井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2024.03.11
2024年の本日は、議会は(予特の委員ではないため)、14時46分、ひとり黙祷を捧げました。

震災当時、和光市消防団の皆さんは、電気が途絶え、点灯しなくなった信号機の代わりに、道に立って徒歩帰宅する帰宅困難者を誘導するなど、安全のために大きな役割を果たしてくださいました。

住民の入れ替わりが多い和光市では、そのことを知らない市民の方も増えたかもしれません。

消防団の皆様の支援になるように、今日から始まった予算特別委員会でも審査が進んでいく予定です。


さて、話は変わりますが、その和光市消防団で長年活躍された田中明さんが昨年秋の叙勲で「瑞宝双光章」(=社会・公共のために功労がある者に授与される勲章。)を受賞されました。

昨日はそのお祝いに出席させていただきました。




消防団の団長として、というだけでなく、永く和光市の「行政相談委員」としても務めていただいていて、市民と行政の架け橋として、市議とはまた異なる角度から市民の相談を行っていただいています。


本年度は明日の3月13日が最終開催日となります。


私にも県に関わる課題について「何とかならないか?」と田中さんからご連絡をいただいたこともあります。


これまで500件を超える相談を受けたと…昨日の祝賀会で紹介されたのですが、そのうちの何件か関わることが出来ました。それも光栄に感じています。


ちなみに、祝賀会は300名を超える参加があり、盛大に開催されました。






田中明さんの益々のご活躍・ご健勝をお祈り申し上げます。





2024.03.11
本日で東日本大震災から13年が経ちます。

埼玉県議会は今日から予算特別委員会です。議事堂の表には半旗を掲揚することとなっております。

さて、本年は元旦に能登半島地震が発生しましたが、私の住むエリアに新たに立ち上がった地区社協では、その発生する前…昨年の秋頃から、防災への取組を積極的に進めてきました。


ひとつは防災備品の整備。

特に私の阪神大震災の時の経験から「トイレ」の重要性を防災部会で提言し、整備に動き題しました。“自治会”としても備蓄は進めていますが、自治会の枠を超える支援が必要な時にも備えようということで、可能な範囲で歯配備を進めています。




もうひとつは安否確認訓練です。

また、「災害時に自治会からの情報発信・安否確認には何が有効か?」ということから「スピーカーを使って部屋の中にいる団地住民に声は届くか?」「無事ならベランダで『
‍♀‍♂』ってしてもらえるか?」という訓練を行いました。


想像以上に多くの方が協力してくれて、実りある訓練となりました。これまでの避難訓練・防災訓練とは異なる方法の模索もアリだな、と感じました。


これからも地域の一員として、命を守るために出来る備えを進めたいと思います。
2024.03.10
前回、議員の責任の重さを表す意味で「With great power comes great responsibility.=大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を紹介しましたが、今回はこの言葉です。


ひとつ現場の事例を交えつつ、新たな私が自分に言い聞かせている「議員の矜持」をお話ししたいと思います。


写真は、南大和団地の南側を通る『越後山通り』の「ヤオコー和光南店」の前の現状です。





実はこの箇所、車道のアスファルトが波打ち、特に歩道寄りの部分はアスファルトが流れ出たように凸凹になっています。















先日、地域の方から「この箇所を自転車やバイクで走ると、デコボコしてて危ない。なんとか対応を出来ないか?」と相談をいただきました。


この相談を受けて、和光市役所と調整に動きました。その結果、市が「注意喚起の三角コーンを設置する」というように動いてくれたわけですが、私からの相談まで、市役所の都市整備部がこの状況を独自に発見できた訳ではありません。


市役所も独自に道路パトロールや相談対応をしてくれていますが、なかなか市役所に連絡しずらい…という市民の声を、場合によっては職員より先に把握するような=「職員」よりも詳しい「議員」になれ。と自分に言い聞かせています。


また、この道路には構造上に課題があります。


端的に言えば、交通量・通行する車の荷重に比べて、道路路面構造が弱い…ということです。


このことを詳しく私に教えてくれたのが、市議会議員時代の同じ会派の先輩議員です。


その方は、市内の特徴ある市道の断面図を把握していて、この越後山通りの断面図を示して、交通量に対して、構造が弱い現実を教えてくれました。


市役所の職員は、その分野についてそれぞれ専門性を誇りますが、それにも勝る知識を、積極的な調査・勉強・研究で身につけていました。


「職員」よりも詳しい「議員」になれ。


私が先輩から教わった「議員の矜持」です。


ちなみに、この先輩は道路だけでなく、福祉・財政・環境・ゴミ問題・教育など幅広い分野の知識を持っていて、多くのことを教えていただきました。(その方は政治家は引退していますが、今もお元気です。)


議員にとっては(議員に限ったことではないですが)

・良い先輩、勉強熱心な先輩に巡り会えるか?

・どの先輩についていくか?

も大切なことだなぁと…と、最近、とてもよく考えさせられます。


なお、冒頭の越後山通りですが、現在、令和5年度予算で、その付近のところまで路面補修工事が行われています。


肝心の箇所は、令和6年度予算が成立したら、補修工事が実施できるかも、と伺っています。


和光市議会の空転で予算審査が止まっていました。


こうした危険箇所の改善のためにも(限られた審議時間になることとは思いますが)、慎重審査の上で予算成立することを願っています。


付け加えるなら、なぜ工事からそんなに時間が経っていないにも関わらず、あんなに波打っているのか、その工事施工は責任をしっかり果たしたのか、を議会にはしっかり検証してほしいと思います。


今日紹介した私の先輩なら……きっと徹底的に追求したと思います
2024.03.08
埼玉県議会は本日、各特別委員会が開催され、私は所属の『経済雇用対策特別委員会』での質疑に参加しました。今日のテーマは雇用情勢の現状です。

「単なる現状確認の質問で終わらず、そこから課題を指摘し、改善に繋がる提言が出来るか?」 それが議員の腕の見せ所であり、それを実現するべく調査を行うこと― それが私が議員として心がけていることの1つです。

今日の経済雇用対策特別委員会には、執行部から、雇用対策に取り組む産業労働部のほか、介護分野や建設現場に絞っての話もテーマに関わるため、福祉部や建設部からも職員が出席し、答弁者席には約50名程度の県職員が並んでいます。
(こんなに必要か?という議論もありますが。)


行政により差はあれど「議会に対応する」とは、これくらいのことを指します。

だから今回の退席騒動で和光市議会が「空転した」…と言いますが、和光市の市長や答弁者として名を連ねる各部長さんは「議会がある」という前提で毎朝を迎え、始まってみたら退席で延会…を繰り返した…ということになります。

部長さん以外にも、答弁で助言が必要になったとき用に職員が裏でスタンバイしています。

議会が進み出したされたとはいえ、それくらい準備が大がかりなものが、一部の議員のアクションにより数日流れたんだ…いうことを市民もしっかり知ってもらえたら…と思います。


「With great power comes great responsibility.」

(大いなる力には、大いなる責任が伴う)


この言葉は、映画「スパイダーマン」(一番最初に作られた「スパイダーマン」の第一作目)に出てくる名言です。

驚異的な力を手にした主人公ピーター=パーカー(スパイダーマン)に、育ての親である叔父のベン=パーカーが主人公に語るセリフです。

私は、これを議員である自分に言い聞かせています。


議員の行動・発言・質疑・判断・議決にはとても重みがあります。

政治は、人の人生を救うことが出来る反面、人の人生も大きく変える影響を持っている。

また、数さえ集まれば、議会において、より大きな行動・発言・質疑・判断・議決ができます。


あくまで私が自分に言い聞かせている言葉ですが、現在、国政・県政・市政を問わず、市民に胸を張れない政治の話題が多い中なので、こうした認識がもっと共有されていけばと願うばかりです。

そういう意味では、添付のURLを見てほしいのです。


和光市のHPには日々、和光市議会の動きが報告されているのですが『本会議(3月11日)の開催予定及び進捗状況について(3月7日)』というタイトルで


・誰がいつまで退席しているか?
(=誰がいつから出席しているか?)


が分かるように議長名で報告されるようになりました。






議員が「大いなる責任」をどのように果たしているか? を 市民が知る意味でとても良いことだと思います。


※この「議員の矜持」シリーズは、少なくともあと1回、続きます。


2024.03.06
先日、少年野球の開会式で市議会議長さんと始球式を行った、という話をしましたが、現在、大きな注目を集めている和光市議会の空転問題のボール(=判断を下すべき人)も、今は議長さんにある、ということになります。

新聞記事にあるように、市長はこれまでも「催告」を議長に要請していました。

議長がこの「催告」を発令すれば、例え欠席者(ボイコット者)が居ても、来た人だけで議会が開けるのです。

でも、口頭での要請では議長は動き(動け)ませんでした。この方法を使わずに事態を収拾することを望まれたのだと思います。

それでも、動きは置きませんでした。議員が催告に従わなかった…のではなく、そもそも議長が催告を実施しませんでした。

そこで、市は、しっかりと文書で要請する形をとりました。




既にその文書は議長に渡ったにも関わらず、それでも、まだ「催告」は発動してません。


発動できるのは議長だけです。なので、ボールは議長にあります。もちろん勝手にボールを投げることはしないでしょうから、欠席をしている方々に「投げていい?」と確認することになるでしょう。


今日ボールが投げられなかった…ということは「投げられては困る」…という声が大きかった、という証左だと思います。

明日(3月7日)はこのボールが投げられるのか?

はたまたボールを投げる以外の方法で動きがあるのか?

現状はこのような状態です。
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