井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
8月30日は団会議で県庁へ。
今日(9/1・木)まで「パブリックコメント」を実施している
「新・5か年計画大綱」について、会派「無所属県民会議」として
「意見・提言」を上田知事に提出しました。
その様子は新聞各紙にも取り上げられました。
(↑埼玉新聞)
(↑毎日新聞)
(↑産経新聞)
(↑読売新聞)
私たちの会派が提出した提言書は
「アレを載せろ」「これを盛り込め」といった要望書的な内容とは
一線を画したものであったと思います。
取りまとめに関わった自分で言うのもなんですが、
非常に地味(^^;)・・・というか、“実務的”な提言として取りまとめました。
表現、指標の設定など、
執行部でも気づかない細かい所までこだわった提言書です。
下記に主なポイントを掲載します。
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【ポイント①】
ともすれば、こういう計画はPDCAサイクルの名のもとに、
数値の達成にばかり目がいってしまいます。
しかし、今、時代や環境は刻一刻と変化し、
その流れに対応できるかどうかがとても重要です。
時代のニーズに柔軟な対応が出来る計画として策定することを求めました。
【ポイント②】
こうした計画が議案になる場合、議会としては“議案”ですので、
多数が揃えば、自分たちの盛り込みたい政策や
自分の地域の優先課題を書き加えることができます。
計画のうち、特に盛り込みたくなる箇所、というのが「地域別施策」の部分です。
前回の5か年計画の際は、この部分は議決対象外でした。
一方、昨年度末に成立した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、
この地域別施策も議決対象となり、結果、多数を有していれば
修正で付け加えが可能、となりました。
地域の特性を重視する「地方創生」の計画ならまだしも、
県の5か年計画においては、これまで通り、
地域別施策を“議案”として審議する必要性はないと考え、
提言に載せさせていただきました。
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今後、各会派(といっても、出していない会派もあります。)の意見提言や
パブリックコメントを踏まえ、正式な議案として提出される予定です。