井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
県営公園である和光樹林公園に関しても、
多様なご意見・ご相談をいただきます。
その中で、県と確認・交渉してきた案件について、ご報告致します。
【報告① 花時計は動かないか?】
総合体育館に近い入口から入ると、そこに「花時計」があります。
花も綺麗に咲いていて、和光樹林公園のシンボルのひとつだと考えています。
ところが、この花時計は長らく止まったままです。。。
市民の方、利用者の方から
「せっかくの花時計、動かすことはできないの?」と尋ねられます。
県の都市整備部と調整を行なってきましたが、
修繕をするには数百万円規模の予算が必要との回答でした。
この見積もりが絶対、とは言い切れないとは思いますが、
新型コロナ対応など様々な支出が考えられる中で、
現時点で修繕は行えないというのが実情です。
今後はしばらく止まったままの状態となりますが、
例えば、ボランティアの修繕を募る自治体などもありますし、
止まっていても見せ方の工夫も出来るでしょうし、
逆に、止まってることをしっかり伝えておくことも大事だとも思います。
(知らない人は正しい時刻だと勘違いしてしまう可能性もあります。)
先日、SNSでこの件を紹介したところ、「日時計にしてはどうか?」
という素敵な提案もいただきました。
私としては、時期を見ながら、
この時計が再び動き出す日が訪れるように、
県との調整を引き続き行っていきたいと思います。
その②
「芝生広場にあるような複合遊具をもっと増やしてほしい」
樹林公園に関して寄せられる声で、子育て世帯から多いご意見が
「芝生広場にあるような複合遊具をもっと増やしてほしい」というものです。
芝生広場内には、
〇滑り台一体型の複合遊具
〇小さい子向けのアイランド型遊具
があります。
でも、いずれも人気で週末ともなると遊ぶ子供たちでいっぱいです。
この増設について、私も兼ねてから
都市整備部(大宮公園事務所)に要望活動を行なっております。
ただ、昨年度末(3月)の時点での回答は
「現時点で増設の予定は考えていない」というものでした。
交渉及ばず申し訳ありません
コロナ禍を経て、
今まで以上に屋外の遊びのニーズが増えると考えています。
設置には、費用の面や設置場所など、様々な課題があるようですが、
今、樹林公園は長期的な公園再生に向けた取組を進めています。
芝生広場への設置にこだわらず、公園全体を見て、
どの場所をどう使っていくか?を考え、
引き続き県に要望と交渉を続けていきたいと思います。
その③「健康遊具を増設できないか」
複合施設と同じく、リクエストをいただくのが、
公園の北駐車場帆面にある「東屋」や
「ジョギングコースの0m地点」のそばにあるような
「健康遊具をもっと増やしてほしい」といったお声です。
確かに現在の東屋広場にある「懸垂」「背中伸ばし」などが出来る遊具は、
利用者も多く人気です。待ちが発生している場合もあります。
都市整備部との交渉の中では、
こちらも残念ながら、すぐさま設置します…という回答には至っていません。
ただ、『(現在、公園の中心部に配置されていますが)
樹林公園の規模から考えると、他の地点に
同様の機能があっても良いかもしれない』という
「全く無理ではない」という感触は得られています。
こちらも公園再生の進捗に合わせて粘り強く交渉していければと思います。
以下の<写真>は昨年参加した樹林公園の植物観察会の写真、
及びこの春咲いた入り口近くの花々です。
遊具に頼らずとも自然と共に遊べるのも樹林公園の何よりの魅力だと思っています
これからも自然の共に楽しめる県営公園づくりを進めていきたいと思います。