井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.06.18

こんにちは。


昨日、6月議会が閉会しました。
結果を先にお伝えすると、全ての議案が成立しました。

この6月議会は議案の数も多くなく、
その上、委員会に付託することなく、
多くの議案を初日に採決していたので
(参考)
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/707/

最終日は「補正予算」
「勤労福祉センター(=アクシス)の条例改正」
を採決しました。

こちらもご覧ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_7330/_9076.html



「勤労福祉センターの条例改正」の主な内容は
指定管理者制度を導入できるようにするための条例変更です。

今回の条例改正は、「導入出来るようにする」ための
条文変更なので、今後、具体的な指名がされ、
それを議会が承認すれるまでは直営です。

※23年度から導入予定。



その他、

私が紹介議員を務めた請願も無事成立、
意見書の提出が決まりました。

「UR賃貸住宅の居住者の居住の安定に
関する意見書に関する請願」



そして、同じくURに関する

「UR賃貸住宅への定期借家契約制度の導入を
行わないことを求める意見書の提出に関する請願」


 
も成立です。

この「定期借家契約」に関する請願については、
最終日の採決前に討論も行いました。
※下記参照。


これからも、
市政へ声を届けるだけでなく
国や県、関係機関に対しても
住民の声を届けていきたいと思います。




◆請願1号に対する討論
 
 請願 第1号、「UR賃貸住宅への定期借家契約制度の導入を行わないことを求める意見書の提出に関する請願」について、市民建設委員会での結果は「可決」ですが、私はその報告に対して賛成し、請願に賛成の立場で討論を致します。

委員会の審議を通して、この「定期借家制度」の持つ課題や、請願者の方の想いは多く語られたと思っておりますので、私が最も訴えたいことのみ、述べさせていただきます。
 
 URの文書によると、UR側の進めようとしている定期借家契約は、「新規契約」…さらに詳細に言えば、新規の「空き家入居者」を対象としています。

そのため、現在の入居者は適応外…としているのですが、例えば、和光市が、足腰が不自由になった高齢者の福祉目的で行なっている「階下住み替え制度」での移転がかなった方にも、「空き家に移った」と見なされ、適応される、という制度設計になっています。

また、団地再生・再編で一部建て替えの対象となっている西大和団地にとっては、この制度が導入されることは、建て替え後に戻ってきた際には、定期借家契約に基づいて住み始めることとなり、仮住まい住居への一時移転、そして、再び戻る…という大変な思いをしたのちの生活が、原則5年…という契約期間で始まるということになり、住まいの安心に与える影響は、深刻なものとなります。

こうした事態を生みださぬよう、定期借家契約を導入しないことを求める請願者の想いに賛同し、私はこの請願に賛成致します。
 



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