６月定例会報告① ～２本の「補正予算」の歳入を見る～

こんにちは。

6月定例会のメインの議案は何だったか？と言われれば、
やはり新型コロナウィルス対応のための補正予算です。

今回の補正予算は、

●5号補正　107億円

●6号補正　1,484億円

合計　約1600億円の県政史上最大規模の補正予算となっています。

「1,600億円も県が予算を工面できるの？」と
思う方もいるかもしれませんので、
今日はその補正予算の審議に用いた資料を皆様と共有できたらと思います。

これを見ていただくと、その多くが
「国からの交付金」が原資であることがわかります。

「国は何をやっているんだ」「何もやっていない」と
感じる方もいるかと思います。

もちろん不十分なのは否めません。
特にスピード感で言うと本当に疑問です。

ただ、こうしてみると、この先、様々な対策を打つにあたって
（例えば、福祉施設や医療機関で防護服を買うのも、クラスター対策を進めるのにも）
国の交付金がもとになっております。

※もちろん、県が貯金を切り崩して行う事業もあります。

今、感染者がさらに増加しています。

金曜日の可決を受けて、今週からこれらのお金を動かし、
事業を進めることが認められましたので、
一日も早く体制を整えることを知事をはじめとする執行部に願っております。