井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
県民の方から、次のようなご質問をいただくことがあります。
問、「東京都は午後2時過ぎには、陽性者数が公表されるのに、
埼玉の発表は夜になっている。なぜ夜まで掛かるのか?」
この情報公開の時間差はなぜ生じるのでしょうか?
その答えは・・・
答、「埼玉県はより最新の情報を公表することを重要視しているため。」です。
これだけでは分かりませんよね・・・
これから、詳しく解説します。
●東京都は、基本的に午後2時過ぎ(お昼のワイドショーに速報で
報じられるイメージがあると思います。)に公表している。
●この時間に発表するとなると、一般論だが、
おそらくは深夜0時くらいを「区切り」に設定している。
●そして、当日の午前中に、陽性者に連絡を取り、
年代・性別・居住地などの基本情報のみ公表していいかの「確認」を行う。
●そのようにして、確認作業を昼までに終え、
その内容を午後2時くらいに公表している、と考えられる。
〇一方、埼玉県は午後1時(13時)に集計を締め切る。
〇そこから、東京都と同じように陽性者に公表に関する確認作業を進める。
〇そして、確認作業をギリギリまで行い、
県が公表のリミットと設定している19時に公表をする。
(※最近はマスコミからの要請に応える形で18時30分に公表するよう努めている)
このように運用に差があるため、公表するタイミングが異なるのです。
一見すると、東京都のほうが素早く情報公開を行なっているように見えますが、
実は埼玉県のほうが、より“新鮮な情報”(最新の情報)を
公表していると言えると思います。
また、実はこの件について、県民の方からも
「なぜもっと公表できないのか!」という声が県の担当課に寄せられているそうです。
その際は、都度上記のような説明を丁寧に行い、理解してもらっている…
とのことですが、その分、担当職員の時間がとられてしまっているのも事実です。
是非、お知り合いの方で、同様の疑問をもっている方が居た場合は、
この埼玉の努力を伝えてあげてください。