政策を聞くことができます。


今回、一番興味深かったのは、
戸田市で本年度から導入された
「在宅介護支援事業」を特別会計にするというものです。

和光をはじめ一般的には
「介護保険特別会計」の中に含まれています。


※実はあとで調べてみると、戸田市はこの他にも
合計16種類の特別会計を持っていました。(和光市は5つ。)


それぞれの取り組みについて、
実施までの課題や、運用開始後の成果なども聞いて、
和光市の参考にしていきたいと思います。




  
2008.02.06
こんにちは。

先日、「ゲーム機」を使ったデイサービスセンターを
見学してきました。

今日は、そのお話をしたいと思います。


まず、デイサービスセンターというのは、
介護施設の一つで、日本語で言うと「通所介護」という施設です。

読んで字の如く、
「普段、家で生活している高齢者が入浴や食事、余暇などの
介護サービスを受けるために
です。


私が、見学に行ったのは、神奈川県綾瀬市にある、
デイサービスセンター「かいかや」(綾瀬店) です。

ゲームでおなじみのナムコが運営しています。




このデイサービスは、綾瀬市役所の目の前にある
ショッピングセンターの中にあります。
(東武練馬のサティよりも大きなショッピングセンターでした。)


事前にお願いしていたので、当日は生活相談員の方が
本~当に丁寧に案内してくださいました。

(改めて・・・ありがとうございました。 m(__)m


まず、この施設で目立つのが「カエル」です。




これは、「腕力測定マシーン」です。

カエルの帽子の部分が、飛び出してきて
それを押すことで、腕を動かします。

この他にも「脚力」や「反射神経」を測るカエルがいます。


そして、1ヶ月に一度、これらのカエルを使って、
運動機能測定を行ない、体力の推移を見るそうです。


ちなみに。

デイサービスの雰囲気は、昭和モダンのようなデザイン。
そしてカエルにはこだわっていて、壁にも有名な「鳥獣戯画」が描かれています。


さて、次に見ていただきたいのが・・・これです。



ゲームセンターでやったことがある人もいるんではないでしょうか?

ご存じ、「太鼓の達人 ~日本の心~です。

ゲーセンのはJ-POPやアニメソングが中心ですが、
この太鼓の達人は、高齢者向けに民謡唱歌が入っています。

太鼓という懐かしさが、高齢者を参加しやすくするのと、
バチを振上げ、叩くことで、「腕力」や「手の握力」のリハビリになるそうです。


次は、「足」のリハビリです。



ワニワニパニックのワニが「蛇」になってて、
ハンマーの代わりに、足で踏んずけます。


実際にやらしてもらいましたが、次々に飛び出してきて結構難しいです。。。

踏んだら・・・一度足を戻して・・・また踏む!

とちゃんとした形でやると、足を上下左右に動かすことになり、
夢中でやっているうちに、股間接も含めて、いい運動になると思います。


このデイサービスを見学して学んだこと ―

それは、
「ゲーム(=設備)があるだけでは、利用者のリハビリ促進にはならない」
ということです。


このデイサービスでは、利用者の身体状況に合わせて、
ゲームのルールを作ってしまうのです。

例えば、「右手にマヒが残り、すこしでも機能回復をしたい」、
という方が太鼓の達人をやるなら・・・

『全部をうまく叩かなくてOK! 10回に1回ちゃんと叩けばOK』

というふうにします。


こうした取り組みは、職員がその人の身体状況やモチベーションなどを
しっかり把握しているからできることなのだと思います。



「ゲームに夢中になって自然と体が動く」という
ゲームの持っている働きに、職員がしっかりと
利用者一人一人に目的意識(=動機付け)をすることで、
意味のある、そして無理のないリハビリになっているのだと思います。




最後に、少し強引なまとめになりますが、
今度始まる「特定健診」・「特定保健指導」
こうした効果を呼び起こすものになれば・・・と思っております。

結果を出すことが何より大切ですが、その過程が楽しくなければ続きません。
その辺りも工夫していきたいと思います。





2008.01.30
こんばんは。

今日は年に1度開催されるという、「議員研修会」がありました。




誰を呼ぶか・・・というのも、
議員の各会派代表が話し合って決めます。

今年は、やはりタイムリーということもあり、
研修内容は「年金問題」となりました。

埼玉県社会保険労務士会 あさか支部の社労士の先生に
講演をしてもらいました。

演題は
「年金の基本的内容と制度の変遷」  そして、
「消えた年金」 でした。

  今日の資料一式です。


最初に、基本的な制度の内容を話してもらい、
あとから、社会保険事務所で、現在どのようなトラブルが起きているか?などを
話していただきました。


現在、「ねんきん特別便」が届いたこともあり、
社会保険事務所は、3時間待ち だそうです。。。

そして、実際の対応も、30分~1時間くらい掛かるそうです。。。


和光市では、現在、
毎月第4木曜日の午前10時~午後3時
年金・労働相談無料で行なっています。

そちらも是非、ご利用ください。









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