井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.01.23
こんばんは。

先日、「雪か??」と思う時がありましたが、
今思うと、あれは「みぞれ」か「雨」でした。

今日こそが、「雪」ですね。
地面や車が真っ白に染まりました。

    



さて、昨日サンアゼリアで行なわれた
「豊かな心を育てる地域推進事業」研究発表会の模様を
ご報告したいと思います。

これは、「文部科学省委嘱」&「埼玉県教育委員会指定」で
行なわれてきた取り組みです。

主な狙いは
①道徳教育の重要性
②家庭・地域の教育力の向上
③和光市「心の教育推進委員会」の継続的な取り組みにつなげよう
    です。

具体例を交えて、簡単にお話しすると・・・

道徳の教育をよりよいものにするために、
「先進校の視察すること」
「初任者には教育長が訪問して授業を見ること」
「保護者向けの道徳の授業」を行なってきました。

そして、心の教育推進委員会で行なっている
・あいさつ運動 (例:朝、校門で教員・保護者などが児童に挨拶活動)
・花いっぱい運動 (例:生徒たちが自分たちで花を育てる。)
・ゴミゼロ運動 (例:学区内の清掃活動)
・交流活動 (例:福祉会館での交流)
・啓発活動 (例:落語を通しての人権教育など)

をやってきました。この効果を検証すると、
生徒たちにもいい影響が出てると言えるであろう。
引き続き、こうした取り組みをやっていきましょう、という研究発表でした。


「教育委員会」、「小学校の代表」、「中学校の代表」が、
2時間にまとめて報告をしてくれました。

その後、千葉大学大学院 教授 上杉 賢士 氏による
記念講演もありました。

(※全ての内容をこの文章で伝えるのは難しいです。
そのため、非常にザックリしたブログで申し訳ありません。)


ただ、現場の先生方が頑張って取り組まれていたことが、
非常によく伝わる発表だったと思います。


最後に、私自身の経験をひとつ。
実は、研究発表を聞きながら、ひとつ思い出したことがあります。

「アレッ!? そういえば、小学校・中学校の「道徳」の授業って
どんなことしたっけ?」


ハッキリと覚えていないんです。。。。 皆さんはどうでしょうか?

10数年前の話ですが、
「道徳」は授業としての位置づけも曖昧でしたし、
テキストもあったけど、使ったような、使わなかったような・・・という記憶です。


ただ、道徳の授業以外で、たくさんの“道徳的な教え”は受けました。
学級会だったり、給食の時間だったり・・・。そのことのほうが今も覚えいます。

中学生の時、「食べ物を粗末にしてはイカン!給食は絶対に残すな~!」  
という先生がいました。


私たちのクラスは、その教え(?)を実践し続けました。(苦しかったですけど。。。)

風邪で欠席者が多い時は、ひとりで牛乳を3本とか4本飲むときもありました (笑)
そして、その先生も、自ら牛乳を3本とか4本飲んでました。


・・・ひょっとしたら、今の教育の視点でいえば、
これは「道徳」でも、今話題の「食育」でもないかもしれません。


でも、こういう熱意のある先生こそが、尊敬できる先生でした。
当時はおっかなかったし、今だから言えることですが・・・(^_^;)

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研究発表は昨日で、終わりましたが、
どうか、枠にはまった授業でなく、先生の想いが伝わる授業を
これからも実践していただければと思います。









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