井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2011.01.22
こんにちは。

ここ数日、私は市内各地を自転車で回って
街頭演説を行ってきました。


普段、あまりマイクを持たない私ですが、
今回は自身の決意http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/813/
自分の声で伝えたく、街頭演説を行っています。


そこで、話している内容をまずお話しして、
その上で、今回の「臨時議会」の話に繋げたいと思います。


===

現在、市長や市役所職員は市議会の議場や
様々な場面で「市の財政が厳しい」と言います。

この言葉の後に取り得る打開策には、
大きく3つの選択肢があります。

(財政が厳しいので)

①「事業の縮小・廃止をします」
②「計画の先送りをします」
③「料金を見直す必要があります」

といった方法です。

 

私はこれに対して、4つ目の選択肢として

④収入自体を増やす

を実現するため、企業誘致や基盤整備の推進、
広告収入の提案などを一般質問で行ってきました。



(中略)

しかし、和光市が直面している財政状況は本当に厳しい。
他市町村も同じ状況で、市民生活を支える
財政基盤が弱まってきています。

だからこそ、私は新たな選択、

⑤埼玉県全体を視野に入れた
より大きな枠組みからの改革
が必要だ!


と、訴えています。

近くでやっている姿をご覧いただけたなら、
お耳を傾けていただけると幸いです。





さて。

話は戻って、国保の話です。


今回の国保税の値上げは、上記でいえば、

③「料金を見直し」

にあたります。

通常の予算であれば、歳入(=収入)がわかって
それに応じて、事業を組みます。

でも、国民健康保険の場合、
まず、支出(=医療費の支払い)が先にあって
それに応じて、歳入が決まります。

(※つまり、保険税や法定繰入で足りなければ、
一般会計の繰り入れ分を増やす、といった具合に。)


そして、上記で言うところの

①「事業の縮小・廃止をします」
②「計画の先送りをします」


は、そこに医療に掛かっている人がいる以上、
ありえません。


さらに

④収入自体を増やす

は、国の国保負担を上げることに相当すると思いますが
今、下げる方向に行っても、上げる方向には行っていません。


つまり、①~④の手法で
今の厳しい国保会計の現状を打開しようと思うと、やはり

③料金の見直し

を視野に入れた対策が考えざるを得ない、という状況です。


それが、12月議会で
国保税の見直し議案が提出された経緯だと考えています。





(※1/23()につづく)







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