井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
滋賀県大津市で園児の列に自動車が突っ込み、
死亡者が出るという大変痛ましい事故が発生しました。
亡くなった子供は私の子供とも年齢が近く、
自分事のように報道を見ております。
その上で『県議として取り組めることを出来るだけ早くかたちに!』と思います。
県だからこそ様々な視点で対策出来ることがあります。
例えば、
【県土整備部】 県道の安全管理(路面標示やガードレール)
【警察】 免許更新時の安全対策、信号・交通標識の管理による安全対策
【福祉部】【教育局】 児童・生徒の外出時の安全対策強化
【企画財政部】 自治体を超えた連携
【産業労働部】 自動ブレーキ技術の開発支援・普及
等々、これ以外にも多様な関わりがです。
県の総力をあげて同様の事例がないように
方向付けていければと思います。
また、やはり自身の住む 和光市 で
同様の事故を起こさないことが何よりの務めだと思います。
今回の様に、特別な特徴もない道路形状でも
衝突事故が起きてしまうワケなので、少し変則的な道路であれば、
一層の対策を講じることが必要だと考えます。
私が、市内で注目し、
県土事務所と共に対策を進めている箇所があります。
それは
「国道254号線(川越街道)と外環側道の交差点
=(理化学研究所西門交差点)」です。(写真1参照)
ここでは、
外環側道を走っていた車が右折して、
川越街道に入る際に(路面標示で進行方向が示されているにも関わらず)
必要以上に大きく膨らんで走行した右折車同士が、ぶつかりそうになる、
という事例が頻発しています。
仮にここで衝突事故があり、周囲の歩道に車が侵入してくる、
ということだって十分にあり得ます。
これに対して、朝霞県土事務所との調整を進めてきた結果、
進行方向の道筋を誘導する「ラバーポール」を立てるといった
対策を行いました。
しかしながら、車体の長いトラックや
カーキャリア車が曲がれずラバーポールに衝突してしまう、
という欠点がありました。
(多くの車種を想定し設置場所を吟味したにも関わらず、です。)
(写真2をよく見るとその名残があります。)
この「ラバーポール作戦」は残念ながら継続できませんでしたが、
今後、摩耗も進んでいる路面標示を引き直す等、対策を進めていく、と
回答がありました。
また、私からはその際には
「上り線・下り線で誘導色を変えるなど、
より効果的な対策を一緒に考えてほしい」と要請済みです。
もちろん、この箇所だけではなく、
危険をはらむ箇所の対策をしっかりと進めていきたいと思いますので、
皆様にも是非、気になる箇所などありましたら、教えていただければと思います。
【追記】
なお、この交差点については、
以前から「植え込みで進行方向が確認しづらい」という声も
いただいていました。
そこで、この植え込みも一部削るなどの対策も実施予定です。
(旧川越街道との交差点では、この植え込みを削る工事が
先日行われました。写真3参照)