井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.07.09

こんばんは。

今日は朝、地下鉄成増駅出口(消防署方面)
街頭活動を行いました。

チラシを受け取っていただいた、240名の皆さま、
ありがとうございます。


午後は、市内を回ってポスティングを行ないました。

ここ最近は昼間(=正午前後)にやっていたことが多かったのですが、
今日は久々に3時ごろから始めました。

すると、中学生の下校時刻に重なり、
生徒さんたちから、「あっ、本人だ~!!」「ほんに~ん!」
久々に声を掛けられました。

覚えててくれるのが、すごく嬉しかったです。
名前はまだまだ覚えてもらえてないですが・・・(^_^;)


さて、本題です。


6月議会では、「市道認定」という議案がありました。

文字通り、これまで私道だった道を、市道と認める場合や
新たに開発された道路を認定する場合があります。


・・・実は、今回この市道認定議案について、
私は(=会派「新しい風」)は、反対をしました。

   ※結果としては、賛成多数で可決されています。


今回は、「2本の道路を市道として認めてください」 という議案でした。

・一本は、下新倉4丁目の道路 (市道614号線)
・もう一本は、新倉1丁目の道路 (市道615号線)

です。

このうち、ポイントは、2本目の615号線です。


理由は、「幅が4.2メートルだから」です。

昨日お話しした「まちづくり条例」では、
市道は幅員4.5メートル以上にすると定められています

しかし、今回の道幅が、4.2メートルなのです。

条例の定めに達していないため、反対としました。



ただし・・・実は、これには事情があって、
この「まちづくり条例」が施行されるより前に今回の道路の開発は行なわれていたのです。

だから、この条例の縛りは受けない・・・というのです。


その意味では、4.2メートルだからと言って、法的には問題ありません


しかし、法的に問題ないなら、なんでも賛成・・・というだけなら、
議会は必要ありません。



私たちの会派では、

・「まちづくり条例」の意義をより重く見ること

・ミニ開発が進むことへの警鐘


の意味を込めて、反対しました。



そして・・・
ここから先は、私個人の考えです


少し先の未来を考えてみたのです。


「4.2メートル」ってかなり狭いです。。。

車と車は、よほど運転が上手くない限り通りすがれないでしょう。。。
(私は多分、無理。。)

この市道沿いに家を買った人は、最初の更地の状態では気付かなくても
自分の家、そして他の人の家が建ち、生活を始めると

なんてうちの家の前の道路は狭いんだ ・・・ (;一_一) 

と思うでしょう。


そして調べると、まちづくり条例で4.5メートル以上となっている。

「・・・でも、うちの道路はどう見たって、4.5メートルは無いぞ???」


と、思って市役所に問い合わせてみると、市役所の回答は、さっきの説明の通り

「その道の開発の申請は、まちづくり条例の施行前だったんです。
だから、問題はありません。」

という応えるのではないでしょうか??



このやり取りは、間違っていません。その通りなんです。

・・・ですが、もし自分が購入者なら、どこか腑に落ちない気がするのです。


そこまで含めて買った人の責任かもしれません。


ですが、私は、

「家を建てるという、とても大きな買い物をした人」
「家を買って、新しく和光市に移り住んだ来た人」 

 
には、安全で快適な生活を送ってほしいと考えました。



長くなりましたが、そのようなことも踏まえての
今回の市道認定については、反対 をしました。

  







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