井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2013.10.11
こんにちは。

今日は埼玉県議会は本日が最終日。
午前中に委員長報告が行われ、午後は採決が行われます。

採決結果などは今後、ブログやチラシなどで
ご紹介したいと思います。

さて、昨日は
「地方分権・行財政改革・新都心整備 特別委員会」
行われました。




今回はテーマが多く、

①地方財源の確保対策について

②地方税の状況について

③さいたま新都心医療拠点の整備について

の3つについて、審議(質問・答弁)を行いました。


私は、特に①と③については
重点的に質問を行いました。


地方財源確保については、
「臨時財政対策債」という地方税として交付される代わりに
発行される借金があるのですが、その分配が
財政力が高い県に不利に働くようになっている実態について質問。

埼玉では、実質的な交付税のうち、
52%がこの臨時財政対策債となっています。(他の平均は31%)


また、今後の社会福祉費の自然増や消費税増税などで
概ね毎年100億ずつ地方財源がさらに必要になる、ということなので
国への要請を引き続き強く行うよう、求めました。


③の新都心整備は、
「県立小児医療センター」と「さいたま赤十字病院」の2病院を
一体整備する計画について、です。

・移転後の整備による効果
・たらい回しが減るか

については、

「年間150人程度のハイリスク妊産婦が県外へ搬送されている
状況が改善され、県内での出産が安心して出られるようになる。」

また、

「高度救命救急センターと小児救命救急センターの整備で
あらゆる年齢層への医療と、東西バランスの改善に繋がる。」

との回答でした。



加えて、私からは

・医療拠点整備を明確なコンセプトをもって進めること

・「小児がん拠点病院」としての特徴をもっと前面に打ち出すこと

・より良い療養環境を創るために、「ホスピタルアート」の導入や
抗菌・防臭効果などを生む「光触媒」の採用等の提案

・現在「病院食」が注目を集めている。
「魅力ある新都心」「にぎわい創出」にも繋がるよう、
整備予定のレストラン・カフェをこうした付加価値のある
整備を考えられないか

といった意見・提言を行いました。


今回、入札の不成立等もあったのですが、
再度の入札手続きを経て、

・年度内の起工
・約2年間の工事

で28年度内での開業を目指すとのことです。



さて、このブログは最終日の昼に書いているのですが
まもなく、議会が再開しそうです。


それでは、いってまいります。










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