井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2023.12.14
まず結論から申し上げると…

「Q、県の水道事業は今回の濁り水に関連あるの?」と聞かれれば、

「A、和光市の水道事業には深く関わりがあるけど、今回の濁り水に関して県の責任はありません。」ということになります。


さて、補足に入らせていただきます。

11月11日(土)に市内で発生した濁り水ですが、ご覧の方の中にも不便を被った方もいらっしゃると思います。

発生以降、10回以上に渡り、市からは細かに情報発信されて、11月29日に和光市のHPには原因の究明結果が掲載されました。

それが下記です。


・発生日時:令和5年11月11日(土曜日)13時頃

・発生場所:市内広域

・発生原因:11月11日(土曜日)10時~16時の時間帯において、埼玉県が運営する大久保浄水場の定期点検の ため、県水受水停止作業を実施しており、本作業に併せて、例年実施している和光市酒井浄水場内県水バイパス配管内の洗浄作業を行いました。その時に操作した各仕切弁の確認不足及び弁本体の動作不良により、県水バイパス配管を経由して配水池へさびの成分が流入し、市内広域で濁り水が発生してしまいました。

・今後の対応:県水停止作業マニュアルを再確認し、修正が必要なところは早急に修正を行います。また、バルブ操作方法・全閉確認方法について運転管理員へ再教育を実施し、再発防止を図ります。



その説明の中で、
「埼玉県が運営する大久保浄水場…」
「県水バイパス配管が・・・・」

など名称と出てくるので、「埼玉県も関係あったの?」と、私宛にご質問も頂戴しております。


その答えとしては、冒頭に触れたように「県に瑕疵(=県側のミス)はありません」というのが、答えになります。


先ほどの市の説明だけでは分からないという方向けに、私に出来る範囲で少しザックリとお伝えしたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~

・まず、前提としてですが、私たち和光市民が蛇口をひねって出てくる水は荒川・利根川の水を県営の大久保浄水場で飲めるように綺麗にした『県水』を約70%と、市内の地下水を約30%の割合で使用しております。

・大久保浄水場は、さいたま市桜区にあり、そこから水道管を通って、和光市の浄水場に送られてきます。

・濁り水が起きた、11月11日は大久保浄水場の定期点検を行う日でした。そこで和光市水道課では、それに合わせて、普段は県水が送られ続けてきているため、出来ない酒井浄水場内の、普段は使わない「バイパス管」を洗浄することにしました。(図の緑色の管の部分)





・洗浄と言っても、やることはシンプルで、水を逆流させることで綺麗になるのです。

・今回洗いたいのは、図のように流量計をまたぐ形で取り付けられた『普段は使わないバイパス管』です。

・そのためには、この流量計の部分には流れないようにする必要があり、流量計の前後の弁を閉めることで、水はこの緑のバイパス管に流れを変えます。

・ただ、その作業するときは県から送られてくる県水をパイプの弁を閉めて、水の流れを止めて行う必要があります。ところが、この弁を「全閉」にするはずが、ミスにより開いていました。なので、本来なら、バイパス管を逆流した水の流れだけが起きるはずが、バイパス管を通常の水の流れで生じてしまいました。←ここが原因!

・普通の水道管にも汚れが付着しますが、常時水が流れているので、汚れごと流れて、管の中は綺麗です。(その後、その汚れは除去されます。)

・しかし、普段使っていないバイパス管には汚れがついていました。それを洗うために逆流させて洗う…という計画だったのですが、“通常の流れが生きていたため”に、バイパス管の中の汚れを落としながら、各家庭に水を運ぶ通常の流れに落とした汚れも乗って流れて行ってしまった。


~~~~~~~~


…以上のような経緯です。


市と県は、きちんと連携もとって、清掃日時もタイミングも合わせていたのですが、弁を閉めるのが完ぺきではなかったため、普段使わない管の中の汚れが流れ出てしまった…ということです。

市も再発防止策を発表し、今後、二度とこのようなことが無いようにするとしています。



また、
(1)受水槽等の清掃
(2)浄水器、エコキュート等フィルター交換
(3)飲食店等営業補償
(4)その他の損害

については、個別補償をするとしていますので、下記をご参照ください。


2023.12.14
和光市は、市内に総戸数50戸以上の集合住宅を建設する場合、総戸数の2分の1以上を専用面積50平方メートル以上の家族向け住戸にすることを義務付ける市まちづくり条例改正案を12月議会に提出しました。


既に委員会では可決されており、本会議で成立すれば来年4月1日に施行されます。

和光市議会ではこの間、多くの議員の方々が継続して提言を行ってきたと伺っております。

実は、私もこの条例について思い入れがあります。


「まちがワンルームだらけになってしまうのではないか?」という問題意識は、15年近く前からもっており、私が市議の頃、当時の会派「新しい風」のメンバーで豊島区のワンルームマンション条例について視察に行きました。


市議会の一般質問でも、平成22年の12月定例会で取り上げたのでした。



あれから10数年。。。


時間は掛かったのかもしれませんが、今後の和光市のまちづくりには欠かせない条例と思っていますので、和光市議会での正式な可決・成立を待ちたいと思います。




2023.12.14
12月定例会から、傍聴席とは別に、親子(特に未就学児など小さなお子さん連れの親子)が傍聴しやすいよう、親子傍聴席を新設しました。




私が議会運営委員会を務めていた際にも、他県議会の取組を視察したこともあります。

そして、先日の民主フォーラムの県議さんの質問で初利用されました。(質問者のお孫さんが傍聴。)

完全防音ではないので、議事中に少し可愛い声が聞こえてきましたが、ひょっとしたら部屋の中の設備をクッション性の有るものにすることで対応が出来るのではないか、と感じました。

設置を報じる記事には、和光市議会の取組も紹介されています。(〇印のところです。)





小さなお子様が居る方でも、傍聴しやすくなりましたので、興味ある方は是非親子で傍聴にお越しください。
2023.12.12
諏訪原団地にお住まいの方から、

「諏訪原団地と市民グラウンドを結ぶ横断歩道や、第四小前の横断歩道が摩耗して薄くなっている。対応をお願できないか?」

とご相談を受けました。


摩耗状況は県警が定期的にチェックしていますが、それでも発見頻度には限度があります。

今回も地元の声を踏まえて、現場チェックをしていただく、引き直しが実施されました。
※写真は共に「After」です。










夜間の車の走行の際も、よりハッキリと目視できるようになった、と私も実感しています。


少しでも安心・安全な横断歩道となれば幸いです。
2023.12.12
本年のはじめ、1月頃に下新倉小学校や併設する図書館・児童館利用者の方から、

“県道和光北インター線”(=水道道路)の下新倉小学校北側部分のガタつき部分が酷い”

というご相談を受けました。






実際に私も車で経験して、水道道路から併設駐車場に出入りする際も、凸凹がひどく車が浮き上がるような状況になっていました。


県土整備事務所に調査を要請した結果、現場確認をしてもらい、「状況が悪い」との判断がされたため、8月末に舗装を打ち換える工事が実施されました。







下新倉小学校、児童館、図書館分室をご利用の方に少しでも使いやすい道になれば幸いです。


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