井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.03.25
こんにちは。

昨日は雨の中、市内の各小学校で
卒業式(=卒業証書授与式)が行われました。


私が伺った小学校では、卒業生が
卒業証書を壇上で受け取る際に、マイクの前で立ち止まり、

「私は中学生になったら、〇〇を頑張りたいと思います。」 や
「私は将来、〇〇になりたいです。」

という目標や夢を言って、証書を受け取る・・・という流れになっていました。
(私の小学校の卒業式にはありませんでした。)


今の子どもたちの「将来なりたいものはなにか?」
私も一人一人の言葉に耳を傾けました。

大きな括りでいえば、やっぱり人気なのは スポーツ選手 でした。
野球選手やバスケットボール選手が人気のようです。


・・・しかし、細かく区切った場合に
一番多くの卒業生が「なりたい職種」として挙げたのは、別の仕事です。


どんな職業だと思いますか?



その職種とは、
「ゲームデザイナー(もしくはゲームクリエーター)です。

今の子どもたちはゲームで遊ぶ機会も増えています。
そして、面白いゲームソフトもたくさんあります。

「自分もおもしろいゲームをつくりたい!」
「おもしろいゲームをつくって、大勢の人を楽しませたい!」

という思いが、将来に夢につながっているのだと思います。


私が子どものころには、マリオとかドンキーコングくらいしかなかったのですが、
この10数年で、いまやプレステにDS・・・映像も内容もすごい進化です。

彼らが大人になったときには、どんなゲームが誕生しているのか…??
とても楽しみです。


私は今回、このような「こどもたちの夢」を聞けて、
とてもよかったと思っています。

そして、これを教育の実践を担っている市にも、
しっかり覚えておいてほしいと思いました。


式では、「市長のことば」「教育委員会のことば」というのがあります。


そこに引用されていたのは、

「メジャーリーグで活躍している松坂大輔は卒業文集に
将来メジャーリーガーになる、って書いてました。」


「メジャーリーグで活躍しているイチローは卒業文集に
将来プロ野球選手になる、って書いてました。」

という内容でした。


『目標を持つことが、頑張る原動力になる!』というメッセージを
込めているのだと思います。


確かに野球やスポーツであれば、学校の部活動で自分を磨くことができます。

しかし、ゲーム関連の仕事や、医者・看護師・・・
教育を通して、その鍛錬が出来ない職種を将来目指していると語った生徒のほうが
圧倒的に多いのです。

それに、この時の目標をみんなが実現できるとは限りません。
そして、なによりも、新しい夢や目標が出てきても、全然OKです!


こうした夢の実現夢を見つけることを応援できる教育を
市として実践していかなければならないな、と強く考えさせられました。



また、ある卒業生は、具体的な職種は挙げずに
「僕は将来、思いやりのある人になりたいです。」と言っていました。
※ことばは若干変えています。ニュアンスは同じです。


この言葉はとても胸に響きました。

この目標を実現するためにこそ、教育の真意責任の重さがあるような気がします。




最後になりますが・・・

卒業生の皆さん、そして保護者の皆さま、
ご卒業、本当におめでとうございます。



     







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