井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
中小企業・個人事業者向けの支援金が決定した時から
「(この支援金の対象外となっている)
NPOや一般社団法人も含めてほしい」と要請してきました。
(議会事務局を通して行う要望書の提出にあたり、
我が会派からの要望に加えておりました。)
また、この間、県内NPO関係者の方々からも県へ要請活動が行われ、
当事者の皆様の苦労が直に県に伝えられました。
先週の執行部との意見交換の段階でも
「この支援金は産業労働部が行う中小企業向け支援金のため、
対象に含めることは難しい」というニュアンスの回答でした。
しかし、方針転換されて、5月25日(月)の夜に開催された
県の第18回新型コロナ対策本部会議で
「NPO活動サポート事業(緊急応援枠)」が正式に決定されました。
NPO関係者の皆様が望んだ額や条件になっているか、
と言われれば、おそらく万全ではないかもしれません。
それでも、こうして県が決定したことに感謝をしたいと思います。
さて、申請についてですが、会派で担当課に確認したところ、
電子申請と郵送で申請する形になります。
50パーセント減の計算方法としては
国の持続化給付金と同様とすることを検討しているということですが、
詳細は 5月28日(木)=明日以降、一番下のURLからご確認いただけます。
次の写真は、
今日の埼玉新聞1面に掲載された記事(写真①)、
そして、これが対策本部会議の支援金に関する資料です。
私として感慨深かったのは、
この資料に記されている「趣旨」の文章の
最初の2段落はまさに、先日の意見交換で執行部に投げ掛けた言葉だったことです。
これからも県には、県政・県民に大きく関わってくれている
NPOの活動を支えてもらいたいと思っております。
=趣旨=
県ではこれまでNPO活動を促進するため、「NPO活動サポート事業」を実施して、
様々なNPO法人の事業を支援してきました。
今般のコロナ禍は社会の中で重要な役割を担うNPO法人の事業継続に
多大な打撃を与えています。
そこで、県としては、既存の支援メニューの中にコロナ禍に負けずに
事業を継続するNPO法人を応援する「緊急応援枠」を加えて、NPO法人を支援します。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0302/kinkyuouenwaku.html…