井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
埼玉県議会の政務活動費に関わる領収書のインターネット公開について
議論する「検討会」が、設置される方向となりました!
新聞によっては、今回の検討会の立ち上げの経緯のみを
話題にしているものもあるので、
正しく経緯を発信すべく、前任期から続く
我が「無所属県民会議」の取組を石川議員が綴ってくれましたので
下記にご紹介します。
取組、というより、もはや「戦い」と呼んだほうが相応しいくらいの
2年間でした。
私自身も、請願者の方との窓口も務め、
請願書の作成・提出にも深く関わってきたので、感慨深いし、
今回の設立のことだけが記事に取り上げられるとすれば
「チッチッチッ、分かってないなぁ」と思いますが
ここでの議論を通して、私たち会派が求めてきた領収書の公開が
カタチになることを願っています。
=========
これまで私が所属する会派「無所属県民会議」が県民からの請願の紹介者として進めてきた、政務活動費の支出が分かる領収書のインターネット公開が一歩前進しました。
6月10日の議会運営委員会で「無所属県民会議」から各会派に協議を投げかけていましたが、提案が形になり昨日、検討会を発足することが決定しました。
政務活動費の支出が分かる領収書のインターネットの公開については、約2年前の2017年9月定例会に県民より同趣旨の請願が提案されていました。
この請願は、私が所属する当時の無所属県民会議の議員全員が紹介者になり、私が議会運営委員会委員だったので採択を求めて同委員会で発言を続けていました。
これまでは、自民党等から請願の可否について結論を出さない「継続審査」の動議が7会期連続して提案され、詳しく協議することもないまま約2年間、たなざらしになった上に今年4月の改選で廃案になっていました。
このようなことから、前述の通り改選後の6月10日の議会運営委員会で無所属県民会議を代表して、私からこの件の仕切りなおしとして、「政務活動費の支出が分かる領収書のインターネット公開」についての協議を提案していました。
そして、この提案を同委員会委員長が持ち帰り昨日の代表者会議において協議の結果、検討会の発足が決定しました。
すでに、久喜市議会を始め多くの地方議会では政務活動費の支出が分かる領収書のインターネット公開は始まっています。
埼玉県議会もだいぶ遅れたとはいえ、議会の公開性に関して一歩目の前進です。
=========