井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
6月定例県議会が終って、間もなく飛び込んできたのが
沢田力(つとむ)県議の政務活動費不正支給を一連の報道です。
◆写真1 辞職を巡る報道
◆写真2 会派「無所属県民会議」鈴木代表のコメントが掲載
(※1行目最後から2行目冒頭にかけて。)
「最新の状況」・・・といっても私も報道で知るのみですが、
自民党が7月11日に沢田氏を除名処分。
同日、沢田氏は545万円を自民党県議団に返還、翌12日に沢田氏から辞職願が出され、
現在は辞職をしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000059-san-l11
しかし、これで幕引き、という分けにはいかないでしょう。
実際に刑事告発も受けたとのことですし、本人も会見などで説明をすべきだと思います。
他にも沢田氏の妻の「議員仲間から使い切るよう言われていた」との発言も
記事になっていたことなどからも、所属していた自民党県議団としても
説明責任があると思います。
実際、私の会派「無所属県民会議」では使い切る、
ということを念頭に置いていませんし、現に昨年度も県に返還しています。
私(無所属県民会議 和光支部)としても使わなかった分を返金しています。
※詳しくは下記URLより。
http://inouewataru.com/seimu.html
そして、さらに大切なのは、これからの対応です。
私達、無所属県民会議をはじめ、民進、共産、改革の各会派代表者からは
毎定例会ごとに「議会改革を議論する特別委員会」か「議会あり方検討会」などの
設置を求めてきました。
しかし、多数(過半数超え)を有する自民党県議団に
ことごとく拒否され続けてきました。
今回の事態を受けて、改めて、改革の必要性が浮き彫りになりましたが、
さて、自民党県議団はどう動くか・・・。
ちなみに、沢田氏は私が今年度所属する
『環境農林常任委員会』の委員長でもありました。
今回の委員長は年度が始まる前に「選挙」ではなく「指名推薦」の方法で
決まったのですが、その方法も見直しが必要かもしれませんね。