井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2021.11.15
こんにちは。

市内外を問わず、保護者の方から、
タイトルのような質問を多くいただきます。

コロナが落ち着き、秋ということで
運動会や音楽発表会などの行事も多く開催されています。

でも、ほとんどの案内に
「観覧できる保護者は1名まで」と書かれています。

昨年は行事そのものがなかった場合も多く、
2年ぶりの我が子の活躍を両親で見守りたい!というのは自然な願いです。

県内の小・中学校の方針は市町村教育委員会が決めます。

そして、その決定を下すにあたっては、
県教育委員会の県立高校に対する対応が参考にされます。

では、県教育委員会はどういっているのか?

10月21日に県から
県立高校宛に出された文章には、次のように

「文化祭・体育祭などの学校行事は、
企画内容の工夫と感染防止の徹底をして実施」

と書かれています。




これは例えば、学年ごとに開催するとか、
種目・演目を短縮するとか密になりやすそうなものは
省くなどを指します。

観覧保護者の人数を減らすことも
この中に含まれるのでしょうけれど、
人数を制限せよ、とは実は書かれていません。

そして、同じく10月21日付で県から
各市町村教育委員会宛に出された文章(下記の写真2枚)には、
これまでの通知にはなかった

「一般公開を実施する際には」という項目が加えられ、
公開の制限は減ったといえます。(※下記写真のピンクで囲った部分)









文書には

「一般公開を実施する場合には、

来場者の把握方法や入場方法、健康観察方法(検温)等を、
各学校において感染防止の観点から適切に定めること」

とされています。

ここにも、人数を絞ることが必須とはされていません。
あくまでも、“各校(実質的には市町村教育委員会、と言うべきかな)が
感染防止の観点から定めたため”の人数制限です。

一方、文書が出たのが10月21日、
というのもポイントもしれません。

この時点で既に保護者あての文書や通知も出されていて、
再度方針転換が難しかったのかもしれません。

ただ、今はアプリでリアルタイムで連絡できる状況にもありますし、
この2年間のコロナ禍で保護者の
「“感染”しないための“観戦”マナー」も浸透していると思います。


県内の市町村教育委員会や学校関係者の皆様。

今からでも遅くはないと思うのです。

可能なら「保護者2名まで参加可能」と
新たに方針を出してもらえないでしょうか? 

議員には促すことはできても決定をすることはできません。
市長などの首長もまた、基本的には教育長の考えを尊重する立場です。

私自身の実体験として言えますが、
両親・また複数の保護者が子供の成長を見守り、
それを共有することって家族のためにもすごく重要だと思います。


まだこの先も、2学期の間はもちろん、
3学期には卒業式もあります。

是非、一日も早く再検討が広がることを願っております。




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