井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2026.09.03
先日、西日本新聞に以下のタイトルの記事が掲載されました。
■「同類と思われたくない」福岡県議会疑惑で蔵内氏の講演“ボイコット”も 議員辞職後も全国に波紋
記事内の写真には
「福岡と一緒にされたくない」と語る
自民党埼玉県議団の田村琢実団長=20日午後、東京都内
と紹介されています。
この報道はネット記事にもなり、「どういうこと?」と個別に連絡をいただくことも増えました。
先に「X(旧Twitter)」のほうでお答えしたのですが、こちらでもご報告します。
※記事から引用した部分には 「 >」 をつけておきます。
まず、記事には
>埼玉県議6人のうち5人が出席を見送った。
とあります。
実はこれは正しく表現すると「出席を見送った」のではなく、議長から「自民党に足並み揃えないか」と要請があったのです。
詳細をお話しします。
この講演会は「全国都道府県議会議長会」の講演で、この講演について、埼玉県議会では、6月定例会で会派人数に比例して出席議員を割り振りました。
・自民2
・民主フォーラム1
・公明1
・県民会議1
・共産党1
という割り振りになりました。
また、「女性議員研究交流大会」という勉強会だったため、基本は各会派から女性議員が出席するよう調整しました。
ただ、私たちの会派では女性議員が委員会視察と重なったため、男性議員が出席することにしてました。
さて、そんな中で、皆さまもご承知のように、福岡県議会で議長選を巡る金銭授受疑惑などの大きな注目を集めました。
この疑惑に対して、
>7月の議長会総会で真相解明を蔵内氏に迫ったのも埼玉の議長だった。
という出来事がありました。
(以下の記事参照)
■“金銭授受”疑惑 「地方議員の信頼が地に落ちることも懸念」 埼玉県議会の議長が苦言 福岡の蔵内議長「心からおわび」 全国議長会
こうした発言を埼玉県議会の荒木裕介議長が行なったことを踏まえ、埼玉県議会自民党議員団の中で(特に幹部の中で)「同類と思われたくない!ボイコットだ!」という話が出てきたそうです。
(※議長も自民党議員団の一員です。)
この自民党議員団の意向を受けて、議長が8月19日(水)に各会派に連絡をして、議長から「自民党はボイコットする。他の会派の皆さまも足並み揃えられないでしょうか」と会派「無所属県民会議」の代表を務めている私に連絡がありました。
議長からは「足並みを揃えるかは強制ではなく、あくまで各会派の判断」とのお話でした。
この話を受けて、会派内で検討した結果、「我々はボイコットはせず、職務として出席しすべき」と判断しました。
実はこの講演、行きたい人が自由参加…ではなく、6月定例会で「6名を議員派遣」するという正式な手続きを踏んで決定したものだからです。
◆議 第37号 「議員派遣について(全国都道府県議会議長会「女性議員研究交流大会」)」
(参考 6月定例会の議案一覧)
議員派遣議案を全会一致で可決している案件です。
だからこそ「自分たちはきちっとやっているのに一緒に見られるのは悔しい」という理由でボイコットする…というのは、それこそ議会をないがしろにしている…と言われかねません。
以上を踏まえ、6名中5名がボイコットする中、私たち会派は(講演そのものがなくなるんじゃないかと心配はしましたが)予定通り出席しました。
ちなみに。
「ボイコット」にも2種類、方法があったようです。
その2つの方法とは
(1)蔵内氏の講演(午前の部)だけボイコット
(2)全体をボイコット(午前も午後も)
の2パターン。
聞くところによると、(1)の午前だけボイコットが多かったようです。
以上、ご報告です。
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