井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2014.07.14
こんにちは。

さて、知事が提出した議案の他にも、
定例会では、国や関係省庁に埼玉県議会として提出する
「意見書」や「決議」も話し合われます。

この「意見書」や「決議」は議員提出議案として扱われるため、
“議案”としてカウントされます。


また、今年度からはこれまで以上に会派の中でも
深く関わることになっています。

今までは、「総務会長代理」という立場で
文言の細かい修正や事務局との連絡役を担当していました。

この4月からは、「政調会長」という役目を担っており
会派として提案する意見書の政策的内容の調査だけでなく
他会派からの意見書への賛否の可否なども
これまで以上に調査を行い、他会派との調整も行うことになりました。


県だけでは解決できない、国や政府への訴えが必要な課題について
今後も意見書を通して、しっかりと訴えていきたいと思います。



なお、今回成立した意見書は下記の8件です。
・警察官の増員を求める意見書
・「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書
・軽度外傷性脳損傷(MTBI)の判定方法及び労災認定基準に関する意見書
・子宮頸がん予防ワクチン接種後の副反応被害の早期解決を求める意見書
・北朝鮮による拉致問題の一刻も早い全面的な解決を求める意見書
・認知症高齢者の権利擁護に関する対策の充実を求める意見書
・健全な森林整備及び林業・木材産業の再生に必要な財源の確保を求める意見書
・憲法改正案の早期作成を求める意見書

また、3件の決議が成立しています。
・地下鉄7号線の早期延伸と埼玉スタジアムまでの先行整備を求める決議
・特殊詐欺の撲滅に関する決議
・ラグビーワールドカップ2019の埼玉県招致に関する決議
 
内容はいずれも、下記URLからご確認いただけます。

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-gaiyou-h2606-5.html



一般質問でも取り上げた
「子宮頸がん予防ワクチン接種後の副反応被害の早期解決を求める意見書」が
タイムリーに提出できたこともよかったと思います。


以上、6月定例会全体の報告を終わります。



なお、現在

夏休み親子参加イベント「議事堂見学会(8月7日開催)」の参加者を
募集中です。

詳しくはこちら。
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-news-h26gijidoukengakukai.html
応募の締め切りは、平成26年7月15日(火曜日)です。
(※応募者多数の場合は先着順となりますので、ご了承ください。)
夏休みに、親子で県議会の議事堂を見学してみませんか?
県議会のしくみや役割などを勉強したり、
本会議場や議長室などの見学も予定しています。 
カメラを持参していただければ、写真撮影もできます。
夏休みの自由研究にも最適です!






2014.07.13
こんにちは。

7月11日(金)に6月定例会が閉会しました。

今回、決まった議案のうち、主なものをご紹介します。


○補正予算

約149億円の補正で、

・大雪被害によって倒壊した農業ハウスの解体・撤去費用や
再建のための費用   

・大雪被害によって倒壊したくまがやドームの復旧費の追加 など
(耐久性アップする工法を選んだため)


○越谷市の中核市になることの同意 議決



そして、

今回一番注目されたのが「さいたま市と県の土地交換議案」です。


大宮駅東口にある老朽化した大宮区役所建替えに必要な土地の確保のため
「市が所有する大宮区役所」と「県が所有する大宮合同庁舎」の敷地を
交換するというものです。(下記の地図を参照)




なお、さいたま市の有する敷地の方が、土地価格で高くなるため
その差額分(約13億5000万円)を県が貰い受ける、ということになります。

この案件は、自民党県議団から
この土地交換と共に<病院誘致><地下鉄7号線延伸(=埼玉高速鉄道の延伸)>
にも市と県で取り組むように、という「付帯決議」が出ました。



その扱いについても、私たち刷新の会でも審議を行いました。

他会派からも「今回の議案とは直接関係がない」という意見が出たのですが
それは私たちも同じ印象を持ちました。


そのため、審議を行う総務県民委員会の場で、刷新の藤澤県議が質疑を行い、

「これらの<大学病院誘致><地下鉄7号線延伸>は、あくまで
県と市が共に取り組む必要がある課題の例示、として綴られているだけで
今回の交換を認める代わりにこれらも実現せよ、という条件を示したのではない」

ということを確認することが出来ました。

それならば、と私たち刷新の会も付帯決議にも賛成をしました。



この他、2月定例会から継続審査となっていた
「第2期埼玉県教育振興基本計画の策定」について、
修正案を加えた上で3か月越しで成立しました。

この基本計画については、2月定例会の際に
「施策指標の整合性が取れていない」などの理由で
自民党が継続審査を申し出ていたのです。


私たち会派 刷新の会は、この計画がそもそも
教育行政の屋台骨となる指針なので、継続審査とせず
早期に策定すべき、という立場でした。


かつ、

・2月定例会中にも審議する時間は十分があった(委員会の予備日が残されていた)
・議会閉会中の審査も開かれなかった

ことには、自民党の議会運営に大きな疑問があります。


今回の修正案では、内容ではなく、こうした対応に対して
公明、民主党、共産党等からは、認めるべきではない、という声が出てきました。


私たち刷新の会としては、そもそも早期策定を目指すべきという立場に加え、
修正案に加えられた

・大雪被害の教訓を踏まえて、防災体制を強化すること
・「埼玉県5か年計画」との整合性を明確にすること

という点そのものには反対するものではないため、
賛成を行いました。


自分の会派を冷静に分析することは、なかなかありませんが
今回改めて、私たち刷新の会は
政局に左右されず、本当に県民のための判断をしていくメンバーの集まり
だと実感しました。


これからも、そのスタンスを貫いていきたいと思います。


明日は、その他の「意見書」や「決議」について
ご報告致します。



















2014.07.10
先程、議会活動のブログを記載したばかりですが
和光市役所から新たな台風情報がありましたのでお知らせします。

台風8号の接近に伴い、和光市では緊急時に備えて、「新倉北地域センター」及び「総合福祉会館」の2か所の避難所を準備いたします。
 
 ■ 新倉北地域センター 和光市新倉2-9-10
 
 ■ 総合福祉会館  和光市南1-23-1

その他の情報はこちら
http://www.city.wako.lg.jp/home/kurashi/bousai/kinkyuuzyouhou/_14315.html


2014.07.10
こんにちは。

先週で一般質問は終わり、今週は
月曜日が「常任委員会」、水曜日に「特別委員会」が開催されました。


私の所属する警察危機管理防災常任委員会では、
審議する議案は1件。

現在、仮庁舎で業務を行っている『東入間警察署』を
新庁舎に移転するための位置変更の条例改正でした。

この議案は全会一致で承認されています。


ちなみに、この新庁舎では
留置所や面会室の増室されるとのことでした。



こうした議案審査の他に「直面する行政課題」として
「大雪の検証結果と今後の対応について」が委員会で報告されました。

(写真参考)




ポイントとしては、

○被災現場に近い県の出張機関に、浦和の本庁から応援要員を派遣する

○「災害即応室」の新設

といった取組が挙げられます。


この他、私は前回の秩父の大雪では
「秩父市が、大雪の可能性が高い今回被害のあった市街地外の地域住民に対して
市として避難所を開設して避難を促すことが出来なかったこと」
除雪の優先順位の設定に影響が出た、と考えています。

この点等も指摘したところ、「この点も反省材料として今後の計画に活かす」
とのことでした。



次いで、水曜日には
「人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会」が開催されました。


<確かな学力の育成について>では

県独自の学力・学習状況調査の実施について説明を受け、
各委員が質問。

・来年4月から、毎年実施。
・小学4年生~中学3年が対象。
・毎年行うため「伸び」や「苦手」がわかる

ということでした。

この他、

<特別支援教育の推進>についても審議が行われ、
私は「教員確保の取組」と「卒業後の就業」に関して
意見・提言を行いました。


そして、明日7月11日(金)、6月定例県議会は
最終日を迎えます。



ちなみに。

私の一般質問は終わりましたが、その後もこれに纏わる仕事は続いています。


例えば、この1週間では

・答弁内容の再確認
(どういう趣旨でこの回答だったか? 答弁された実態のヒアリングなど)

・和光市役所や朝霞県土事務所などを訪ねて、質問事項の詳細説明

・関係機関への執行部答弁の報告

・来週行われる議会広報の取材の準備

などを行なっています。


そして、議会が終わったら、今度はこれをまた
チラシにまとめてご報告したいと思います。


最後に。

台風8号は今日(7月10日・木)の夜~未明が
関東に最接近すると言われております。

どうか皆さま、お気を付け下さい。













2014.07.03
こんにちは。

昨日(7/2・水)に県議会議員として
3回目の一般質問を行いました。

過去の2回と比べると取り上げる項目が多岐にわたるため、
文字数も多かったのです。

本番の朝まで文言調整をして1秒でも削り出せるよう
原稿と向き合ってきました。

その甲斐あって、本番はスムーズにこなすことができました。

昨年に続き、6月定例会でしたので、
これまでの3回中2回がクールビスでの登壇です。



チラシを見て、facebookなどを見て
傍聴にもお越しいただいた方もいて、本当にありがとうございました。
質問&答弁の詳しい報告はまた改めて行いますが、
「執行部の答弁をもう一歩踏み込んでひねり出したかった!」
というのが、終わってみての感想です。
だからこそ、
「今回取り上げた課題に継続して取り組む!」という想いを
強くしています。
今朝の埼玉新聞では、1人1件取り上げられる定枠には、
「子宮頸がんワクチンの副反応」に関する質問が取り上げられました。




そして、それとは別に
「県営施設を活用しての投票率アップ作戦」が記事として取り上げられました。


※こちらはネット版でも読めます。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/07/03/10.html



5日間の一般質問も今日で終わりました。

来週からは委員会ですので、
明日からはその準備に取り掛かります。




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