井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
7月23日(木)から埼玉県知事選がスタートしました。
投票日は 8月9日(日)です
私は 現職の上田清司知事を応援しております。
市議時代の8年前や、県議になりたての4年前も知事選に関わりましたが、
県議として4年間県政に関わり、知事の県政に対する熱意や
絶え間なく繰り出す新施策などを身近に見てまいりました。
今、改めて上田清司 しかいない!と強く感じています。
ホームページで過去の実績や新たな政策も掲載されています。
http://ueda-kiyoshi.com/
また、衆議院議員時代に朝霞・志木・新座・和光を
地盤としていたこともあり、和光市の事情や市民のことを
全候補者の中で誰よりも熟知していることも間違いありません。
どうかよろしくお願い致します。
ちなみに、既に、和光市役所では期日前投票も始まっています。
(駅北口の区画整理事務所での期日前投票は8月3日(月)からです。)
なお、この期間中は公務と両立しながら、様々な形で
知事選の応援に入りたいと思っております。
告示日は和光市内のポスター貼りを仲間と分担して行いました。
実はこうしてしっかりポスター貼りに携わるのは初のことです。
自身の選挙の際に手伝ってくださった方々への感謝も改めて感じました。
そして。
県知事選の最中だからこそ、“県議会”を考えてほしい、と思うのです。
安保法案の採決を巡って、今、国会運営の在り方が注目されていますが
ひょっとしたら、それよりも深刻?! と思えるのが
自民党の一党独占で「討論」も「意見書」も出せない埼玉県議会の「今」なのです。
地方行政は「知事」と「議会」の二元代表制だからこそ、
これを機に県議会にも関心を寄せてほしいのです。
実は、先日、我が会派「無所属県民会議」ほか、
合計4会派で、県議会本会議で請願の討論が行えない状況に対して
「抗議文」を出しました。
(この抗議文作成にあたっては、会派の政調会として文言作成に携わりました。)
新聞には「安保法制に関する請願の討論が出来なかった」
という論調で書かれていますが、
そもそも“どんな請願の討論も出来ない”というのが、
ここ数年間の埼玉県議会の実情なのです。
2011年に議会運営委員会で「請願の討論は原則行わない」と
自民党・公明党の賛成多数で決まってから、ずっとこの状況なのです。
本来、討論とはむしろ積極的に行われるべきであり、
制限されるべきものではありません。
しかし「議会ごとに同じ趣旨の請願が挙がってきて時間の無駄だ」
という論調で討論を行わない「先例」が生まれてしまいました。
今回話題になった安保法制 に関する請願は
「国に意見書を出してほしい」というタイプの請願でした。
わざわざ請願という方法を行わず、8名以上の賛同者が居れば、
意見書を提出できるのだから
(※意見書は「議員提出議案」という扱いのため、
定数の12分の1以上の賛同者で提出可能。埼玉県議会の場合8名以上。)
そのように行動すればいいじゃないか?という
議会の事情通の方もいるかもしれません。
しかし、これも埼玉県議会では叶わないのです。
なぜなら、議会運営委員会の過半数を占めた自民党の意向が全て通り、
他会派の意見書の提案は認めないと、自民党だけで結論付けることが出来るからなのです。
そのため何度、真剣に作成した意見書案が陽の目を見ることなく、消えていったか。。。
その上で 「それなら『意見書提出の動議』を行なって提出すればいいだろ」
という議会通のあなた。
残念ながら、それすらも
「動議の提出を認めない動議」を出されて、実現しないのです。
国の安保法案を巡っては「多数派の横暴だ」なんて論調がありましたが、
議会制民主主義の「議論」や「意思表明」が行えない埼玉県議会こそ、
もっと大きな問題を抱えているのです。
もちろん、4月の県議選でこの状況を選んだのは他ならぬ県民です。
また私も選挙で選んでいただいた議員1人であることは忘れていけません。
そのため、多数決で物事が決まることは否定しません。
だからこそ、この問題は、
今回当選した議員で議論をし直さなければなりません。
だからこその抗議文でした。
議員構成が変われば状況は変わるかもしれませんが、
県議会選挙はあと4年ありません。
選挙を通して埼玉の議会政治を変えることはできないのです。
しかし、知事選は今、まさに真っ只中です。
一党独占状態の県議会自民党に担がれてきた候補が選ばれたら、
二元代表制の両方が一層独善的な状況になりかねません。
その意味でも、知事は埼玉県議会自民党とも
距離を保てる人物でなければなりません。
その適任は「上田清司」を他においてありません。
どうか皆さまの更なる支援を上田知事へとよろしくお願いします!
今日はものすごく暑いですね!!
県庁までの道のりが普段の倍くらいに感じました。
さて、今日は
県議会広報テレビ番組
「こんにちは県議会です」 の
6月定例会ダイジェスト
“会派代表インタビュー” の撮影に行ってきました。
4テイク取っていただき、無事撮影終了です。
収録風景の裏側を少しご紹介しますと
映像チェックや、録画時間に収まるように
その場で原稿を修正したりもします。
私もなかなか経験できないことなので、
緊張しつつも楽しませていただきました。
放送は
7月26日(日)17時15分~ 放送です。
15分の番組ですので、是非皆さま、ご覧ください。
こんにちは。
先ほど、埼玉県議会6月定例会が終了しました。
今回は自身の一般質問登壇の他、
政調会長として意見書(案)の作成や多種にわたる文面のチェックなど、
ずっとPCと書類と向き合う1か月でした。
そして、今回は最初っから最後まで知事選を巡る政局絡みでした。
全ての一般質問で知事を追及する質問がなされ、
最終的には知事の問責決議が自民党単独で成立する、といった
県民のための政策提言が極端に少ない議会でした。
今回の問責決議案に対しては「断固として反対!」という
立場を我が会派「無所属 県民会議」は取っています。
県民会議からは石川忠義議員が反対討論を行いました。
このブログの最後に綴ります。
さて、今回の6月定例会で
私が印象に残った光景をひとつ紹介させてください。
私が一般質問を行った日のことです。
「知事がサッカー観戦の公務を抜けて、
知事選にまつわる動きと取れる行動をしたのは公務軽視ではないか?」
という自民党議員の質問がありました。
まさにその質問をしている最中、
自民党の後ろのほうの議員席が揃って不在になっていました。
どうやらその日に行われた自民党が支援する
知事選候補者の記者会見準備だったようで…。
議員にとって最も大切な仕事は議会です。
ましてや、壇上で公務の重要性を説いてる最中に
最重要公務の議会を抜けているとは・・・。
これこそ議会軽視以外の何物でもありません。
今回の多選自粛条例の件や今ご紹介した事例も含めて、
政治家の行動・言葉の重みを改めて痛感させられる議会でした。
改めて襟を正して今後も活動してまいります。
今後、少しお時間をいただきますが
活動報告をまとめて、報告をさせていただきます。
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知事に対する問責決議案に対して無所属県民会議を代表して反対の討論をします。
この問責決議案は、知事の4選立候補に関し主に5月の臨時議会で可決した「知事、県執行部、及び県付属機関の法規遵守を求める決議」と今定例会で可決した「埼玉県知事の在任期間に関する条例の遵守又は適正な手続きを求める決議」を守らないとして知事の責任を問うものです。
この2つの決議は、知事に対して次の2点の履行を迫るものです。
1つは、4期目の選挙に出ないこと。2つ目は、4期目を目指すのであれば直ちに「埼玉県知事の在任期間に関する条例」の改廃を議会に提案することです。
しかしながら、法的拘束力がない議会からの一方的な見方、主張による、この決議の不履行をもって問責を試みるのは、無理があります。
理由を述べます。
前者については、きちんと条例を理解できていれば、誰でも分かることですが「埼玉県知事の在任期間に関する条例」では、「連続して三期を超えて存在しないように努める」としている通り、三期を超えない努力をすることが規定されています。そして、今定例会でも知事から再三説明があった通り、また報道もされた通り本人は「三期を超えない努力」をしています。
また、条例の改廃については、本人からの説明にあった通り12年前に自ら条例を提案した経過から、条例を改廃することをもって「問題なし」とすることを潔しとせず、これを今後も背負いながら、選挙によって直接的に県民に信を問う道を選択していることに妥当性があるからです。
これに対し先の決議や本会議では、議員から「議会軽視」と罵る言葉が浴びせられ、また、問責決議案では「論点の巧妙な「すり替え」であり、県民に責任転嫁する卑劣な行為と言わざるを得ない」と表現しています。しかしながら、この発想自体が民主主義とこれを実現する手法に対する理解の欠如としか言いようがありません。「すり替え」でも何でもありません。
もちろん、民主主義を実現する手段として直接民主制、間接民主制、ともに一長一短はありますが、議会制度が、間接民主制として民主主義を実現する手段の一つとしてあるように、選挙という直接民主制によって民主主義を実現する手段がある現実を無視して、決議をもって感情的に条例改廃を強制する思考は理解できません。
そもそも決議とは、議会の議決機関としての機関意思を決定するものであり、「二元代表制」を声高に主張する議員が、法的拘束力のない決議によって一方の長に対し、憲法で定めた職業選択の自由と立候補の自由を制限することが許されないことは、これまで「法の支配」を主張していた議員はきちんと認識しなければなりません。
このことは、12年前の県議会でもさんざん議論されたはずです。
これらを無視して、知事の責任を問うという論理は強引で、飛躍していると言わざるを得ません。
以上の理由から、知事への問責決議案に断固として反対します。
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知事選を前に、混迷を極めた6月定例会が
明日(7/10・金)に閉会します。
さて、今日はこの1週間の県議会の動きをまとめて報告します。
まずは 一般質問 についてです。
私は質問をするときは、現状確認に留まらず
必ず「提案」を添えることにしています。
今回各項目で、今後の検討に繋がる可能性を得られたと思います。
質問して終わりにせず、これからの実行・実現へのプロセスこそを大事にします。
質問後、まず 埼玉新聞 では、私が今回最も力を注いだ
「災害時のトイレ難民を救え!」の質疑&答弁が取り上げられました。
また、テレビ埼玉の「一般質問ダイジェスト」4日目の放送では
「射撃競技の普及」と「災害時のトイレ難民を救え!」を取り上げていただきました。
実は、この番組については、取り上げる項目を自分でチョイスできます。
複数の項目から18分くらいに収まるよう放送項目を選びます。
特に前向きな答弁をいただいた、この2項目にしました。
なお、ここで全部を詳しくご報告するのは難しいので
詳細は今後、レポートやネットでもご報告します。
なお、今回の質問には多くの方に傍聴に来ていただきました。
質問終了後、上田知事・県民会議のメンバーにも出席いただき、
激励をいただきました。ありがとうございます!
また、今週は常任委員会と特別委員会の両委員会が開催されました。
私は「企画財政委員会」に所属しています。(通称:きざい)
付託された議案はマイナンバー関係の議案です。
この問題に精通している
和光市議会 猪原市議の議会質問を参考にさせていただき、
「制度は漏洩しないよう整えても、子供が面白半分で
自ら漏洩させるようなことがないように子供達への丁寧に理解を深めて
いかなければなりません。今後の教育委員会との連携は?」
と質疑しました。
「今後、(教育委員会とも)連携を検討していく」と
企画財政部の情報システム課から前向きな答えがありました。
また「公社事業対策特別委員会」では、定例会ごとに
3つ程度、取り上げる公社を決めて委員全員で集中審議します。
私は今回は審査対象となった校舎のうち、
「埼玉県下水道公社」を詳しく調査して、委員会に臨みました。
特に、和光市の新河岸川水循環センターの臭気漏れを踏まえての
再発防止策を公社全体として徹底することを要請しました。
そのほか、汚泥の利用してのバイオマス発電や
水素抽出の推進について審議を行いました。
さて、いよいよ明日が最終日。
おそらく一筋縄ではいかないのでは、と思っています(^_^;)
またご報告いたします。
いよいよ一般質問が明日になりました。
通告書も提出し、原稿もほぼ仕上がりました。
是非、傍聴にもいらしてください。ネット中継も行っております。
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1、4選出馬にあたっての決意と県民へのメッセージ (知事)
2、射撃競技の普及について
① 幅広い世代に射撃競技を広めることについて (県民生活部)
② 長瀞射撃場のバリアフリー化について (環境部長)
3、災害時のトイレ難民を救え
① 災害時の水確保について (知事)
② 県のトイレ対策について (危機管理防災部長)
4、児童養護対策の充実・里親委託の推進について (福祉部長)
5、埼玉県屋外広告物条例の改正について (都市整備部長)
6、18歳選挙権と大学内期日前投票所の開設について
(選挙管理委員会委員長)
7、新河岸川下流工区の改修について (県土整備部長)
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