井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.04.17
こんばんは。

今度の6月議会は、6月5日(木)~ ではないか?と言われています。
(通常、第1週目の木曜日からなので。)

一般質問については、
12月&3月議会は「持ち時間40分」ですが、
6月&9月は「持ち時間30分」です。

テーマ数も内容も、上手に絞らなければなりません。


その中で、私が既に取り上げることを決めているテーマがあります。
それが、「予算について」です。

予算は、毎年3月議会で審議されます。

しかし、実際には秋口くらいから、市役所内部で調整が行なわれていて、
「これで行くぞ!」というものが議会に上がってくるわけです。


これが普通です。


・・・しかし、「進んでる自治体」では、この審議途中の暫定的な予算“案”
インターネットで公開して、市民から意見を募るのです。(=パブリックコメント

こうした

①市民の声を予算に反映させたり
②議会として予算説明会を開催したり
③予算書をより見やすいものにしたり (=算定根拠などが詳しく載っている)・・・etc

といった取り組みを広げることを「予算改革」と言います。

この予算改革について、質問をしたいと思っています。


どういった切り口で一般質問を組み立てるかはまだ未定ですが、
この間、私は

〇 3月29日 予算改革をはじめよう in法政大学
〇 4月12日 練馬区の「よくわかる予算 学習会」

といった関係する勉強会にも足を運んできました。


自分たちの納めた税金の使い方を決めるのが予算です。

和光の「予算改革」を進められるように頑張ります。



  




2008.04.11
こんばんは。

昨日に続いて、議事運営委員会(=略して議運)の報告をします。

※昨日から内容が続いています。まずは、昨日のブログ
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/298/ を先にご覧ください。


今回の主な議題は、
① 3月議会の結果報告を載せる「議会だより」の編集会議
② 議会改革について
で、①については、昨日のブログで報告をしました。


そこで、今日は ② 議会改革  について報告します。

・・・・・・・・・・・・・・・

議会改革は、

・より市民に開かれた議会のために
・より市役所をチェック機能を強化するために

といった目的を実現するために、今、全国の自治体で取り組まれています。
・・・つまり、現状ではまだまだ足りないところがあるということです。

議運では、各会派からテーマを持ち寄り、
そして、月1ペースくらいで話し合っています。


今回の主なテーマは「インターネット中継」の実施について、です。

東京都内の区議会などでは既に実施されています。

この導入の目的は、
議場に傍聴に行かなくても、議会でどういう議論がなされているか
市民が見ることができる
、ということです。


先に、今回の議運での結論をいうと

「前向きに検討し、先進事例の研究を行う」 です。


議会は平日の昼間行なわれます。
ですので、その時間帯に時間の取れる方しか来れません。

そこで、インターネット(及びケーブルテレビ)で、
議会の内容を見ることができるようにすれば、市民の皆さまも

・議員がどんな質問を行なっているか?
・それに対して、市がどういう回答を行なうか?

をチェックできます。


どの会派も反対という姿勢は取りませんでした。


但し、

Q1、導入するのには、システム整備にどれくらい費用が掛かるのか?
Q2、どれくらいの需要が見込まれるのか?
Q3、生中継(=リアルタイム発信)にするのか、翌日発信にするべきか?

など、明らかにしなければいけない点があります。


例えば、Q3
は大切な論点なのです。

実際の話、リアルタイム発信のほうがいいに決まっています。


しかし、

万一「不規則発言」があった場合、どうするか?
      (例:誤った認識での発言や不必要に個人名が上がった場合など)
で、意見が割れました。


私自身は出来る限り、リアルタイムに近いのが理想だと思っています。

原点に立ち返れば、
目的は足を運べない代わりに、ネットを通して見ることです。


その視点でいえば、議場で傍聴している人は不規則発言があった場合も、
それを耳にしているわけです。

ただ、ネットの場合はデータとして残ってしまうからこそ、
慎重論が出ています。


方法としては、

録画中継にとして、翌日には配信する。
・リアルタイム発信をして、不規則発言があった場合は、一旦停止⇒編集して発信

というのが考えられるのではないでしょうか?
こうした運用についても、他自治体の導入事例などを調べていく必要があります。


最後に一言。

今回の議運では、ひとまず前向きな方向性が示されました。


今後は、(私は議運のメンバーではありませんが)
うちの会派から議運に出席している松本議員を
情報収集などでサポートをして、実現に向けて動きたいと思います!


2008.04.10
こんばんは。

本来なら今日行う予定だった地下鉄成増(消防署側)での街頭活動は
雨のため、中止しました。

明日も天気予報は雨なので、来週に延期と致します。
ご了承ください。

なお、9日(水)に行なった地下鉄成増駅(TSUTAYA方面)での街頭活動では、
180名の方に受け取っていただきました。 ありがとうございます。


さて、今日は朝、9時30分から
議事運営員会、略して「議運(ギウン)」が開かれました。

会派で一人参加していて、うちの「新しい風」は松本議員がメンバーなので、
私は傍聴という形で聞きに行っています。

普段は、
・議会日程の調整
・議案をどの委員会に付託するか?(もしくは付託せずに、全体会議でやってしまうか?)
・一般質問の日程割り振り
 など
を決めています。


今日の議運では、
① 3月議会の結果報告を載せる「議会だより」の編集会議
② 議会改革について

が、話し合われました。


今日は、①についてご報告します。(②は明日。)


今回は最終的な原稿の確認作業でした。


そして、一番の論点は、「議会だよりを何色にするか?」です。

・・・というのは、議会だよりは「広報わこう」に挟まって配布されます。

今回の広報わこうは緑色です。

これに合わせて市役所側からは、「広報と議会だよりは同じ色でいいんじゃないか?」
という声があったそうです。


しかし、今回の議運では、

・議会と市役所はそれぞれ独立したものだ。
・一緒の色になると目立たない。


といった声が大半を占め、
結果として、赤色ベースの議会だよりになることが決まりました。

私も、その意見に賛成でした。

議会だよりは、年に4回発行されます。(=議会が年4回開催だから。)
広報は毎月発行されますから、議会だよりが「挟まれる月」と「挟まれない月」がある
というわけです。

それであれば、挟まれた月は一目でわかる工夫が必要だと思います。



ちなみに。

私も「配るホームページ」毎回色を変えています。

最初は、イメージカラーを統一して、ずっと同じ色にしようかと思ったのですが、
新号であることがわかりにくいので、色を変えることにしました。

色は限られているので、さすがにカブることも出てきましたが、
毎回、季節や内容によって、色を決めるのは楽しみのひとつになっています


これから先も、色を変えて発行していきますので、
揃えていただけると、綺麗な“チラシ集”になるかもしれません。




2008.02.08
こんばんは。

今日から、「配るホームページ第10号」の駅立ちを始めました。

今朝は、和光市駅北口 (旅行代理店前)では、300名
今夜は、和光市駅北口 では、200名の方にチラシを受け取っていただきました。

ありがとうございます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、今日は2/6~7日の2日間参加してきた
『自治体財政研究会 ~子どもにツケをまわさない~
という勉強会についてお話しします。

勉強会の内容は、全部で12時間を超えるので、
それをお伝えするのは難しいですが、主に、
●公会計
●世界の税制
●環境政策
●地方自治体財政分析
●地方財政健全化法   
などを学びました。


この勉強会の事務局は、「日本税制改革協議会」(=略してJTR)という
団体が行なっています。

サイトは、
http://www.jtr.gr.jp/


この「日本税制改革協議会」は、
“子どもにツケを残さない”ため、「いかなる増税にも反対する」
明言できる政治家を つくる事を目的にしています。

ここの研究は、面白いです。

その中の一つに、「納税者の日」というのがあります。
(ご紹介するのを、ちょっとためらう位、衝撃的な数値分析ですよ。)

納税者の日とは
「元旦から数えて何日税金のために働くか?めでたく税を払い終わる日はいつなのか?」
表したものです。

言い方を少し(自虐的?に)変えると・・・
「毎年私たちは、税金を納めるためだけに納税者の日まで働き、
この納税者の日以後、ようやく自らのために稼ぐ権利を得る。」
ということです。

では、昨年(2007年)の納税者の日は、何月何日か?
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
答え、5月26日


つまり、5月26日までの収入は、負担すべき税金額に消えていく・・・
ということです。

5月26日って! ほとんど半年じゃないか

そう、日本の税制度では、このようになっているのです。


そこで、この「日本税制改革協議会」では、
政治家やその候補者に「いかなる増税にも反対する」と書かれた
「納税者保護誓書」 に立会証人をつけ署名させる・・・という活動をしています。

・・・これはつまり、増税反対を政策の中心に据えるという立場を
明確にするよう求めることになるのです。

※和光市では、同じ会派の松本武洋議員が署名しています。
※あとは、上田清司埼玉県知事なども署名しています。



全ての講義を終えたあと、
私は、この納税者保護誓約書に「サイン」( ..)φしました。

サインをするということは、政治的判断に
「増税に賛成してはならない」という規制がひとつ掛かることにもなります。



署名するにあたって、この4月からの議案への可否表明や
一般質問で取り上げた内容を改めて振り返りました。
(箱モノ建設を推進する増税路線の発言をしていないかどうか?も調べました。)


大丈夫です。
そして、今後もこの考えを貫きたい、と思いました。


そう考え、今回、サインをしました。


今日は、3月議会での一般質問の準備も行ないましたが、
その内容も、この考えに則っています。


これからも「子どもにツケを残さない政治」 をしていきたいと思います。




<追記>

今夜の駅での街頭活動を、新倉にお住まいのYさんが手伝ってくださいました。
寒い中にも関わらず、ありがとうございました。


2007.09.02
こんばんは。

私はこの週末(土・日)は、市ヶ谷の法政大学で
『市民と議員の条例づくり交流会議2007』 に参加してまいりました。

この勉強会は、7月29日にプレイベントがあって、
私はその時も参加してきました。
(報告のブログはこちらです。↓)
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20070731/1/

何を話し合うのか???
それは、議会改革 についてです。

では、議会改革とは???
一般的にイメージされやすいのは、「定数削減」「議員報酬カット」です。

このことも大事な争点です。
法外な議員報酬や領収書添付が無しに使える政務調査費には
メスを入れていかなければなりません。

ただ、この2日間で話し合った内容は、
次の3つの大きなテーマです。

-----------
① 討論しない議会 ⇒ 討論の活性化を!

(現状)

議員が市役所側に「質問」や「追求」をすることはあっても
議員同士が議論することがない。
(活性化に向けて)
市役所側が出してきた議案について話すだけでなく、
議員が条例案を作って提出するなど、より良い政策を吟味しあう。

----------

② (市民が)参加できない議会 ⇒ 市民参加を!

(対応策)
・市民参加を条文化した「自治基本条例」を策定。
・出張議会報告を全議員協力して行なう。  など

----------

③ 説明責任を果たさない議会 ⇒ 住民に政策情報をもっと!

(対応策)
・議会だよりをもっとわかりやすく
・インターネットで議会の様子を録画中継で見えるようにする。

-----------

これらをパネルディスカッションや分科会で
全国から集まった地方議員と共に話し合いました。
(会場の様子は下の写真参照)


    [実情報告]      [パネルディスカッション]     [分科会]

          



前に参加したプレイベントでも感じたことですが、
和光市の議会は結構遅れていません。

ただ、まだまだ出来ることはある!と感じました
今日のイベントは白熱してましたが、参加者は政治家もしくは政治に関心のある人達です。
議論が白熱して当たり前です。

私の目標は、こういうことに興味のない方にも
和光の政治・行政を伝えていくことです。

もちろん議会を変えるということは、
動き出したらすぐさま結果が出るというものではありませんが、
まずは、自分自身で動けるところからやってみようと思います。

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