井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2013.08.14
こんにちは。

夏は、会派や委員会の視察も多く、
先日の福島県視察についてはこのブログで報告させていただきましたが
9月定例会までには、今後も複数回の視察を予定しています。

また、それら以外にも自主的に視察に出かけるように
しています。


最近、視察で伺ったのは
新宿区の都営戸山ハイツ内にある「暮らしの保健室」に伺いました。




この「暮らしの保健室」は、

誰に聞けばいいのかわからない、医療や暮らしに関する
悩みを気軽に相談できる、学校における保健室 のような場所です。





40年近く経過する都営住宅の商店街の中にあります。
外観はカフェのようです。

この「暮らしの保健室」では
健康や医療、介護に関する相談や
がん患者やその家族の相談にも乗ってくれます。


TVや雑誌で事前に知っていたのですが、
是非、直に伺ってみたいと思っていたのです。

当日は、保健室の秋山正子室長にご対応をいただきました。


皆さんにもご経験がおありかと思いますが、

「病院で聞き逃してしまった・・・」
「お医者さんに言われた説明がよくわからない。」
「お医者さんにここまで詳しく聞いていいのかな?」



こうしたことに、医療や介護従事者が
「医療コーディネーター」として相談に乗ってくれると共に、
地域の病院とお医者さんの橋渡しをしてくれるのです。


その他、お茶を飲みながらゆっくり過ごし、
「整膚」というマッサージも行なってくれます。

この施設が素晴らしいのは、専門職が常駐してくれていることはもちろんですが、
ボランティアが笑顔で迎えてくれることです。

かつて、家族の医療や介護の相談で「暮らしの保健室」を
利用していた人が、今度はボランティアになる・・・という流れもあるそうです。


この保健室がある戸山住宅は、
住民の高齢化率が46%を超えています。

和光市内にも同様に高齢化が進んだ地域があり、
こうした保健室機能があれば、とても心強いと思います。


県内の地域医療の推進と共に、
地域高齢化やコミュニティ活性化に向けて、こうした取組を
参考にしたいと思います。


県内にも、利根地区にある「とねっと」という地域医療ネットワークで
この「暮らしの保健室」をモデルとした事業が進んでいるので
今回の視察を通して、改めて県内の事業にも目を向け、
その拡大にも取り組めたい、と考えております。






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