井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2013.09.06
こんにちは。

夏は議員にとって、学びの夏だと思っています。
会派や委員会、そして自身で多くの視察に行っています。

そのうち、常任委員会の視察である

・福岡市 「新西部水処理センター」
・豊後高田市 「昭和の町」
・日田市 「かわまちづくり事業」
・東九州自動車道 建設現場

は既にチラシに掲載させていただいたので省略させていただきます。



今日からは県土都市整備常任委員会の視察について
ブログで紹介したいと思います。


=境川遊水地 (県立境川遊水地公園)=


この境川は、横浜市と藤沢市の境を流れる川で
その治水対策として遊水地を整備。

そしてその遊水地をただの空間とするのではなく、
県営の公園とする整備を行っているので
それを見に行ってまいりました。



会場となった情報センターでは、
松ぼっくりを使って埼玉県の県旗を模した飾りを
作ってくれていました。




さて、実際にはどのような整備かというと
上の写真の左側が「川」です。

そして、右側の水たまりがビオトープで
川が溢れた時の最初の水の受け皿になります。

そして、写真の右奥には野球場やテニスコートがあり、
ビオトープでも受けきれなかった場合、ここに流れ込むことになります。



溢れるとこのような感じになります。


この遊水地を整備したおかげで、
整備後はここより下流で川の氾濫はないそうです。


ただやはり、一度遊水地に水が溢れると
川の氾濫は抑えられますが、それを使える状態に戻すには
期間で1か月、予算では1000万円~2000万円ほどかかったそうです。

過去5年間では、
1次池(=ビオトープ)まで流れ込んだのは1年間で3回程度。
2次池(=野球場やテニスコート)まで流れ込んだのは1年間で1回程度だそうです。


川の氾濫を抑える効果を高く評価しつつ、
あとはこうした維持管理費をどう見ていくか・・・でしょう。


ただ、こうした一体整備を行うことで国の補助も多かったと聞きました。

全国でも珍しいこの取組を視察できたことは、
非常に良い機会となりました。

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