井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2010.05.24
こんにちは。

先週の土曜日、若手政治家養成塾でも
一緒に事務局をやっている
文京区議会議員 上田由紀子 区議の所属する会派、
“新風会”の主催する区政セミナーにゲスト参加してきました。

※うちの会派名が “ 新しい風 ”
これも何かの縁だと思っているのです。


区政セミナーは2部構成で

「第1部」は、議会のなんでもQ&A
「第2部」は、“模擬” 事業仕分け です。

主に、後半第2部の模擬事業仕分けの
コーディネーター(司会進行・議題整理など)を担当しました。



私はこれまで、2回の模擬事業仕分けに参加してきました。



・世田谷区の中塚さちよ区議が行った 模擬事業仕分け

⇒テーマは「コンピューター活用教育」


・会派 新しい風 の模擬事業仕分け
⇒テーマは「議会費について、なんでもQ&A」


なので、今回が3回目です。




今回、仕分け対象となったのは、
「ふるさと歴史館」




(参考) http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/

3回目にして、初のハコモノを仕分けることになりました。


※私は、先週、都内に行く用事があったので
その帰り道に、立ち寄ってみました。



新風会の3人の区議には、
所管するアカデミー推進課の職員
または、ふるさと歴史館の館長になったつもりで臨んでもらい、

区民代表者1名と 
区外の議員さん
なかまえ 由紀 港区議
上田 令子 江戸川区議



の3名が「プロ仕分け人」になって、仕分け作業を進めていきました。

そして、その後、セミナー参加者からも
意見を言ってもらい、実際に「評価」もしてもらいます。



ちなみに、この施設来場者は、
昨年実績は、15,000人。

その半分以上は、無料対象の
・小学生
・高齢者、身障者
・友の会(会費は取っている)
です。


こうした基礎データの説明ののち、

「来場者の推移」や「展示内容の充実状況」など
様々な視点から、意見がでます。

区議の3名も、「文京の文化を大切にしたい」・・・という想いから
まるで本当の職員のような回答(←誉め言葉かな?)がされ、
テンポよく仕分け⇒答弁のやりとりが進められていきます。



そういう意味では、事業の『継続』にむけた期待も
出来るかな・・・という雰囲気もあったかも・・・と思いました。



しかし、私の進行で、セミナー参加者の方に
「実際に行ったことがある人、挙手をお願いします。」と尋ねた時、
手が挙がったのは、3割以下にとどまっていました。

※単なる3割以下ではなく、区政セミナーに参加するくらい
区政に興味ある人の中で、3割もいない・・・
ということでしょう。



ちょっとこの実態は、職員役を務めた区議3名にも
堪えたようですね・・・。


その後、評価をお願いしました。



プロ仕分け人3名の“評価”は、3名とも「廃止」。

その「理由」は


文化を区民に伝えることは大いに進めてほしいが、

待機児童や高齢者施設等の他のニーズが切迫してい行く中、
現行のように、施設を維持して、展示を行うのは事業として厳しい。


というものでした。




区民の意見も、

・拡充        1名
・継続        0名
・見直し&改善  7名
・廃止        8名

となりました。






あくまで、これらは“模擬”ですが、
ここで出た意見は、とても貴重なものばかりだったと思います。

会派の3名には、是非こうした生の声を
区議会の場で活かしてほしいと思っています。


私もまた、今回も大変勉強になりました。

「仕分けをする」っていう気持ちで
「他自治体のハコモノを見る」という機会は
そうないですからね。

ただ、その視点で見ると、不足している要素なども
目立って見えたのかもしれません。

外部の視点で見る・・・というのは、やはり意義があると思います。

一例をあげると・・・・
 
 
○ “誰”に見てほしい展示なのか?
 
仕分けの中でも、小学生や中高年の入館者が
多い旨が述べられたが、実際に展示を見てみると・・・
 
・展示解説に振り仮名がない⇒子どもは読めない
・展示解説の文字が小さい⇒お年寄りは見えない
 
といった現状だった。
 
「中学生以下 及び 65歳以上無料」にしているということは
こういう人たちに来場しやすい状況を作っておきながら
実際には、その人たち向けの展示になってない…というのは
やはり問題かと思いました。


以上が感想です。


和光の施設や事業、サービスにも
同様のこと(=利用者視点に立ててない)がないか、
再点検する必要性 
を感じました。
 

 
 
 
 
2010.05.20
こんにちは。

本日、午後2時~ 和光市議会では
全員協議会を開催し、第4次総合振興計画 基本構想に関する
説明を受けます。

さて。

この総合振興計画に関しては、
これまでもブログに綴ってきました。

○2010.050.8
「総合振興計画+あなたの意見=新しい和光!」
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/695/



です。

そこには、パブリックコメントの呼び掛けを
次のように書きました。


====


和光市ホームページ
【第四次和光市総合振興計画基本構想素案に対する
パブリック・コメントの募集について】

http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5684/_5699/keikaku4/_8916.html


をご覧ください。


※資料は、市役所ホームページのほか、
政策課(市役所3階)、行政資料コーナー(市役所1階)、
図書館、各公民館、各出張所でご覧いただくことができます。
 
提出期間は、平成22年4月25日(日)~5月24日(月)です。



和光市の未来を作り上げるのは、
市長・市役所・議会だけではありません!

市民の皆様の意見こそが、
これからのより良い10年を作る
私は考えます。

 
===

以上です。



「市民の皆様の意見こそが大切!」というのは
私の考え方の基本ですが、

Q、では、議会はこの総合振興計画にどう関わるべきか?

ということも重要なことです。



表題の
「総合振興計画は議会の自治体経営ツール」
そのヒントをもらうべく、先日(5/9 [日曜] )参加した勉強会のタイトルです。

かつて、議会が “総合計画” において果たしてきた役割は
簡単にいえば、「○○が豊かなまちにする」といった抽象的な
まちの方向性=基本構想 だけ
でした。

しかし、ここ最近、その基本構想に
より具体性をもたせる取り組みが進んでいます。

和光市もそうです。


すると、それは議会が関わる範囲が広くなることを意味します。


そのため、基本構想に

・何を載せるか?

・どう載せるか?


を検討することで、将来のまちづくり=自治体経営に
議会がより積極的・具体的に関わることが出来るのです。



このことは、議会に身を置く人間としては
非常に責任の大きさを感じ、身が引き締まります。


ただ、その勉強会の中で
講師の方が言った、最も重要な一言だと思ったのは、

議会が審議する範囲が広くなる。
それはつまり、
議会に求められる「市民との対話」の範囲も
広くしなければならない

ということでした。


言い換えると…


議員が「ああすべき」「こうすべき」と
密室(=議会の中だけの審議、という意味でやるのではなく、
議会が市民に意見を聞く⇒そのために意見交換会を開く・・・などを
行なって初めて意味がある、とことです。

10年単位で作られる総合計画は、
先進例では、その期間中に市長が交代することがあれば、
その時に見直す仕組みがあります。
(例:岐阜県多治見市)

議員も「選挙で選ばれたら、その後は白紙委任されるのでなく、
常に市民の考えを確認しつつ行動すべき」、という考えに立てば、
選ばれた議員の感覚だけで議論するのではなく、
市民の、今の、生の、声を聞きに出る必要生を、
強く指摘されました。




その通りに出来るかどうかは、
未知数の部分もあると思いますが、
(全ての議員が、この認識を持てるか・・・に掛かっている。)
10年に1度の「総合計画 」の策定に関われることの
責任の重さを噛みしめて、審議に臨みたいと思います。






2010.05.17
こんばんは。

ここ数カ月、利用を始めている「ツイッター」というツール。
まだまだ使いこなせてないとは思っているのですが、
最近、これを利用して、嬉しいことが続いています。


先日、「明日、地下鉄成増で駅立ちします!」
書きこんだら
「受け取りますね。ちなみに、私の特徴は○○です。」
返信くださった方がいます。

そして、駅立ち終了後、チェックをすると「受け取りました~」
今度は、また別の方が返信をくれていました。



そして、
「明日は和光市駅で駅立ちします。南口の予定です。」と書いたところ、
このツイッターを見て、友人が私にはナイショで、
サプライズで駅立ちに手伝いに来てくれました。


今、夏の参議院選挙に向けて、
選挙期間中のネットの更新が解禁されようとしています。

ただ、このツイッターは認められないそうです。

まだまだ、使いこなせてない私でも
こういう交流が生まれるのだから、ひとつの媒体として
認められてもいいと思いますが・・・。


もちろん、このツイッターの更新に気を取られて
直接の顔を合わせ、言葉を交わすことを忘れては
元も子もないですけど。





2010.05.15
おはようございます。

この間、ブログの更新もままなりませんでしたが、
いよいよ本日、若手政治家養成塾が開講します!

今週、駅立ちや市内のご挨拶回りをしている時、
「新聞見たよ!」と声を掛けてくださった方が
何人もいらして、良い意味での重圧を感じています。

また、何よりも先日行った面接を通して
塾生の方と顔を合わせて、若い、そして真っ直ぐな思いに
一層身が引き締まりました。


そんな塾を開催する側として、自分の活動を
疎かにはできません。

今週は地下鉄成増駅を中心に駅立ちをさせていただきました。

5月13日(木)

地下鉄成増 薬局方面 
230名の方に受取っていただきました。

5月14日(金)

地下鉄成増 薬局方面 
230名の方に受取っていただきました。

皆様、ありがとうございます。


また金曜日には、「ツイッター見てるよ」と
話しかけてくださった方もいて嬉しかったです。

http://twitter.com/inouewataru/

まだまだ使いこなせてはいませんが、
うまく併用して、情報発信してきます!

来週は和光市駅での駅立ちを行います。



2010.05.11
おはようございます。

今朝、駅立ちの予定でした。
ただ、やはり心配なのは雨・・・

朝起きて、6時の時点では、「行けるか!?」と思ったんですが、
6時20分、手をかざしてみると、チラシが濡れてしまうほどの雨粒に。。。

今朝は中止としました。

今後、天気と相談しながら、
22号での駅立ちを行ってまいります。


この数日の報告を、写真と共に紹介します。



5月8日(土)

友人から誘われて「代々木公園」に。



実は、初めて代々木公園に行きました。
とても天気のいい日だったので、心地よかったです。

この代々木公園で、
青空のもと、靴を磨いて、自分を磨こう!という企画があるよ」
と誘われ、行ってきたのです。

普段、自転車での移動が多いことから、
靴に傷がついたり、汚れたり・・・ってのは当たり前、と思って
少し諦めてました。

でも、靴クリームなどを販売している業者の方の指導のもと
1時間くらい、集まった10人くらいの方と一緒に
楽しく話をしながら磨いていくと・・・




靴が光ってきました

それに、その後の仕事も気持ちが引き締まりました。
これからも、今まで以上に、靴磨きの時間を大切にしたいと思います。



さて、“その後の仕事”と書きましたが、
それが、若手政治家養成塾の塾生面接です。

面接する側ですが、逆に見られている部分もあるでしょうし、
靴をキチンと磨いていったのは良かったです。


応募者の方の情報のこともあるので多くは綴りませんが、
面接をしてみて、本当に今回応募していただいた方の
お力になりたい!と思いました。

また、「塾に望むことは?」という質問で
述べていただいたことには、是非、今後の授業で
その期待に応えていきたいと思いました。




↑ 面接会場(埼玉会館にて)の様子



5月9日(日)

午前中は、私の住む「西大和団地」の総会に
出席しました。




やはり課題は、国の「事業仕分け 第2弾」で
都市再生機構(=UR)が、見直し対象になったこと。

そして、団地の抱える高齢化の問題です。

団地に住む、いち住民として・・・
そして、議員の1人として・・・・

しっかりと取り組んでいきたいと思います。


総会終了後は、議員力検定協会主催の
「総合計画は議会の自治体経営ツール」というテーマの
勉強会に参加してきました。

詳しい話は、また後日したいと思います!


先日お話したように、和光市は来年からの10年の
まちづくりの方針を定める「総合振興計画」を策定中です。

現在、パブリックコメント募集中
詳しくは、前回のブログに。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/695/


市民は、議会は、どう関わるべきか?

そのヒントをもらいました。



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