井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2025.06.26
埼玉県議会6月定例会も本日常任委員会が終わり、あとは「特別委員会」と「閉会日」を残すのみとなりました。
本日の委員会の結果、私が所属する「企画財政委員会」の議案だけでなく、他の委員会も含め、知事提出議案は全て可決されたと報告を受けています。
代わりに県議会として出来ることを…と動いている事案としては「国・政府に対する『意見書』の提出」を巡る調整です。
私たちの会派からは、写真のような意見書(案)8本を提出したい、と申し出ました。
特に、私自身が関わった意見書案で言うと、
「国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプラン」の着実な実行を求める意見書
を是非とも、課題を抱える埼玉県の声として可決させたい!と思っています。
埼玉県議会では、意見書は全会一致の原則が取られているため、その調整は議運の副委員長が行なっています。
前にも綴ったことがありますが、実際のところ、どの意見書を出すかは単独過半数を有する自民党議員団が決めているような状況です。
逆に言えば、「この意見書を提出するかどうかは自民党議員団の判断に掛かっている」、とも言えます。
是非、その判断に注目をいただきたいと思います。
なぜなら「どう考えても埼玉県から提出していくべきでしょ!」(なんなら自民党議員団から出したっていいんじゃない??)と思うものでも、埼玉県議会 自民党議員団は提出を見送ることがあります。
1つ前の議会(2月定例会)では、私から「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替える際の審査・知識確認の厳格化を求める意見書」の提出を提案しました。
でも、自民党はその提出に賛同しませんでした。
その後に発生したのが、三郷市での中国人ドライバーによるひき逃げ事件であり、つい2日前に発生した千葉県山武市のJR総武本線の踏切で、上り電車と大型トラックが衝突する事故です。
この「外免切替」に関する意見書は、事の重大性に鑑み、今定例会でも、再度私たち会派から提案するようにしました。
すると、自民党からも(前回自ら提出を見送った)外免切替に関する意見書が出されるようです。
やっと意見書としてまとまりそうなのは良いことなのですが、それなら前回のタイミングで出せておければ、もっと良かったのに…とも思います。
これも前に書きましたが、議会構成の過半数を自民党議員団が大きく超えている中で、この意見書・決議も自民党の案しか採用されなくなっています。。。
「外免切替」も「国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプランの着実な実行」もどの会派が提案したかに捕らわれず、埼玉県から挙げるべき声 だと思っています!
ちなみに、もうひとつ私が提案したい意見書としては「国による現金給付事業における地方自治体の事務負担軽減を求める意見書」です。
これも重要なことだと思っているのですが…果たして、最大会派はどういう判断をしてくるか…注目しておいてください。
2025.06.13
第75回全国植樹祭が、天皇陛下のご臨席を仰ぎ埼玉県(秩父ミューズパーク)で開催されました。
県議に当選して間もない平成25年、皇太子殿下だった天皇陛下が全国育樹祭にご臨席いただいたぶりの…それ以上の感動がありました。
私たち無所属県民会議のメンバーも全員で参加し、苗木を植えました。
植える、育てる、そして活かす。
『活樹』を前面に打ち出した植樹祭でした。
来年は愛媛県で開催。
私の親戚が愛媛県で林業を営んでいた時代もあり、私も環境農林委員会に所属した年度は林業を中心に取り上げていました。
そんな愛媛県にバトンが受け継がれていくのも、不思議な縁を感じながら参加させていただきました。
=追記=
会場に、『わこうっち』みたいなキャラが居ました(笑)
2025.06.12
2025.05.11
2025.05.09
「シリーズ和光市長選挙トリビアその1」でお伝えしたように、5月18日の市長選挙は52年ぶりのダブル選挙です。
さて、今回の市長選挙には、新聞報道によると「現職市長」対「市議会議長」の一騎打ちの公算が強い、とのことです。
通常であれば、市長選に出るために、市議をいつ辞めてもあまり影響はありません。
2つの公職を兼ねることは出来ないので、よくあるパターンは立候補と共に、それまでの職を失う「自動失職」という方法。辞職願などの手続きも特に必要ないので、一番スムーズとも言われています。
(※一方で、例えば市議から県議、県議から国政のように、全く別の政治の舞台に挑戦する場合で、既に出馬会見などを行なって、そのことが公になっている場合などは「いつまで今の職に居るつもりなんだろう…」と有権者から思われるパターンもありますので、どう思われるか?などの受け止められ方を含め、いずれにしても本人次第です。)
ただ、今回はご承知のように、既に18名のうち、1名欠けている市議会議員の「1枠」を埋めるための補欠選挙が行われるため、「いつ辞めるか?」によって「追加枠が発生する」可能性があります。
具体的に答えを言うと、明日(5月10日・土)までに辞めれば、既存の1枠に加えて、もう1枠増えることになり、合計「2枠」を争う選挙になります。
一方で、先ほどの自動失職を使うと、同じ辞めるにしても、追加枠は生まれず1枠のままです。
「市長選へ市議の1人が立候補しているため、きっと2枠になる」ことを前提に、市議補選の準備を始めた人もいるかもしれません。
この記事を書いている今、つまり告示日の2日前(5月9日・金)の午後2時時点で、辞めたという話は聞いていません。
もし、自動失職で追加枠なしよ…となったら、「おいおいおい…聞いてないよ~‥」ってパターンも無きにしも有らず?な状況にあります。
市長選を迎えるにあたって、市議職にある人間がいつ辞めるか?にも注目が集まるという、珍しい市長選挙となっております。
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
ブログ内検索
最古記事