井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
7/10(木)に、議会運営委員会が開催されました。
※会派「新しい風」からは松本議員が参加しているため、
井上は “傍聴”するという形で見に行っています。
今回のテーマは、
・議会基本条例の設置について
・議会だよりの編集会議
です。
「議会基本条例」は、7月6日の
ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟のブログでも名前を出しましたが、
ざっくり話しすると、「議会の基本ルールを定めた条例」のことです。
もちろん、既に運用されているルールをただ明記するのでは意味がありません。
今の議会のルールから、一歩踏み込んだ新たな取り組みを
記すことが必要です。
例えば、
・議会で職員からの質問ができるようにする「反問権」を認める とか
・議員が行なう「報告会」を定期的に行うものとする とか
先進市の事例では、こういったことが記されています。
全国では、20近くの自治体で制定されていて、
このほか、125自治体が「制定に向け検討中」の状態です。
和光市では、「制定を考えよう」となっています。
・・・が、その動きは、決して早くありません。
今回は、資料が配られ、
「では、次回までに目を通しておいてください。」で、終わりました・・・(^_^;)
長崎県の大村市に、私と大学や年齢も一緒の
村崎 浩史議員という方がいます。
↓HPはコチラ。
http://www.murasaki-hiroshi.jp/
よく情報交流をしますが、このまちでは
政党や会派を超えて、議会基本条例の制定に動いているそうです。
※実際に制定するなら、政党会派関係なしに取り組まないと無理です。
非常に早いスピードで取り組んでいて、
話をするたびに、進捗が変わっていきます。
また、大村市では議長さんが「牽引役」として
条例制定に向けたリーダーシップを取っているとのことです。
和光市も、今のペースではいつになるのか…イメージが湧きません。
いや・・・そもそもこの条例は、
「議会を住民に関心を持ってもらえるように」することが目的なので、
議員だけでどうなるものでもないんです。
良い意味で皆さんを巻き込めるように、
この件、今後も取り上げていきたいと思います。