井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.12.29

こんにちは。

先週、26日(金)に
教育委員会が行われました。

その感想を一言で言うと・・・
「なんかモヤモヤしたきもちが残るなぁ・・・でした。



教育委員会は

委員4名(※市民や有識者から選ばれる。)
+教育長(※教育現場の出身。元校長とか。市の職員である。) 

という構成です。


市の「教育」(小・中学校のほか、生涯学習も含む)について
重大な方向付けや検討を行います。


さて、今回の議題で注目されていたのは、

「新倉・下新倉地区への学校建設」
「新 図書館建設」

です。

そのため私以外にも多くの議員が傍聴に来ていました。


今回は、市役所が教育委員のメンバーに
10月から行なってきた分析調査を提示するのがメインだ、
とは聞いていました。

・・・ですが、本当に『配って終わり』、でした

なので、「じゃあ、帰って読んできましょうね。」で終わったのです。


傍聴に行ったメンバーには、表紙と目次しか配られないし、
分析の結果、「市の考えはこうだ!」必要だ or 必要ない)も示されませんでした。


この議論は早急に行うべきです。

教育委員会は月イチ開催なので、議論を延ばせば
どんどん意思決定が遅くなります。


この資料が出た以上
少しでも早い結論付けを臨みます。




その他にも―


「公共施設の使用料改定」の承認を行う、議題がありました。
公民館やスポーツ施設の料金改定のことです。


議会で賛成可決しているので淡白なのはわかるのですが、
出来れば、もっと利用者への影響とか、聞いてほしかったですね。


財政的なことをひとつ。


この公民館等を有料化することによる、
市全体での収入UPは192万円程度と言うことでした。(6月議会より)



しかし、先日の12月議会では、
現金管理のための「金庫」を買うための費用や、利用申請書の印刷代
計上されていました。合計で46万円。

これで、既に192万円-46万円 でプラスの利益は、146万円。

しかも、公民館の有料化に際して、追加で人は雇わないと
6月議会の条例改定議論の時は言っていたにもかかわらず、
「追加で雇うかも・・・」という姿勢を示していました。

そのためにさらに予算が使われれば、さっきの146万円のプラスは
どんどん減っていくことになります。

なんだか
「目的」と「政策」と「実態」が乖離しているという感覚を覚えます。

市は分析・予測は死ぬ気で行なう! これが必要だと思います。



===

さぁ、いよいよ次回が本年の最終記事です。
最後までお付き合いください。

===




 

2008.05.25
こんにちは。

週末の活動について、ご報告します。

昨日(24日・土曜日)は、午前中、
白子小学校 の運動会に行ってきました。

昨年の春・秋、そして、今年の春の運動会シーズンで、
市内の小・中学校を全て見て回ることができました。


そして、午後からは、白子3丁目に新しくできた
『ゆめの木保育園』 を見学してきました。






今年の4月OPENした市内で一番新しい保育園です。

平屋造り(=1階建て)で、
外壁は一部レンガを貼り合わしてあって、外観もきれいです。





内観は、多く木材を使っていて
温かみのある造りです。





庭は、遊具などは極力置いておらず、ブランコ・砂場・滑り台がありました。
そのいずれも木で出来ています。

また、この写真を見ていただけるとわかるように、
園庭の裏には、木々が多く残っています。


なお、現在、0歳・1歳児は定員に近い状態ですが、
4・5歳児は空きがあります。



日曜日には、文京区シビックセンターで開かれる
「これまでの医療 これからの医療」をテーマにした、
田辺 功 氏  の医療講演会に参加してきます。

2008.05.20
こんばんは。

本日は、和光市の市民文化センター(=サンアゼリア)で開催された

平成20年度全国高等学校総合体育大会
和光市・朝霞市合同実行委員会 第2回総会

に参加してきました。





高校総体=インターハイ
です。


今年の高校総体は、埼玉県の各市が会場になっていて
和光市は、男子ハンドボール の会場になっています。


ちなみに私は、ハンドボールの経験は、
ハンドボールは高校の授業で一、二度やっただけです。


今後の予定は・・・

-----------

6月22日(日)  県内予選
  ※主催地、ということで、埼玉県は2校出場が可能。

7月29日(火)~8月3日(日)   
   全国大会(トーナメント方式)

-----------

となっています。



    






2008.04.24
こんにちは。

昨日(4/23)は、埼玉県八潮市に行ってきました。
県内の若手議員の勉強会です。





写真は会場の最寄駅、【つくばエキスプレス「八潮駅」】の様子です。

この独特のデザインのアーケード、
1億円するそうで・・・写真に写してきました。
 
今、和光市の駅前も改修の話が出ています。
屋根をつけてほしい・・・という話も。

これからデザイン・設計がされていきます。

デザイン・・景観も大切ですが、実用性や利便性,
そして、費用の点でも市民の要望を踏まえて、
今後の検討を進めてほしいと思います。



さて、それでは、本題の
埼玉県初の八潮市の小中一貫教育
ついて、報告します。

まず、八潮市教育委員会の職員さんから
約1時間、説明を受けました。その後、質疑応答をさらに1時間。

合計2時間の研修です。


八潮市のこの取り組みの特徴は・・・というと、
小中一貫教育、といっても同じ建物で学んでいるわけではない 
ということです。

ハード(=校舎・建物)は現時点では新設や統合するのではなく、
教育カリキュラムに連続性を持たせることで、
学び方・学校での過ごし方に一貫性を与えるというものです。


和光で例えると、
第二中学校広沢小学校・本町小学校・第四小学校
ひとつのグループとして考える・・・ということです。


だから、『小中一貫ではなく『小中一貫教育
呼んでいるんでしょうね。


小学校6年生から中学校1年生に進学した時、
・教科担任制
・部活動での人間関係
などに戸惑う「中1ショック」というものがあるそうです。

小・中の連続性を作ることで、その戸惑いを減らし、
不登校などを減らす、という効果を狙っているそうです。



では具体的にどうするか・・・?

八潮市では、いわゆる『特区』を取得し、
通常の学校で行なわれている「総合学習」のコマ数を減らし
「えらべる科」
「ふるさと科」
という独自の教科をつくることにしました。


えらべる科は、補習的な授業のほか、
食育や情報リテラシーなどの授業を行なうそうです。

ふるさと科
八潮市の 福祉・環境・文化を学ぶ学科です。

毎年、少しずつ切り口・視点を変えて、
ふるさと 八潮を学ぶというもので、

3年生・・・八潮の学区探検
4年生・・・八潮に住むお年寄りとの交流から学ぶ(=福祉)
5年生・・・八潮の環境
6年生・・・八潮の歴史
7年生(中1)・・・八潮の福祉・まちのバリアフリー
8年生(中2)・・・八潮と地球規模の環境問題を絡めて学ぶ
9年生(中3)・・・八潮について(=総括)

といった流れになるそうです。

※「7年生」、「8年生」という名称は実際にはまだ浸透していません。


最後の質疑で、私は和光市を例に出して聞きました。

Q、和光市は若い世代の流入出が多い。(=転校も多い。)
八潮市はどういう特徴があるのか?

このカリキュラムは一貫性を持たせるからこそ、
転校の多い地区には向かない気もするが・・・?



すると、

A、八潮市もつくばエキスプレスの開通などで、人口の流入出が多い。

だからこそ、八潮を学んでほしいと思っている。
そして、学ぶことで八潮に愛着を持つようにしたい。


という回答でした。



まちづくりと教育の在り方が密接に結び付く―

どういう教育を市として行ないたいか?を考えた結果、
八潮市が出した答えが、小中一貫教育だった、というわけです。



―まとめに代えて。


和光市も、学校不足の問題があります。(特に北側)

その一つの可能性として、今回は話を聞いてきました。


八潮市も全校で導入されたのは今年度からだそうで、
不登校対策としての効果検証や、実際の小中学校の連携が強まるのは
これからだそうです。


和光市の選択肢の一つがになり得るか―?
今後もよく研究したいと思っています。









2008.03.02
本日(3/2)は、改装中だった「にいくら保育園」
改装完了の「内覧会」へ行ってまいりました。 

※にいくら保育園は、和光市駅北口から、新倉小学校へ向かう
バス通り(大正通り)の途中、柿の木坂児童公園のそばです。




入り口には、小さな靴箱がたくさん並んでいます。

改築にあたり、和光市は保育園不足で悩んでいる経緯がありますので、
定員も増員しました。




全体の作りは、かなりスタイリッシュです。

デザイナーのこだわりがあるようで、
上の写真では天井を写していますが、アルミの波打ったデザインになっています。





これまでの委員会でも、この改装の話は報告されていました。

その時に気になっていたのが、増築したために
園庭が狭くなってしまうことでした。

それを実際に見てみると、
2階部分で遊べるようになっていることでうまく補えているように思いました。

この写真は、2階部分を撮影したものですが、
「木」のようで木ではない、素材(=やわらかく暖かい)で出来ていて、
子どもたちが走り回っても大丈夫だと思います。






もうひとつ驚いたのは、園庭の「砂」です。

この写真には、(少し見えにくいですが…)
「白い砂粒」「黒い砂粒」が映っています。

実は、この「黒い砂粒」のほうは、砂ではなくてゴムなんだそうです。
裸足で歩いた時に痛くないそうです。



そんな最新の技術や工夫が取り入れられた「にいくら保育園」、
今まで、園児たちは、プレハブの仮園舎でしたから、
早くこの園舎で過ごさせてあげたいと思います。


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