井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2025.01.17
私のSNSや「井上わたるの和光ブログ」を見てくださっている方から

「ブログの『シリーズ県立高校共学化を巡る議論』を検索するのが大変なので、専用のページを作ってほしい」

とご連絡をいただきました。


本日時点でシリーズも≪26≫まで重ねてきました。

そこで、ブログに新たにカテゴリを作成しました。

シリーズ記事を見る時や、知人にシェアしていただく際は、以下のURLをご紹介ください。(※今後、綴るブログもここのカテゴリに入るようになっています。)



スマホだと<写真1&2>




そして・・・・






PCだと<写真3>のイメージです。








2025.01.17
阪神大震災が発生した30年前、私は兵庫県西宮市で家族と暮らしている中学3年生で、県立高校の受験を目の前にした出来事でした。

当時の兵庫県は総合選抜制という居住地要件があり、住んでいるところのそばの高校しか選べませんでした。

それが故に、震災直後の、勉強どころではない環境下でも、受験⇒合格ができたように思いますが、やはり進路選択に「ここに行きたい」という何らかの希望を抱いて高校受験に向き合っていたか、というと、正直そうではなかったように思います。

そのため、中学卒業後の進路選択には、多様な選択肢があるほうが良い、と自身の経験からも思います。

埼玉県立高校の別学(女子高・男子校)の維持に力を注ぐのは、自身の高校受験の際に、選択肢が無かった経験を踏まえて、埼玉県の今の、そしてこれからの子どもたちには、高校受験の際に多様な選択肢を残してあげたい、という想いもあるのです。


改めて、今日で震災から30年です。

あの震災の時の「もっと政治がちゃんとしていれば守れた命もあったのでは?」という想いと、中学3年生ながら「あのとき、もっと何か出来たのではないか?」という想いが私の政治の原点です。


今年度は、希望して「危機管理・大規模災害対策特別委員会」に所属しています。


県の防災・減災の取組をさらに進められるように引き続き活動していきたいと思います。
2025.01.15
実はなかなかご報告が出来ておりませんでしたが、この間も和光市内の様々な箇所で、架け橋プロジェクトの実現事例が生まれています。


今日は、そのうちの1つをご紹介します。

場所は下記の赤丸部分です。






和光市役所(国道254号線方面)から、車でこの交差点に差し掛かった際、西大和団地側から高校側へ渡る際の「自転車専用側」の信号機がかなり車道側の道路の方を向いており、車を運転している人間からは、かなり紛らわしく視えてしまう、という状況が発生していました。


地域の方から「見間違いによる信号無視で事故が発生してしまうのでは」という心配の声が寄せられました。


特にBefore写真のような夜間は、信号が頼りになりますので、余計に危険性が高く感じられます。



出来れば、「角度をもっと車側から見えないようにする」や「信号機カバー等で車から見えなくする」などの対応が出来ないか、検討を県警本部に要請しました。


検討の結果、信号の角度を調整して、見間違いのリスクを減らす対応を行いました。

(下のAfterの写真参照。写真は歩道から撮影しているため、少し分かりにくいかもしれませんが、ドライバーから見た印象は大きく変わっていました。)




お声を寄せていただき、ありがとうございました。


また、和光市内で道路や信号、道路標識などの安全対策について、お気づきのことがあれば、ご連絡いただければと思います。


連絡先は、こちら

もしくは、各SNSで。

※現地の写真などがあると、より素早く対応できると思います。
2025.01.13
ご承知の方もいらっしゃると思いますが、埼玉県教育委員会は1月9日、県立高校の教育活動・教育環境の充実と再編整備を進めるための新たな「魅力ある県立高校づくりの方針(案)」を公開しました。

この方針案は、今、とても注目されています。

ひとつは、2038年4月までを目途に、少子化などを理由として県立高校(26年4月段階で131校)を116~112校程度まで再編することを検討する、という内容が盛り込まれたこと。

(↓県教委HPより)





もうひとつは、県立校の共学化の推進については、昨年8月に公表した苦情処理委員の勧告に対する回答(=措置報告書)の通り、「教育委員会が主体的に共学化を推進する」という文言が載ったことです。


この発表以降、SNS(特にX)で、私も色々発信してきました。

そのため、Xを見ている方にとっては、少し重複する内容もあるかと思いますがご容赦ください。

この投稿を見れば、この発表をどう受け止めるべきか? を総合的に触れたいと思います。

そのためにも、今回は「Q&A方式」で書き進めたいと思います。


====

Q①、この方針で示された内容は「決定事項」なのか? 今から声を上げることは出来ないのか?

A①、まだ「決定事項」ではありません。また「勧告への回答(=教育委員会が主体的に共学化を推進する)」が、今回の方針(案)に載ったこと自体を嘆きたくなりますが県教委の手続きの中で発表された内容である以上、むしろ載らないほうが不自然です。

そのため、意見があれば、今回、声をあげましょう。

現在、県教育委員会は『県民コメント』を募集しています。団体でも個人で応募できます。


~~~

Q②、県民コメントは誰でも応募できるのか? 私は埼玉県外に住み、そこで働いているが、県立の別学卒業で今後も別学を維持してほしいと願っているのだが。

A②、「県民コメント」というだけあって、意見を言える対象者は“県内に住所を有する個人、法人、団体及び県内への 通勤・通学者です。” との規定があります。


~~~


Q③、では、県外在住&在勤者は、何も声を上げられないのか?

A③、今回の県民コメントは対象外となってしまいますが、例えば、教育委員会は常に「教育行政へのご意見・ご提案」を募集しています。 ここに県立高校OBとして、お声を寄せていただくのも一つの方法かと思います。


また、「ヤフコメ」が書き込める記事にご意見を書いてみるのも、ひとつの意見表明になるかと思います。

教育長も「記事にコメントが寄せられていることを承知している」と議会で答弁しています。 私も目を通していますが、別学維持を望む声のほうが多く、勇気づけられることが多いです。



~~~


Q④、「県民コメント」で声を上げれば、絶対にその声のとおりに変更される?

A④、実際に変更されるかは現時点では確証はありません。但し、県教委は必ず、「どの項目にどれくらいの件数の意見が届いたか?」「その意見に対して、県教委としての回答はこれだ」というのを公表します。

そのため、「県民からの意見はあまり無かった」となるより、1件でも多くの声が届けられるほうが県教委に対するメッセージになります。

それが万一納得出来ない回答なら、今度は私たち“別学を守りたい議員有志”が質問等で取り上げるようにしていきます!


~~~

Q⑤、方針では、「県立高校を令和20年4月までに最大で19校を削減する」という案が示されたが、既に対象となる学校は決定しているのか?

A⑤、いいえ。現時点では具体的な対象校は絞っていません。だから、教育委員会が言う「共学化を目的に再編することはありません。」という言葉は信じてよい、と考えます。

その証拠に、来年度から和光高校と和光国際高校が統合で、和光新校(仮称)となりますが、平成28年の改定前の「魅力ある県立高校づくりの方針」や、平成30年4月に出された「魅力ある県立高校づくり実施方策策定に向けて」の中には、県立高校の統合を行う旨は示されましたが、そこには具体的な高校名は載っていませんでした。

具体的な対象校が示されたのは、そのあとに示された『魅力ある県立高校づくり 実施方策の中です。


令和元年12月に公表された『 第1期 実施方策』では、

●飯能高校と飯能南高校の統合

●児玉白楊高校と児玉高校の統合

が示され、和光高校と和光国際高校の具体的な名称が出たのは、令和4年に出された『魅力ある県立高校づくり 第2期 実施方針』の中でした。

※第2期では、和光市内の2校の統合の他、合計6件の統合案が示されました。


そのため、もし、この先、具体的な対象校名が出るとすれば、次に「実施方策」が出されるタイミングということになるでしょう。


そこがどこになるかは、今後の人口動態や募集状況次第だと言えると思います。

(参考)

2022年に和光高校と和光国際高校の統合の話が出た際に作成したチラシがありますので、参考にURLをご紹介します。




=====
以上、全ては語り切れていないかもしれませんが、今日はここまでに致します。

結びに。


私がひとつ、加えて言いたいのは、感情的に激しい言葉をぶつけるよりも「努めて平静を装う」ほうが今後の活路を見出だせると思っている、ということです。


例えば、下記URLは今回の件を報道するNHKのニュースです。


この記事だけを読むと、今回の再編方針と共学化問題とが、必要以上に絡めて報じられているので焦りや怒りの感情が湧いてくる方もいると思います。

でも、だからこそ冷静に声を届けていただきたいと思うのです。


なぜなら、埼玉県には新たに「埼玉県こども・若者基本条例」があります。

この条例では「第12条 こども・若者等からの意見聴取及び意見反映」という規定があります。

この規定通り、ちゃんと「こども・若者の声を聞いて、その声をカタチしてくれ!」と求めていきましょう。


条例の規定なので、知事部局も教育委員会も避けようもありません。


7月の「こども若者条例」の制定後、最も大きな県民コメントとなるのが、今回です。
その条例下で寄せられた声にどう応えるのか、そこも注目されています。



ひとりでも多くの方の声が届くことを願っております。
2025.01.09
毎定例会の最終日に、各会派の代表者は1つの原稿の締め切りが待っています。

それが、この「定例会を振り返って」の原稿です。

最終日の閉会の瞬間まで何が起きるか分からないので、私も閉会してから頭をフル回転させてその日の夕方までに原稿をまとめます。

実際に掲載されるのは、議会事務局のチェックなどが入ってからなので、少し経ってからなのですが(例えば12月定例会の振り返りは今週アップされました。)、県民会議として伝えたいことは何か?を毎回考えます。

他の会派を見ると、結構フォーマット化(定型化)されている会派もあるようですが、私は自由度をもって原稿を書いています。その分、大変ではありますが、大事な発信の機会なので、推敲を重ねます。


今回は以下の◇以降のような内容を綴りました。(画像も参照ください。)








下記URLでは、他会派も含めた全体ページに飛ぶようにしてあるので、良ければご覧ください。




◇◇◇◇◇◇◇◇

 12月定例会では、わが会派から岡村ゆり子議員が質問にたち、警察官の増員や早期療育のための言語聴覚士の増員など8項目について知事や執行部と議論を行いました。

 また、埼玉県議会では9月定例会から12月定例会の間に「決算特別委員会」が開催されます。今年度は私と平松大佑議員が委員になりました。

 歳出の審査では、会派で積極的に行なってきた現場確認視察を生かして、特別支援学校の過密対策、こども動物自然公園の展示の充実、消防学校の狭隘化・老朽化などの問題点について指摘したところ担当課から前向きな答弁がありました。今後の取り組みに期待したいと思います。

 また、決算特別委員会では県の水道事業などについても審査します。審査に先立って行われた県営大久保浄水場の視察では、わが会派が予算要望で求めてきた「高度浄水処理施設」の建設の様子も見ることが出来ました。この施設が完成すれば、より安全・安心で良質な水の供給が出来るようになるので是非ご期待ください。

 今後も貴重な税金が県民の皆様のために適切に使われているか厳しくチェックするとともに、より良い暮らしの実現のため政策提言を重ねてまいります。


◇◇◇◇◇◇◇◇
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