井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2017.07.07
今日、6月定例会が終了しました。
今年度、私は「環境農林委員会」に所属しており、
今回の補正予算では農業関係のものも多くありました。...
今年度、私は「環境農林委員会」に所属しており、
今回の補正予算では農業関係のものも多くありました。...
特に
●「秩父高原牧場」のリニューアルに関する予算
●林業活性化のための育苗ハウスの建設
この2つは「地方創生」のための国の補助金が充てられています。
委員会では、様々な角度から意見が出ました。
例えば、
「天空のポピー畑をやるなら、牧草を育てたほうがいい」といった意見。
私はむしろ逆で、地域の方がボランティアで種まきをして開催されているポピーまつりは地域活性化につながっていますし、現に秩父高原牧場の来場者獲得にもつながっています。
あと
「カエデは種から育てるより「挿し木・接ぎ木」のほうが良いのではないか?」といった意見。
悔しいかな、その場では反論できなかったのですが、現場の研究者の話を委員会後に改めて聞くと、「接ぎ木・挿し木は既に試し済みで枯れるなどして良好な成果が出なかった。また接ぎ木・挿し木は、いわば “クローン”。同じ性質だから病気な気象の影響があると、全てが全滅してしまう。だからこそ、優秀な種を見つけ、そこから育てる方法で様々な樹種を育成していくことがリスクヘッジに繋がる」ということでした。
※写真は、省花粉スギの研究農場。
こうした研究畑の一角に育苗ハウスを建設します。
30年、60年という長い長い期間を要する林業だからこその発想であり、私はこの林業事務所の考え方を今後も支持していきたいと思います。
議会はひと段落したので、これからはチラシの作成などに注力していきます。
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
ブログ内検索
最古記事