井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2021.03.24
こんにちは。

昨日(3/23・火曜)で討論・採決を行い、
予算特別委員会の審査が全て終了しました。

結果として、知事提出議案のうちの、
委員会に付託された新年度予算関係の全議案が総員で可決されました。

あとは、26日の閉会日での採決を待つ形になります。

一方、自民党県議団は「附帯決議」を提出しました。
※内容は新聞記事①を参照ください。


写真の説明はありません。


かつて、私が県議会議員になりたてのころの予特を思い返すと
「県議会では付帯決議というシステムがあるのか」
「なるほど。確かにいい指摘をしてる」と
驚かされたこともありました。

しかし、ここのところの付帯決議は、
残念ながら出すことが目的になってるように感じられています。

その証拠に、付帯決議の提案者自身が、
知事の答弁で納得している事柄についても言及されています。

本来、付帯決議とは 
“どうしても納得行かないもの” に対して
言及するためのモノのはずなのに・・・。

付帯決議は、念を押すために出すようなものではないはずです。

かつては、「秘密兵器を出す」とか
「大鉈を振るう」といった表現をしても良いくらい、
付帯決議には存在感・重みがあるように感じられましたが、
毎年毎年、特に指摘しなければならない項目がなくても
出し続けているうちに、提案会派自らが、
価値を下げていってしまった印象です。


ちなみに、新聞記事②は、我が会派からの意見です。

テキストの画像のようです


今回の付帯決議は、本当に出す意義に欠けるものだと
考えております。


なお、①の埼玉新聞の見出しも、
厳密にいうと「6項目を指摘」が正しく、
「6事業へ指摘」っていうのは
誤解を与える表現だと思っております。

1項目の指摘事項は、特定の事業に対してではなく
「エビデンスに基づいて予算化してね」というザックリした注文です。

我々が提案者に「どの事業のことを言ってるのか?」と質問したら、
“そういう事業が散見される” と決議文に書いてあるにも関わらず、
2つの事業しか答弁では例示されませんでした。

さて、いよいよ2月定例県議会は、
本会議を2日間残るところになりました。

最後まで気を抜かず戦い続けたいと思います。




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