井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.08.11
こんにちは。

この間、書き進めてきた「マニフェストサミット」ネタも
今回で締めたいと思います。

先日の「その①」のブログの最後に、
私はこう書きました。


“和光市でも、マニフェストを掲げた新市長の誕生で
 議会の議論の基軸が生まれました。

 ・・・だが、そこで行われた議論は

 マニフェスト型議論であったのか?”

と。


私が、マニフェストサミットの2日目のプログラム、
「一問入魂!マニフェスト型議員はこう質問する!」を見ての感想です。



     

※当日の様子。左が議員役。一番右が市長役です。

※モニター付きの会場だったので、モニターを使って、
事例や資料を示して質問していました。すっごくわかりやすかったです。

『和光にもモニター欲しい!』・・・とはいいませんが、
せめてフリップやパネルの使用を自由化してほしい・・・(-_-;)
 ⇒現在は、議事録に残しにくい・・・という理由で、使用は奨励されていません。



さて。
先に、この会での結論から話すると・・・

私を含めて、少なくとも「マニフェスト議会先進例」と呼ばれる自治体との比較した場合、
和光市は、まだまだそこには到達していません。


言葉の定義を尋ねたり、ツッコミを入れるだけというのは
ローカルマニフェスト議連の考えとしては、
まだまだ足りない・・・ということになります。




つまり、大切なことは、

・市長マニフェストに載っている内容にツッコムということに加え、
 載っていないことに対して、自身の政策を重ね、提案すること。


・市長がマニフェストを責任を持って出しているならば、
議員も選挙の時に掲げた公約があるはず。それには議員としての責任がある。

(議員も無責任に市長マニフェストを攻めるだけなく、)
自身の選挙時の公約を基軸にした質問が出来ているか?



この考えには、非常に納得しました。
そして、考えさせられます。



言われて思うのは・・・

先程から言っている「マニフェストが議論の基軸になる」とは
マニフェストを市長が掲げ、それに議員が質問する、ということです。


つまり、それは、市長の土俵(=ペース)で議論が進むことでもあります。



市長を攻めている議員は、攻めたつもりでも
結局それは市長のペースでしかない、ということです。


やはり、批判より提案!
改めてその姿勢が問われているのだと思います。



さぁ、9月議会も近づいてきました。


皆さまからの「市政への提案」もお待ちしています!





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