井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2015.07.25

こんにちは。


7月23日(木)から埼玉県知事選がスタートしました。
投票日は 8月9日(日)です

私は 現職の上田清司知事を応援しております。

市議時代の8年前や、県議になりたての4年前も知事選に関わりましたが、
県議として4年間県政に関わり、知事の県政に対する熱意や
絶え間なく繰り出す新施策などを身近に見てまいりました。

今、改めて上田清司 しかいない!と強く感じています。


ホームページで過去の実績や新たな政策も掲載されています。
http://ueda-kiyoshi.com/

また、衆議院議員時代に朝霞・志木・新座・和光を
地盤としていたこともあり、和光市の事情や市民のことを
全候補者の中で誰よりも熟知していることも間違いありません。

どうかよろしくお願い致します。


ちなみに、既に、和光市役所では期日前投票も始まっています。
駅北口の区画整理事務所での期日前投票は8月3日(月)からです。)



なお、この期間中は公務と両立しながら、様々な形で
知事選の応援に入りたいと思っております。


告示日は和光市内のポスター貼りを仲間と分担して行いました。




実はこうしてしっかりポスター貼りに携わるのは初のことです。
自身の選挙の際に手伝ってくださった方々への感謝も改めて感じました。



そして。

県知事選の最中だからこそ、“県議会”を考えてほしい、と思うのです。

安保法案の採決を巡って、今、国会運営の在り方が注目されていますが
ひょっとしたら、それよりも深刻?! と思えるのが
自民党の一党独占で「討論」も「意見書」も出せない埼玉県議会の「今」なのです。



地方行政は「知事」と「議会」の二元代表制だからこそ、
これを機に県議会にも関心を寄せてほしいのです。



実は、先日、我が会派「無所属県民会議」ほか、
合計4会派で、県議会本会議で請願の討論が行えない状況に対して
「抗議文」を出しました。






(この抗議文作成にあたっては、会派の政調会として文言作成に携わりました。)





新聞には「安保法制に関する請願の討論が出来なかった」
という論調で書かれていますが、
そもそも“どんな請願の討論も出来ない”というのが、
ここ数年間の埼玉県議会の実情なのです。




2011年に議会運営委員会で「請願の討論は原則行わない」と
自民党・公明党の賛成多数で決まってから、ずっとこの状況なのです。

本来、討論とはむしろ積極的に行われるべきであり、
制限されるべきものではありません。

しかし「議会ごとに同じ趣旨の請願が挙がってきて時間の無駄だ」
という論調で討論を行わない「先例」が生まれてしまいました。



今回話題になった安保法制 に関する請願は
「国に意見書を出してほしい」というタイプの請願でした。

わざわざ請願という方法を行わず、8名以上の賛同者が居れば、
意見書を提出できるのだから
(※意見書は「議員提出議案」という扱いのため、
 定数の12分の1以上の賛同者で提出可能。埼玉県議会の場合8名以上。)
そのように行動すればいいじゃないか?という
議会の事情通の方もいるかもしれません。




しかし、これも埼玉県議会では叶わないのです。

なぜなら、議会運営委員会の過半数を占めた自民党の意向が全て通り、
他会派の意見書の提案は認めないと、自民党だけで結論付けることが出来るからなのです。


そのため何度、真剣に作成した意見書案が陽の目を見ることなく、消えていったか。。。




その上で 「それなら『意見書提出の動議』を行なって提出すればいいだろ」
という議会通のあなた。


残念ながら、それすらも
「動議の提出を認めない動議」を出されて、実現しないのです。



国の安保法案を巡っては「多数派の横暴だ」なんて論調がありましたが、
議会制民主主義の「議論」や「意思表明」が行えない埼玉県議会こそ、
もっと大きな問題を抱えているのです。



もちろん、4月の県議選でこの状況を選んだのは他ならぬ県民です。

また私も選挙で選んでいただいた議員1人であることは忘れていけません。
そのため、多数決で物事が決まることは否定しません。



だからこそ、この問題は、
今回当選した議員で議論をし直さなければなりません。

だからこその抗議文でした。


議員構成が変われば状況は変わるかもしれませんが、
県議会選挙はあと4年ありません。
選挙を通して埼玉の議会政治を変えることはできないのです。




しかし、知事選は今、まさに真っ只中です。

一党独占状態の県議会自民党に担がれてきた候補が選ばれたら、
二元代表制の両方が一層独善的な状況になりかねません。




その意味でも、知事は埼玉県議会自民党とも
距離を保てる人物でなければなりません。

その適任は「上田清司」を他においてありません。




どうか皆さまの更なる支援を上田知事へとよろしくお願いします!




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