井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2024.03.14
私は日頃から、信号や道路状況に目を凝らしています。

その中でも、「この信号、市内で一番暗くて目にくいんじゃないか?」と感じていたのが、ベルク西大和店の入り口とコンフォール西大和4号棟を結ぶ横断歩道に付いている歩行者用信号です。

先日、SNSでもお声が寄せられましたし、ここを渡って通う小・中学生やベルクでお買い物する高齢の方からも「晴れた日で太陽が当たる(もしくは逆光)と、全く見えなくなってしまう」との声をいただいていました。








県警は定期的に信号機のチェック・更新作業をしていますが、こうした声があると、その優先度が変わっていきます。

実際にLED化されて、こんなにも違うか!!!というくらい見えやすくなりました。









さて、そんなワケで昨日も新たに「暗いかも」と感じる箇所がありました。地域の方の声なども聞いて、必要に応じて県警と交渉したいと思います。




2024.03.14
前回に続いて、市民の方から直に聞かれた質問です。

その方は、これまでに傍聴にも足を運んだことがある、議会にも詳しい方からの“通”な質問です。


まず『一般質問』とはなんぞや?から少しご説明しますと、議案に関わるか否かに関わらず、より広く市政全般を課題として取り上げて、「質問」や「提案」することが出来る機会です。


市議会や町議会だと毎定例会に出来るので、年4回チャンスがあり、希望すれば毎回質問に立てます。


一方、約90名議員が居る埼玉県議会の場合は、希望者全員がやる…って訳にはいかないので、1定例会ごとに15人と決めています。(代表質問が行われる2月定例会は9名に減ります。)


定例会の無い期間に市民から寄せられた声や視察や調査で得られた見識を活かす場面ですし、議員の力量も大きく出る場面なので、議員は総じて力を入れたいところです。


しかし、それ以上に大事なのは、議案の審査のための本会議や予算審査です。


今回、退席騒動で約2週間空転したため、議案審査でいっぱいいっぱいで委員会審査も、やっと今日(3月14日・木)に終わったと聞きます。


一般質問を無くすなんて…ていうお声もあるかもしれませんが、和光市議会でも前例があります。



それは、2011年の出来事です。


私が和光の市議会議員4年目だった時に、東日本大震災は発生しました。


同じく予算を審査する3月議会が開催中で、委員会での審査は終わり、4日間の一般質問ウィークに入った2日目のことだったと記憶しています。


私はその時、4日間の初日に質問を終えた状態でした。

2日目も予定より早く進行して、その日の登壇予定者は全て登壇し終え、その日の議事は全て終え、議事堂の廊下に居た時、午後2時46分の地震が起きました。


・・・そこからのことはまたお話しする機会があるかと思いますが、その状況を踏まえ、日を改めて開催された議会運営委員会で「予算や議案を通すことが大事だ。残りの一般質問は取り下げることにしよう」と決しました。


当然、皆、一般質問の準備もしていました。私は質問をやり終えていたので、まだ質問をしていない議員の意向が優先されるべきとの思いでしたが、皆、そのことに了承しました。


議事堂と本庁舎を結ぶ渡り廊下に在る、電気もつかない薄暗い全員協議会で行われたその日の議会運営委員会の光景は13年経っても忘れることはありません。



さて、冒頭の質問に戻りますが、今回の空転の原因は自然災害ではありません。


自分たちで作り出してしまった時間的切迫ですので、それをどこかで調整することや日程の一部を諦めることは、私は仕方ないと思います。


少なくとも、「1日の日程を延ばして夜遅くなってもいいから全員やるんだ」と主張は、(それに対応する執行部・職員が大勢居ることは以前書きましたが)随分な要求だと思います。


相談者の方がこの感覚をお持ちだからこそ、私に寄せられた質問だと思っていますし、私もその方と同じ感覚でおります。


とはいえ、最終的に決めるのは、これまた議会ということになるので、この感覚と異なれば、また違った結論になりますので、今後を共に見守れたらと思います。


(写真は県議会の一般質問登壇時のもの)






2024.03.13
連日、様々な角度から情報発信されている和光市議会の空転問題。

退席していた13名の議員も議場に戻り、審議は正常化した…かに思われました。


しかし、その余波は当然大きく、特に予算の審査・一般質問の実施といった議会運営にしわ寄せが生じており、日々調整を続けていると聞いております。





特に、昨日・今日と行われている予算審査のための委員会では、本来は夕方にまで終わるのが一般的な和光市議会において珍しく、夜の7時半頃までやっていた、とのことです。


一般的に地方議会では、会議規則などで発言回数や発言時間を制限して極端に長くならない工夫がされています。ですが、そうしたルールを守りながらも、質疑が活発化して延びるならば、むしろ良いことだと思います。


その他、埼玉県議会でもコロナ禍の臨時議会では、1日で「上程」から「本会議質疑」「委員会審査」「委員長報告」「討論・採決」までを1日で終わらすため、朝10時から夜10時過ぎまでやっていたことあります。


お隣の朝霞市議会も、「総括質疑」の日はいつも夜9時頃までやるのが通例になっているそうで、遅くまでやるのがいけない…とかそんなことはありません。


また、不規則発言があったり、会派内で賛否が割れたりすると、議事の調整に時間を割く必要があり、議会は延びることもあるので、延びる=悪いことではありません。


但し、今回ご質問いただいた「和光市議会空転によって議事日程が大幅に変わり、しわ寄せが生じ、議事日程を詰め込んだため、夜遅くまで議会が延びた」というケースは、上記とは異なり、本来避けることが出来た超過勤務だとは思います。


その上で、冒頭の「Q」に対して、実際に請求できるかというとなかなか難しい話ではないかと思います。


本気で請求するなら「訴訟」という方法もありますし、議会の在り方を問う…という意味では「解散請求」という方法は在り得ると思います。


ただ、いずれも準備も労力も膨大です。


なので、まずは2週間ぶりに本会議が開かれて、それで一件落着ではない。 私が最近よく口にする “大いなる力には大きな責任を伴う” の意味を多くの市民の方にも知っていただくことが大事だと思います。


埼玉県議会は90名のうち、約3分の1が予算特別委員会のメンバーとなり、その30人で審査をしますが、和光市議会は全員が予算の審査に関わる仕組みになっています。


退席した議員も含めて委員会の議案や予算を審査する過程でしっかりと市民のための質問・発言をしてるかをチェックするのが良いかと思います。


ご質問いただいた方への十分なお返事なったかは分かりませんが、今、お答え出来得る返事を書かせていただきました。
2024.03.11
2024年の本日は、議会は(予特の委員ではないため)、14時46分、ひとり黙祷を捧げました。

震災当時、和光市消防団の皆さんは、電気が途絶え、点灯しなくなった信号機の代わりに、道に立って徒歩帰宅する帰宅困難者を誘導するなど、安全のために大きな役割を果たしてくださいました。

住民の入れ替わりが多い和光市では、そのことを知らない市民の方も増えたかもしれません。

消防団の皆様の支援になるように、今日から始まった予算特別委員会でも審査が進んでいく予定です。


さて、話は変わりますが、その和光市消防団で長年活躍された田中明さんが昨年秋の叙勲で「瑞宝双光章」(=社会・公共のために功労がある者に授与される勲章。)を受賞されました。

昨日はそのお祝いに出席させていただきました。




消防団の団長として、というだけでなく、永く和光市の「行政相談委員」としても務めていただいていて、市民と行政の架け橋として、市議とはまた異なる角度から市民の相談を行っていただいています。


本年度は明日の3月13日が最終開催日となります。


私にも県に関わる課題について「何とかならないか?」と田中さんからご連絡をいただいたこともあります。


これまで500件を超える相談を受けたと…昨日の祝賀会で紹介されたのですが、そのうちの何件か関わることが出来ました。それも光栄に感じています。


ちなみに、祝賀会は300名を超える参加があり、盛大に開催されました。






田中明さんの益々のご活躍・ご健勝をお祈り申し上げます。





2024.03.11
本日で東日本大震災から13年が経ちます。

埼玉県議会は今日から予算特別委員会です。議事堂の表には半旗を掲揚することとなっております。

さて、本年は元旦に能登半島地震が発生しましたが、私の住むエリアに新たに立ち上がった地区社協では、その発生する前…昨年の秋頃から、防災への取組を積極的に進めてきました。


ひとつは防災備品の整備。

特に私の阪神大震災の時の経験から「トイレ」の重要性を防災部会で提言し、整備に動き題しました。“自治会”としても備蓄は進めていますが、自治会の枠を超える支援が必要な時にも備えようということで、可能な範囲で歯配備を進めています。




もうひとつは安否確認訓練です。

また、「災害時に自治会からの情報発信・安否確認には何が有効か?」ということから「スピーカーを使って部屋の中にいる団地住民に声は届くか?」「無事ならベランダで『
‍♀‍♂』ってしてもらえるか?」という訓練を行いました。


想像以上に多くの方が協力してくれて、実りある訓練となりました。これまでの避難訓練・防災訓練とは異なる方法の模索もアリだな、と感じました。


これからも地域の一員として、命を守るために出来る備えを進めたいと思います。
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