井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2025.09.01

埼玉県大野知事 治安悪化で警察署を新設→外務省にトルコ国籍者への短期滞在者ビザ免除を一時停止求めた意図



デイリースポーツ


https://news.yahoo.co.jp/articles/e120d54fff8e15c49f66a78beb6f54db07d6be52?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20250831&ctg=dom&bt=tw_up


この記事は、埼玉県 大野元裕知事がフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演したことを踏まえて書かれていますが少し補足します。



埼玉県を含め、都道府県では自主的に警察官の増員は出来ません。


基本的には総務省の権限で、どの都道府県警に何人配分するかを決めます。 そのために、県(知事)や県警本部、そして県議会では、毎年、国に要望書(県議会からは意見書)を提出しています。


実際に、平成30年度を最後に本県では1人も警察官の増員が図られておりませんでしたが、この配分が、ちょうど令和7年度配分において、集中配分され、全国で476名の増員するうちの、175名が埼玉県に久々に配分されました。やはり昨今の県南エリアの治安情勢も、この配分がされた一因と言えるでしょう。


また「22年ぶりに川口北警察署を新設する予算を組みました」とありますが、これも川口市選出の県議を中心に、県議会で要望をし続けても、なかなか県・県警の腰が重い中、ようやく要望が実った形で在ります。


県民の安心・安全に「誰」が頑張ったから成果があった…というのは無いと思います。


この記事だと、議会の動きが見えないだけでなく、知事のみが昨今の情勢を受けて急きょ動いた…みたいに読み取れそうなので、補足させていただきます。




2025.08.24
本日、テレビ埼玉の「主要会派代表者に聞く」が放送されました。(後日、県議会HPでも見られるようになります。)






毎回、冒頭にカメラに向けて挨拶を行なった上で対談(インタビュー)形式に入りますが、今回はその冒頭の挨拶部分を『手話』で行いました。


これまでも「井上です」くらいは出来ていたのですが、今回は


「皆さま、こんにちは。無所属県民会議 代表の井上航です。私たちは主要会派の中で、唯一、特定の政党に属さない無所属議員で構成された会派です。よろしくお願い致します。」


を手話でお話ししました。





※1枚目の写真は「井上」の「井」を表しています。



Wordでも3行分、時間にすれば20秒くらいなのですが、手話を覚えるにあたって、何度も何度も練習しました。


手話の様子を、わが会派の金野桃子議員、そして戸田市議会議員でご自身も聴覚障害を持ち、手話を使いこなす佐藤太信市議に見本動画を送っていただいて、それを繰り返し繰り返し、時にはスローで再生して、練習しました。自宅での練習はもちろん、夏の視察の行き帰りの移動中も練習しました。


手話のひとつひとつに込められた意味を和光市図書館で「手話辞典」を借りてきて確認しながらの練習は、大変だったけど、手話の学ぶ良い機会になりました。


ちなみに、今回、手話を用いたきっかけは、金野議員が6月定例会一般質問で手話を交えて大野知事に質問したことです。


今年の11月、聴覚障害を持つ方のスポーツの大会「東京2025デフリンピック」が初めて日本で開催されます。


既に県内出身選手の出場も多数決まっています。


質問では、機運醸成や選手への激励について取り上げて、大野知事からも手話で応援メッセージがありました。



埼玉県の特別サイトも立ち上がっています。



是非、県民みんなで東京デフリンピックに注目してもらえればと思います。


次回は放送の中身に触れたいと思います。




2025.08.17
私がこの間、最も多くの学びを得たと思っているのが、県議会の図書室でも紹介された

『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか(著:中井俊巳)』

です。







別学の有益性を考えるにあたって、「男女には生まれつき生物学的な差異がある」という視点で議論が進みます。


この著書で紹介されている「男女で違いがある生物学的な特性」は


言語能力
空間認知力
聴覚能力
興味を引かれるもの
記憶の仕方
感情の処理の仕方
読書の好み
成熟のスピード
行動
学習態度
友情・教師との関係のあり方


などです。


これらを紹介するだけでも、男女それぞれにより適した環境で学びを享受することによる教育的効果がある…と感じられると思います。


そして、それぞれの性において特に優れているのは

・男子は「空間認知能力」
・女子は「聴覚」

ということです。



著者は「これらは男女の『脳』の違いによるものである」と明確に打ち出しています。


現在の男子校・女子校における勉学で、どれだけこれらを踏まえた授業内容になっているのかは私自身の研究・調査が足りません。


それでも別学で高い成績を修める生徒が多いことを考えると、長い伝統や蓄積されてきた授業ノウハウの中で、自然と、性別による特性にあった学びが行われているのだと考えております。


以上を踏まえて、私が言いたいことは


〇『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか(著:中井俊巳)』はとても良い本である。

〇本来、別学・共学の議論はこういう視点でこそ行われるべきではないのか。

〇そして、男女の生物学的な差異に着目すれば、別学は維持されるべき


以上、3点です。



2025.08.16
県議会議事堂のエレベーターには、昨年くらいからだったからだと思いますが、今までは印刷物としてもらっていた「埼玉県議会図書館だより」をラミネートとして貼り出しています。



この取組のおかげで、私個人としては、図書館を利用する頻度が増えました。


こちらの写真は「令和7年6月号」の写真です。

その中に気になる本が…


『教育にひそむジェンダー(著:中野円佳)』です。






私は県立高校の共学化問題を考えるにあたり、可能な限り資料や本も読むようにしています。この本もその一つでした。


…ただ読んでいくと、例えば「女の子はお人形遊びを選ばされている。ピンクを選ばされている・・・」といった人生全般を通したジェンダーの話で、共学・別学の話はほんの一部でした。


そんな訳で、こちらの著書では、共学化議論にあたっては、あまり新たな発見・視点はなかったのですが、それと異なり、非常に参考になった著書がありました。


それが、『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか(著:中井俊巳)』です。


詳しくはこのあと、お知らせします。





2025.08.14
そして最後の【意見交換会での発言その❸】についてです。





<新聞報道でどう報じられたか>

「男女一緒に過ごすほうが男女の区別を意識せずに、自分の個性や能力に合った人生を歩める」


<県教委の発言の真意>

県教委としては
「自分の個性や能力に合った人生を歩みたいと思うならば、男女一緒の環境で過ごすほうが、男女の垣根を越えて協力し合うことになり、その目的(=自分の個性や能力に合った人生を歩む)実現に繋がるではないか?」

というニュアンスの発言だった


<井上の感想>

・報道では「男女一緒に過ごす」という『行動』が「自分の個性や能力に合った人生を歩む」という『結果』に繋がると読める。

・一方、県教委の真意は「自分の個性や能力に合った人生を歩むという『目的』を果たしたくば「男女一緒に過ごす」という『行動』をせよ、である

…結論から言うと、私は「報道」にも「県教委の真意」にも、どっちにも共感できないんですよね。

「男女一緒のほうが自分の能力に合った人生を歩める」と決まっているワケはないし、逆に県教委の真意のほうは「良い人生を歩みたければ共学に行け」みたいにも聞こえます。。。

確かに、男女ともにいる環境に居たほうが個性を伸ばせる人もいるでしょう。
一方、別学出身者には、多くの各界で活躍された方が居ます。


その方々はむしろ、

「異性が居ない別学という環境での3年間があったからこそ、自分の個性や能力が伸ばせた方なのではないか」

と思っています。


だからこそ、別学を求める生徒がいて、県として定員と入学希望者のバランスが取れている間は、両方(共学と別学)があることを県の強みとすべきです。


最後に。

私が先日行なったヒアリングの場において、県教委は意見交換会のスタンスとして、
「あくまでも県教委の考えを、質問に答える形で述べているので、考えを参加者に押し付けるのではなく、県教委の立場を述べているに過ぎない」
と言っていました。

その点は評価できると思います。

その上で、意見交換会に参加する予定の皆さまへ。


残り2回の意見交換会で、県が根本的に共学化のスタンスを変えることはまずはありません。

論破しようと思っても、ここまで紹介した❶~❸みたいに、納得のいかない回答が出てくるだけだと思います。


それならば、参加者で別学存続を願う方は「別学を受験した理由、入ってよかった点」などをどんどん伝えていってください


結果として、県教委がうまく説明しようとすればするほど「男女共同参画の視点で共学化を推進する」ことのロジックがいかに強引か、自ら示すことになりますから。





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