井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2025.04.11
駅立ちしてると急に雨が降り出すことがあります。
チラシが濡れるので
「あっ、雨だ
」と思って、中止して、
帰宅すると、止んでる

チラシが濡れるので
「あっ、雨だ


帰宅すると、止んでる


…まさに今朝の出来事でした。
さて、昨日(4月10日・木)は、
広沢小学校地区社協を代表して、
『地区社会福祉協議会 代表者会議』に出席しました。
理事・評議員の選出といった議事と、
各地区社協の報告や課題共有を行いました。
また、その中で、5月3日(土・祝)に開催される
社協法人化45周年記念講演についても紹介がありました。
和光市とも縁の深い元・厚生労働事務次官の村木厚子さんの講演で
テーマは「私たちが創る地域共生社会」です。
社協の職員さんによると、結構多くの方が
「当日でも、きっと空いてるだろ、予約までせんでも、
当日ふらっと寄って入れそうなら入ってみよう。」
と思ってる方もいらっしゃるようですが‥‥
実は、昨日時点でも結構埋まってるそうです!
250名の定員に対して、既に183名が申し込みされているそうです。
ですので、聞いてみようかな?と思っている方は、是非ご予約を。
詳しくは下記からご確認ください。
2025.04.08
和光市内では
午前中に小学校、
午後に中学校の入学式が行われました。
午前中に小学校、
午後に中学校の入学式が行われました。
新入生の皆さん、そしてご家族の皆さま、おめでとうございます


校庭の桜も残り、多くの花が咲きほこる春の良き日、
良い新生活のスタートになりますように。
2025.04.03
3月30日、埼玉県内高等学校連携有志の皆さまが中心になって実施された『春の共学化反対ウォーキング』に私も参加してきました。
県や県教委に別学を残してほしいという“想いを伝えたい”のは勿論ですが、参加してる方々にお会いして「別学を残して欲しい!」という真剣な“想いを肌で感じたい”という思いもあった、今回も参加しました。
実際に参加してみて印象に残ったのは、やはり現役の高校生が先頭に立って声をあげていたことです。
そして、浦和駅周辺を歩いていた人にも、手を振って応援してくれる人もたくさんいたことです。
浦和には、浦和高校や浦和一女といった別学校があるので、地元のこととして捉えて応援してくれる方がいるとも思いますが…、当日は日曜日の浦和です。浦和とは全く関係ない方も大勢居たと思います。
そのような中でも、『春の共学化反対ウォーキング』に参加している皆さんに対しては、好意的な目が向けられているように感じました。
ウォーキングを終えて、SNS等でも多くのメッセージもいただきました。
その中で
「おかしなことを押し通している側ではなく、影響を受ける側がさらに無駄な労力を強いられるって、全くもって理不尽です!」という趣旨のご意見をいただきました。
本当に、その通りだと思います。
今回の共学化を巡る問題の発端となった「別学は女性差別だ!」として、苦情を申し入れた人は、県庁に足すら運ばず、郵便で済ませています。
しかも、その郵便というのが、文字の上手い下手は個人差があるので、ことさら強調しませんが、それでも“とても丁寧・心を込めた”…とは言えない、殴り書きのような申出書です。
その後の記載の不備を確認する際も、県庁職員との連絡は電話で行われるなど、ようは県庁に来ることすらしていないのです。
一方で、その苦情1件で、自身の通う学校・通った学校・見守っている学校を「共学化」に持っていかれそうになり、生徒・OB・地域の方はそれを止めてほしいと署名を集めたり、その署名を届けに県庁に来たり、そして、今回のように県庁に集って「ウォーキング」をしたりと、大きな労力を求められています。
あまりに理不尽だと思います。
どうかこの理不尽が解消されて、県教委に参加者の“想い”が届くことを願い、私はこれからも応援しています!
私も引き続き、議会等の場で別学維持を訴えたいと思います。
2025.03.23
さて、今朝、投稿した【シリーズ「県立高校共学化を巡る議論」その≪29≫】で私は、
・共学化方針の撤回を求めて寄せられた県民コメントへの県教委の回答はほぼゼロ回答だった。
と綴りました。
それは、まだこの先、県教委が「アンケートや地域別での意見交換、有識者からの意見聴取などを実施」するとしているからです。
また、令和6年10月18日に施行された「埼玉県こども・若者基本条例」でも、「こども・若者の意見が尊重され、最善の利益が優先される社会」が謳われているからです。
さて、この「埼玉県こども・若者基本条例」の趣旨を具体的に県の事業として進める上で、県は「埼玉県こども・若者計画」を定めることになりました。
その議案が私2月定例会の議案として挙がってきました。
この計画は、「埼玉県こども・若者基本条例」が令和6年10月18日に施行されたことを受けて制定するモノですが、簡単に言えば、実はこれまでも似たような計画があり、
◎「埼玉県子育て応援行動計画」(令和2年度~令和6年度)
◎「埼玉県青少年健全育成・支援プラン」(令和5年度~令和9年度)
を統合して新たな計画として作るものです。
他にも、県の最上位計画の『5か年計画』の中間見直しもあり、それらを一緒に審査するための特別委員会を設置し、会派「無所属県民会議」からは私と金野議員が審査を行う委員の一人となりました。
その中で、私が取り上げたのが、計画の肝であり、冒頭に記された次の部分です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【将来像1】 こども・若者の意見が尊重され、最善の利益が優先される社会
=施策の柱=
1 こどもの権利擁護、意見の反映
=具体的施策=
(1)こどもの人権が尊重される社会環境づくり
(2)こども等が意見を表明する機会の確保
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
この記載や方向性はとても良いと思っています。
一方で、今回の県民コメントを「(不満のある人たちの)ガス抜きにしか思えない」という声もあがっているように、この記載を単なるガス抜きや「意見を聞きましたよ」「県民から声を聞きました感」を出すためのアリバイ作りのようなモノであってはならないと考えています。
この点について、特別委員会で取り上げ、次のようなやりとりを行いました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(井上質疑)
●2ページ目、将来像の中の1、こども・若者の意見が尊重され最善の利益が優先される社会、その実現というところについて、伺います。
●私はこれは非常に大事なことだというふうに思っている。これまで各委員から意見ありましたけれど、どういうテーマであるとか、どういう分野について、例えば、これから進められる『こども会議』をやるのかとか、アンケートを取るのかといった「テーマ設定」をどう行われていくか。
●そこに、この「こども計画」の大事なところがあると思っています。
●先程より、「庁内の関係部署が横断的に(計画を実行する)」っていう話がある中で、どういうふうにテーマ設定をしていくのか、確認させてください。
(こども政策課長 答弁)
〇例えばですけれども、来年度予算に計上し、実施したい「こども会議」について申し上げますと、こどもたちから意見をいただきたい、県のこども施策のテーマについて、庁内から広くまず募集します。
〇どうやったらこどもたちから意見をいただるか、ということをお子さん、こどもたちに聞いたりとか、あるいは、どんな居場所があるといいですか、これらはあくまで一例ですけれども、そういった形で広く庁内の施策においてこどもたちの意見を取り入れたいと思うものについては、募集して設定したいと考えております。
〇ただ、こちら側がこうだというふうに決めて、これが欲しいからとテーマを設定するということで決めるだけではなくて、こどもたちが意見を伝えたいテーマを自由に考えるということも大事であると考えておりますので、こどもたちから提案されたテーマを取り上げることも想定をしております。
(井上 再質疑)
●テーマ設定について、特に私が大事だなって思うのは、この分野・このテーマについては、『今、僕たち・私たちの声が反映されてないよ』って思ってるものに声が届くようになることです。
●「自分(子ども・若者)たちの声が反映される」ことは、それは「意見を言えた」っていう経験を得るという意味だけではなく、県政が「これまで見落としていた部分を気づける」っていう意味でも重要だと思っています。
●先ほど、(他の委員のやりとりの中でも)、県にとって耳が痛いこともしっかり聞いていくみたいな答弁もありました。
●例えば今、こどもたちから県の施策で「その方向性でで合ってる?そうじゃないんじゃないの?」って疑問の声上がってる施策っていくつかあると思うんですよ。
●例えば、県立学校の共学化の問題とかでも教育委員会の出した方針とこどもたちの声っていうのが違っています。
●先ほど耳が痛いっていうような表現もされていましたけれど、反映しきれてないってこどもたちが感じているテーマにこそ、こどもたちの声を聞く、そういう機会を私は設けていくべきだと思うんです。
●そのために、これから部局横断的にいろいろ(テーマを)集めていくとか、そのようなプロセスもあるというお話でしたが、先ほどの1回目の答弁にも、声を聞きたいものだけを集めていてはよくないっていうような発言もありました。
●私が感じている認識(=子ども・若者の意見と乖離したテーマこそ県は積極的に声を聞くべきという考え)は、執行部とも共有できているとは思うんですが、その点について再度確認をさせていただきます。
(こども政策課長 再答弁)
〇テーマ設定についての再質問にお答えします。
〇おっしゃるとおりで、こどもたちが、聞かれていないというか反映されてないというか、今までそういった聞いてこなかったけれども、声を聞く必要があるもの、こどもたちのニーズがありそうなモノを、こどもたちからも引き出したいということも考えております
〇けれども、やはりその庁内に広くこういったテーマを募集するにあたっては、そもそもこども施策、すいません、こどもの視点を県政に視点、意見をいただいて反映するっていうこと自体、これから広がっていくというかまだ始まったばかりなので、考え方とかそういったことも今後伝えつつ、井上委員の発言のそういった趣旨も含めてですね、テーマを募集していきたいと考えております。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
長ったらしくて申し訳ありませんが、私が今回の「こども・若者計画」の「こども・若者の意見が尊重され、最善の利益が優先される社会」という記載を巡って審査を通して言いたかったことは
◎県にとって都合の良いテーマばかり集めるな!
◎今、こども・若者の意見(感覚)と、県の方向性が乖離している施策をテーマに取り上げることから逃げるな!
(具体的には、共学化問題はまさにそれだからな。)
ということです。
それについて、今回のやり取りである程度、釘を刺せたと思っています。
ですので、実際に取り上げられるまで、私はしっかり注視し続けたいと思います。
2025.03.23
先週も、県立高校の共学化を巡る議論を特集した「配るホームページ第87号」を駅立ちで配ってきました。
市民の皆さまにも少しでも関心を持っていただければと思っています。
『 「魅力ある県立高校づくりの方針(案)」に対する御意見と県の考え方 』を公表しました。
提出者数︓432名(個人413/団体19)
意見件数︓597件
という、過去の県民コメントではあり得ないほど、多くの方が声を寄せてくれました。
一方、これに対して、
A 意見を反映し、案を修正したもの 2
B 既に案で対応済みのもの 21
C 案の修正はしないが、実施段階で参考とすることとしたもの 36
D 意見を反映できなかったもの 528
E その他 10
意見総数597
という結果でした。
【意見を反映できなかったもの 528件】のうち、多くが「共学化の方針は削除すべき」という声でした。
ひとつ補足すると、県がどういう分野であれ、この手の県民コメントをやると、反映されるケースは決して多くありません。多くの意見が「B 既に案で対応済みのもの」や「C 案の修正はしないが、実施段階で参考とすることとしたもの」や「D 意見を反映できなかったもの」に分類されることがほとんどです。
ただそれでも、今回のように県民からこれだけ多くの意見数が届きながら「意見を反映できなかった」とするケースはほとんど見たことがありません。
県民コメントを出すことがどれだけ大変かを鑑みれば、この「数」自体を県教委は無視してはいけないはずです。
※過去これだけ反対が集まった事例は(正式には議会のいち会派による県民コメントなので、同列には語れないですが)自民党議員団が「LGBT条例」を出した時くらいです。
※結果、寄せられた意見数すら公表せず、多数で成立してしまいましたが。。。
私は、寄せられた各意見に目を通しましたが、よほど寄せられた声のほうが理論的だと感じました。時間を掛けて綴ったのが分かる意見が沢山ありました。
だからこそ、それらが届かなかったという、この結果を残念に思う方も大勢いらっしゃると思います。
ただ、どうかこれで「私たちの声は県に届かないのか…」と諦めないでください。
この先、県教委は、まさにこの県民コメントの『回答』にも載っているように「アンケートや地域別での意見交換、有識者からの意見聴取などを実施」するとしています。
私も諦めておりません。
先日、「こども若者計画」策定の審査でも、県民の意見聴取の在り方について取り上げました。
次回(なるべくすぐにアップします)は、この審査内容をお話しできればと思います。
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