井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.10.29
こんにちは。

和光市が
イメージキャラクター(=ゆるキャラ)を募集します!




この和光市イメージキャラクター(=ゆるキャラ)募集は
“職員提案制度” から上がってきたアイディアです。

若手職員の中からのアイディアだったそうです。



 
ただ、予算の関係もあって見送りになっていました。



 
そうした背景の中、私は9月議会の一般質問で、
「ゆるキャラ」をこの40周年の機に誕生させよう!という
提案をしました。





(広報わこう11月号に同封されている、
『議会だより』 より)



コストなどの問題によって見送りになっている事実は
事前に把握していたので、
他市の状況(特に新座の低コストで実現した事例)
徹底的に調べて、質問の中で紹介しました。



 
この質問でのやり取りが、
ちょっとだけ市の背中を押せたかな、と思っています。
 
 
とはいえ、やっぱり、これは
職員の「やってみようよ!」という
熱意の勝利だと思っています!
 


さて。


ここまでは、前振りです。
本題は、是非多くの方に応募してほしい!ってことです。



 
広報わこう11月号の2面にも
載っていますし、
 

ホームページにも掲載されています。
 
 
キャラクター募集は、
誰でも応募できるので、
かつて和光に住んでた人でも、
住んでないけど、和光市を知ってる!
って人でも、どなたでもOKです!


これを機に、

・和光市を見直す機会になれば、

・引っ越してきて和光市のことをまだあまり知らない・・・という方が
和光市を知るキッカケになれば・・
と思っています。


そして、
和光市の特徴が活かされたキャラクターが
誕生することによって
和光市のアピールに繋がります!!



それこそ、私が今回一般質問で
取り上げた最大の理由です。





ちなみに。


「職員提案制度の充実」そのものも、
議員2年目の頃に提案した
テーマです。

それらが、任期4年目にして
有機的に繋がっていくのを実感しています。


政治に時間は掛かるけど、
こうして少しずつ変わっていくのを感じられるのは、
すごく嬉しいです。
 
 
 
 


2010.05.08
こんにちは。

チラシ22号にも載せましたが、
和光市では、今、第四次和光市総合振興計画の策定に
取り組んでいます。

そして、その素案が出来あがったのですが、
これに対するパブリック・コメントを実施してます。


・・・と、このように書いても、専門用語っぽくて
何や何やらわかりにくいですね。

私から呼び掛けたいのは 
「“これからの10年”を一緒に考えましょう!」
ということです。



【第四次和光市総合振興計画】は、
平成23年度~平成32年度までの
10年間のまちづくりの指針
となります。

市が作る様々な計画の中でも最上位にあるものです。


 
ここに綴られた方針が、一定の目標となるし、
逆に綴られていない方針が、急きょ降って湧いてくる…ってことも
少なくなります。
 
だから、今、意見を出していただくのは
とても良い機会なのです。

なにせ、その次は10年後ですから。


詳しくは、

和光市ホームページ
【第四次和光市総合振興計画基本構想素案に対する
パブリック・コメントの募集について】

http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5684/_5699/keikaku4/_8916.html


をご覧ください。



また、資料は、市役所ホームページのほか、
政策課(市役所3階)、行政資料コーナー(市役所1階)、
図書館、各公民館、各出張所でご覧いただくことができます。
 
提出期間は、平成22年4月25日(日)~5月24日(月)です。



和光市の未来を作り上げるのは、
市長・市役所・議会だけではありません!

市民の皆様の意見こそが、
これからのより良い10年を作る
私は考えます。

 


2009.11.20
 こんにちは。

「大規模事業検証会議」に関しては、
具体的な案件として、「アーバンアクア計画」を取り上げて、
最後にしたいと思います。


「アーバンアクア計画」とは・・・


「外環道路の和光北インターチェンジの近くにある、
下水道の終末処理場の「コンクリートのふたかけ」の上に

運動施設として野球場、多目的広場、テニスコート、管理
棟、エレベーター、トイレ、水飲み、駐車場、駐輪場、シェル
ターを整備する。」

という計画です。


この計画は、
県が「ふた」をつくり、「土」を埋めるというところまでは、
出来ています。(100億以上掛かっている。)

そして、その先の、公園整備を市が行うというものです。




上記の「運動公園整備」という計画に対して、大規模事業検証会議では、
そのままの計画のまま進めるのは、優先度低し!という声が
多いという印象です。(結論は最終回にしか出ない。)


一方で、私が議員になってからの議会では、
推進を求める声のほうが多いようです。(※一般質問の内容などから推察)


大規模事業検証会議では
「作ったとして・・・使うかな?」という、『そもそも論』
立ち返って議論しています。


今回が大規模事業検証会議に関する記事なので最後にもう一度言いますが、
この市民感覚で考えることこそ、一番大事なことだと思っています。



私も一般質問でよく「そもそも論」に戻る提言をします。

※実際には、「そもそも論に戻る」・・・というよりは
「本当にニーズはあるのか?(あったのか?)」という切り口が多いです。


このアーバンアクアについても、原点に戻って
質問をしています。


すると、利用見込みが下記のように示されました。

平日 約880人、
日曜と休日 約1,270人

利用があると予測。
(※これは「都市公園利用実態調査」に基づいて利用を見込んだもの)

と答弁がありました。(平成21年 3月議会)



しかし、今回の大規模事業検証会議で示された
「事業シート」で見ると
http://www.city.wako.lg.jp/var/rev0/0002/9875/20091027111820.pdf

【年間利用者予測は、44,496人】となっています。

1日単位で考えると・・・約120人
・・・減っています。


今の時点で、「どっちの数値が適切なんだ!?」ということを
追及しようとは思いません。

ただ、私は、一般質問の時に示された
「利用者の1日平均880人」という予測はあり得ない・・・と思っていました。

それが今回の会議で、120人となっていたのであれば・・・
尚更、この事業の費用対効果を考える必要があると考えます。



ただ、ここからが複雑な事情なのですが、
そのまま放置しておく・・・ということも問題はあると思います。


ここまで県の事業で進んできたのは、かつての市議会
「作ってほしい」と頼んだからです。

昭和47年 和光市議会より
「処理場上部を運動公園とする要望」を提出し、県の同意を得る。


という経緯があるのです。



また、県との協定書にも、運動施設の整備内容を含めた記載があります。

そして、今も、除草作業などの維持費が発生しているので
その点も考えなくてはなりません。



ただ、補助金の趣旨などに遡って考えると
本来は、「都市公園」としての整備が求められているのであって、
逆に、全てを運動施設として整備するのはNGとなります。


つまり、半分をサッカー場、半分を野球場のようにすると
「全て運動施設」とみなされる。

だから、半分は、サッカーも出来る広場、そしてもう半分を野球場とすれば
「運動施設に使っているのは、あくまで半分だけ(=野球場の分だけ)」となります。


ちなみに、協定書には、完成させなければならない年度は記されていません。



以上述べた事実は、
大規模事業検証会議では、触れられていません。

本当なら、こうしたことも
市の情報提供があってしかるべきだと思います。


ただ。

そうした情報がなくても、市民の一般の感覚で考えると
「優先度低いのでは?」という話が出ていることに、意義があるように感じます。


ちなみに。

私は、その時の議会で、代替案を提示させていただきました。


一つは、

・雑草を刈ることで、安価な芝生を作り上げる『鳥取方式による芝生広場』

その他、鳥取方式芝生と関連させて

・冒険遊び場

・ビオトープ

の提案です。


※よければ、今回触れた一般質問は「ここ↓」から議事録を読めるので、
ご覧いただければと思います。

http://www.kaigiroku.net/kensaku/cgi-bin/WWWframeBase.exe?A=frameBase&USR=saiwaks&PWD=&L=1&S=31&Y=



最後に。

私は、今回の大規模事業検証会議を傍聴して、
「これぞ、市民の力!」と思いました。


私は、もし可能なら、このアーバンアクアを
もっと幅広い市民が関わる形で、もう一度、
「あの広い土地を何に使うか?」という市民参加の検討会のような
機会を設けられれば、
と思っています。


これ以上、まとまった土地が和光に生まれることはもうないでしょう。

となれば、この広大なキャンパスに何を描くか?

幅広い市民参加で、それを決めていくことが出来れば・・・
とてもステキなまちになる気がします。



2009.11.19
こんにちは。

 『大規模事業検証会議』に関するテーマは、第3弾です。

私がこの間、傍聴をさせていただいて
思った点、改善点などを話したいと思います。


○ 情報の「助け舟」が必要


例えば、アーバンアクアについては、議論の結果、
計画通り、運動場として整備することには ほとんどの委員が、反対しています。

でも、「下水処理場の上のスペースを活用する」こと自体を
完全に反対しているワケではありません。


そうした中、議論をしていると、委員の中から
「じゃあ、あの上に図書館を建てたらどうか?」といったアイディアが出ます。

すごく良い考えです。
・・・良いアイディアなんですが・・・でも、それは、構造上、重い建物は
建てられないという制約が、実はあるのです。

でも、一般の市民はそのようなことはわかりません。
市の説明資料にも、その点は載っていません。

委員の考えを遮る・・・・ということではな

現実的な情報提供として、「実はその点はですね・・・」と教えてくれる
サポート職員がいてもいいのでは、と思います。


○ 議会の経緯を知らないからこそ。

議会で、どのようなやり取りが行われ、
そして、これまで、市役所がどういう答弁をしてきたか・・・。

この委員会に参加した方は、選ばれるまで
ほとんど、そうした経緯を知らなかったと思います。

※事業シートには、そうした経緯も書かれている場合もありますが
全ての事業で説明されているわけではありません。



傍聴席には、市会議員も多数座っているので
傍聴席から、「これは十数年前にやるって決まってるのよね。」といった
声も聞こえます。

・・・市民の代表としての議員が、議会で導き出してきた
経過は軽んじるべきではないのでしょうが、
少なくともこの会議においては、「ひとまず置いといて・・・」だと思います。


この会議での結果が、これまでの議会でのやり取りと
違う結論が出たなら
・・・、やはり「議会」として、今一度、市民のために
経緯は踏まえた上で、もう一度、現時点の計画の在り方を
考えなおすべきだと思います。

それこそが、直近の民意だと、私は信じています。


○ 職員のプレゼンで左右される。

「図書館の新設事業」の点数を付けるとき、
こんなやり取りがありました。

「将来的な図書館の必要性は感じるが、今の担当職員の姿勢・考え方で
進められても、良いものは出来ない気がする。(⇒だから、評点は低くした。)

この大規模会議、和光の事業仕分け、そして、国の「事業仕分け」・・・・。

職員の姿勢・態度・プレゼン技術が、評価に大きく左右されることがあります

(国では、「あんた・・・良い目をしている。頑張んなさい。」と評価が高かったケースも。)

この点を
「プレゼンがうまくない職員は、かわいそうに」ということで
片付けるのは、よくないと思っています。

市民が感じたのは、正直言って、
プレゼンの巧い下手ではないと思っています。

それこそ、言ってみれば
まさに「良い目をしている」か、どうか?=想いをもって仕事しているか? です。

もちろん、感情的なものだけで判断するのには、よくありません。

ただ、こういうプレゼンの場で「うまく説明できない」
「熱意が感じられない」ということは・・・
イコール、日常の業務で、他の市民への対応もきっとこうなのではないのか?
思われても仕方がないのかと思います。


他にも、例えば、先日の和光市の事業仕分け「公民館の使用料徴収」について
市の職員がうまく説明できず、よっぽど公募で参加した市民(仕分け人)のほうが
状況を語れる・・・という一幕がありました。


私は、この時は非常に残念でした。

市民に負担をお願いすることになった、使用料徴収という出来事について
当時からの担当者が、その場で説明できないなんて・・・


・・・厳しいことを言うようですが、「市民はそういう点も見ている」
と、私は思っています。



最後に。

明日、アーバンアクア計画について、触れて
このテーマを終えたいと思います。





2009.11.18
こんにちは。

昨日に続いて、「大規模事業検証会議」の話をしたいと思います。


その前に。

今、マスコミでも放送され、和光市でも行なった「事業仕分け」が
注目されています。

特に、仕分け人のプロ的な“裁き”が、注目されて(且つ、槍玉にあがって)いますが
私は同じ既存事業を見直す会議ではあっても、
この大規模事業検証会議は、それと似て非なるものだと思っています。


ポイントは、やはり市民感覚です。



昨日お話しした7つの事業について、

 
・緊急性 (緊急性があるか)

・目的の妥当性 (市民ニーズがあるか)

・公平性 (特定の個人や団体に受益が偏っているか)

・効率性 (コスト削減を図る必要があるか(費用対効果))

・手法の適正化 (他の手法はあるか(代替案))

・成果 (波及効果があるか(効果))

・環境への配慮 (環境への負担がかかるか、又は環境向上に貢献するか)

・市民協働・市民参加の拡大 (利用方法によって、市民参加・協働が広がるか)


の評価ポイントで点数化する・・という方法を取っています。


流れとしては、

① 市の担当職員が、事業の概要・必要性を説明(=プレゼン形式)
② その説明を受けて、委員が不明な点などを質問
③ 委員全員で、考えを述べ合い、そして、全体で評点をする。


という流れです。

それらを通して、

Q,出来たとして、本当に使うか?
Q,厳しい財政状況の中で、何にも増して、建設する必要があるか?

を、○○団体の代表とか関係なく、
いち市民の感覚で考えるのです。



最終的な判断は、最終回に向けて、これからまだ調整がされるので
確定ではありませんが・・・

例えば、アーバンアクア計画
      (※北インター近くの下水処理場の上に野球場やサッカー場をつくる計画)
は、全ての評価項目で低い評価のほとんどオール1でした。


明日も、このテーマ。

具体例を挙げつつ、今後期待する点などを
取り上げたいと思います。



~ つ づ く~



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