井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.12.15
おはようございます。

月曜日に一般質問を行いました。

成果も課題も残しましたが(またご報告します。)、
一番印象に残ったのは、広報の中吊り広告PRの提案を
「試験的にやってみます!」という言葉です。

新しいことに臨もうという姿勢が、
ものすごく嬉しい言葉に聞こえました。


さて。

今日は明日の最終日に向けた準備です。

明日は先日委員会で出た結論を受けて、
最終的にどう判断するか?の「採決」が行われます。

重要議案は
「組織改正」
「下水道料金改定」
「国民健康保険の保険料改定」です。


※組織改正に対する私の考えは、
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/802/


上記の議案のうち、
「国民健康保険料の値上げ」に関する条例について
少しお話したいと思います。

4日間の一般質問が始まる前に開かれた委員会では
「継続審査」となりました。
(加入者へのPRが足りない、という理由。)

その後、この4日間の一般質問でも、
この件は様々な角度で、各議員が質問をしていました。

仮にもし、全ての一般質問を傍聴した人がいたとしたら
その傍聴者の方も、

「今回改定を行わず、このまま手を拱いていたら、
国保財政は大変なことになるな」

ということを感じるのではないか、と思いました。



委員会で「継続」となった理由は、
「市役所による周知が十分か?」という点です。

また、そもそも「改正反対」という声もあります。

ざっくり表現すると、値上げへの慎重意見としては
「加入者の保険料負担の増大は認められない」です。

昨日の一般質問では
「負担増を避けることを優先しよう。」という意見も出ました。

そのためには
「借金をして、後世に負担をお願いして、
土地区画整理も遅らせて、財源を作ろう。
また、一般会計から繰り入れを増やそう。」

という意見が出ました。

“一般会計からの繰入”とは、
既に会社で社保料を納めている人も含めた市民が納めた
税金を投入する・・・ということです。


国保加入者の立場に立てば、
高齢者や自営業、学生等が多いので、
値上げには慎重でありたい・・・それは私も同じです。

でも、県内でどこよりも
一般会計からの繰入が多いのが和光市です。

先程言ったように、
既に会社で社保料を納めている人の立場からすると、
二重払いをしているような状態です。


国保加入者の方の立場に立てば慎重でありたい・・・
何度も言いますが、私もそうです。

でも、市民の代理で議場にいる以上、
私は、国保加入者以外の方の税金の使われ方についても
きちんと説明できる決断が、議員には求められると思っています。

そして、将来の市民に対しても。


この考えを持って、明日の採決に臨ませていただきます。




2010.12.11

【お詫び】

土曜日に、この書きかけの記事が載ってしまいました。

その後も、加筆・修正を行おうと思いましたが、
月曜日まで解消されず、今、ようやく加筆出来ています。

ご迷惑お掛けしました。


2010年12月13日(月) 朝8時
井上 わたる




===では、改めて。==


こんにちは。

水曜日に行われた「総務委員会」の報告を
行います。



今回の議案のメインは「組織改正」です。

昨年の12月議会でも提案されたのですが、
議会から、複数の指摘があり、実現しませんでした。

その点を踏まえ、また、この1年間の
新たな課題解決のために必要な改正を加えた議案として
総務委員会で審議しました。



ポイントは

①現在、総務部にある財政課を企画部に移し、「企画財政課」を作る。
②学童を管理する部署を教育委員会から、子ども福祉課へ移す。
③市民環境部にある「スポーツ青少年課」を教育委員会へ

大きくこの3点です。

③は全議員、反対はないものの、
①と②は意見が分かれました。

私は①と②についても推進する考えでした。

特に①については、
限られた財源・人的資源・時間を有効にする施策として
考えています



議論の末、
①と②は認めず、
全員の共通認識である③のスポーツ関連の部署の移動だけは認める
・・・という修正案が提出されました。

そして、私を除く委員全員がそれに賛成する・・・というのが
委員会の結論です。


改めて思ったのは
「議論の種を撒く」ことの重要性です。


互いの考えを質疑を通して明らかにする。
これぞ、議論の場=議会だと思います。

私は、提出者に「なぜ改正を踏み止まるべき」と考えたのかを
聞く事が出来ました。

修正案を出した理由は「リスク回避」でした。

・企画財政課への権限の集中、
・学童と学校との連携が薄くなること 

これらが、
組織改正によって発生し得るリスクと考えたため・・・ということです。


そのリスクを回避する・・・という意見を
私ももちろん持ち合わせています。

ただ、私はそのリスクより、改正によって得られるメリット、
また現在の組織が抱えている課題の方が大きい、
・・・だから、改正を行うべき、と考えました。


昨年も組織改正の議案の時も、
私は組織を「車」に例えてみました。

今回もそれを行なってみようと思います。


今回の議論は、より効果的で出力の良い組織にしようという
「チューニング」を行う議論だった、と思います。

修正案は「そのチューニングは危険だ、安全運転しろ」、
という考え方です。


実際、この企画財政課という「チューニング」は
他市でも実施されています。

もちろん、他がやってるから安全、という気はありません。
ただ、私は、和光市の置かれている厳しい状況を乗り切るには
必要だと思っているのです。

もちろん、チューニングを施した後、
委員の中から心配する声があがったように
暴走しすぎないように、議会や市民が
キチンとブレーキを踏むことが大事だと思っています。



・・・以上、総務委員会の組織改正の条例案について
論点をポイントを絞ってお話ししました。

最終的な結論は、
16日(木)の議会最終日に採決されます。











2010.12.11
 こんにちは。

総括質疑、委員会が終了し、
土曜日の朝、少しだけ気持ちが落ち着きました。

委員会での決着≠最終判断ではないため、
そこを踏まえて、明日にでも
委員会のご報告をしたい、と思います。


さて。

今回の12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。

既に8名が終わり、週明けの2日間で
4名ずつ質問を行います。


私は、全体では12番目。つまり、
月曜日の4番手、での登壇です。

12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。

お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。



再掲となりますが、
今回取り上げるテーマはこちら。

前回のブログや議会棟で配られる
通告書をご覧になった方から
「この切り口でも質問してくれ!」というご意見を
いただいています。

まだ、盛り込める要素・時間もあるかと思いますので
(この週末で必死に作業します。)
絶対に盛り込める・・・とはお約束できませんが、
御意見もお待ちしています。



====
 
1, まちづくり
 
(1) 和光市のシティセールスについて
(2) ワンルームマンション規制条例
 
 
2, 広報
(1) 広報モニター制度
(2) 自治会配布の復活について
(3) 先進事例の研究・導入について
(中吊り広告式PR、カラーユニバーサルデザイン、
広報コンクールなど)
 
3, 防災・防犯
 
防災無線について
(1) 音達調査の現状
(2)  迷い人・迷子情報
(3)  防災無線の多目的利用
 
4, 自転車政策
駅南口自転車駐車場の混雑対策
 
 
5, 会計管理
 
定額給付金、子ども手当などの国の施策については
特別会計を設けてはどうか
====

以上です。


なお、他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html




2010.12.04
こんにちは。

12月議会では、16人の議員が
一般質問を行います。

私は、全体では12番目。
一般質問3日目の4番手、での登壇です。

日程としては、
12日13日(月)の午後2時頃~ だと思います。

お時間ある方は、是非傍聴にお越しください。


今回取り上げるテーマはこちら。

====
 
1, まちづくり
 
(1) 和光市のシティセールスについて
(2) ワンルームマンション規制条例
 
 
2, 広報
(1) 広報モニター制度
(2) 自治会配布の復活について
(3) 先進事例の研究・導入について
(中吊り広告式PR、カラーユニバーサルデザイン、
広報コンクールなど)
 
3, 防災・防犯
 
防災無線について
(1) 音達調査の現状
(2)  迷い人・迷子情報
(3)  防災無線の多目的利用
 
4, 自転車政策
駅南口自転車駐車場の混雑対策
 
 
5, 会計管理
 
定額給付金、子ども手当などの国の施策については
特別会計を設けてはどうか
====

以上です。


他の議員さんのテーマや順番は
こちらからご確認ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_9497.html





2010.12.02
こんにちは。

本日(12/1)から12月議会が始まりました。

12月16日(木)までの
ちょうど2週間で行われます。

詳細は
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/giji/sigi_main/_8975.html


今日は市役所側からの議案で話し合ったのは
1議案だけ。

あとの議案は来週の「委員会」で話し合われます。



ちなみに、その1議案とは・・・

「蓮田市」が、「ハス」の漢字を
“2点シンニョウ” から “1点シンニョウ”に変更したため、
和光市が蓮田市と共に加入している組合の規約に綴られている
蓮田市の自治体名の漢字を変える・・・というものでした。

もちろん、誰も文句を言いませんので、全会一致で成立。


さて。

本日、9月議会に上程され、
閉会中に「特別委員会」を設置し、審議してきた
【第4次総合振興計画 基本構想】の採決も行われました。


この間の「特別委員会」では、修正案を可決し、
そして、修正を加えない部分についても、賛成多数で
可決されていました。


※この間の特別委員会については、ブログを少し遡っていただき、

シリーズ 第4次基本構想 特別委員会【全8話 

をご覧ください。

第1話は
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20101009/1/



今日、私たちの会派も、
議会の場で「賛成」を表明し、
議会としても、賛成多数で成立しました。

これで、来年平成23年から10年間の
もっとも基本となる計画が、誕生したことになります。


さて。

今日の議場で、私たち
会派「新しい風」が述べた賛成討論を下記に綴ります。

私たちのスタンスや
市民の皆さまへのメッセージを込めた討論です。


=====

議案第37号 第四次総合振興計画について賛成討論
 
第四次総合振興計画の策定については、9月議会に上程後、全ての議員が特別委員会の委員として関わり、慎重審議を行ってまいりました。
 
この間、私たちの会派「新しい風」では、委員長報告の中で述べられた「市民によりわかりやすく、現状に即した表現とするための視点」に加え、これまでの第1次から第3次基本構想の中で謳われてきた“和光市の水や緑といった自然環境を後世に引き継ぐこと”に、より重きを置いて、修正の提案や発言・質疑を行ってまいりました。

反映されたものもあれば、そうでないものもあります。しかし、執行部との質疑や委員間の意見交換を踏まえ、仮に文言に載るということはなくとも、その精神は共有し、今後も引き継がれるものと信じております。
 
77の施策と方針については、実現にはそれぞれ課題もあろうかと思います。特にその実現のための財政は、今後一層厳しいものになります。

しかし、その時は、将来都市像を「みんなでつくる 快適環境都市 和光」と掲げたように、市民の力を結集して、知恵を出し合い、乗り切っていきましょう。

人口推計では、この10年で人口は約9万人となり、1万3千人の増加が推計されています。
10年後、その9万人の市民が皆、「快適環境都市 和光」を実感できるように、市民一人一人が積極的にまちづくりに関わり、そして、お互いに尊重し合い、支え合えるようにならなければならない、と考えています。

そのためにも「市民力」を更に高めることが大切であり、これは今から取り組むべき重要な取組です。この場を借りて、市民の皆さまへ語りかけると共に、是非執行部の皆さまにも全庁的な意識としてくださるよう、お願い致します。
 
快適環境都市というこの言葉に「自然環境」と「住環境」の両面が含まれています。湧水や斜面林を大切にし、自然の中で暮らすことで快適さを感じられるという特長こそ、これまで受け継ぎ、大切にしてきた和光市の貴重な財産です。

第4次基本構想を掲げた内容を着実に実行していくこと、また明文化はされなくとも、これまで和光市が大切にしてきた良い歴史を忘れずにいることが、その貴重な財産を守ることだと考えております。
 
快適な今を生き、且つ、快適な未来を作っていかなければならないと決意を新たに致し、賛成討論といたします。
 
====




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