井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2007.11.24
こんにちは。
今日は昨日参加した
「医療と介護に関しての国会審議 勉強会」のご報告です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まず話題に挙がったのは、
「医師不足問題」です。
この医師不足問題には、2つの考え方ができる、という話から入りました。
①医師数は絶対的に足りてない説
②人数的には足りてるが、地域・診療科によって偏ってる「偏在説」
国会内でも大きく見解が分かれるそうです。
私自身は、①だと思っています。
加えて、看護師や介護職員の人材派遣をやっていた私の経験から、
看護師・介護人材の不足も早急の課題です。
現在、様々な団体から「医療人材・介護人材確保法」の制定・充実など
提言も行なわれています。
こうした問題に関しては、超党派での取り組みが進むことを切に願います。
次に、参加していた現役・元ドクター達の関心を集めていたのは、
「医療事故の全件届け出制度」でした。
これはまだ “厚生労働省案” に留まっていて決定ではないですが、
『診療関連死が起きた場合に、すべて届け出義務を課す』 というものです。
本来は、医療ミスを防ぎ、不誠実な医師を
生み出さないための改正です。
しかし、うまくは説明できませんが、この改定がなされると・・・
いかに医師が真摯な対応し、治療に全力で挑んだとしても、
残念な結果になった場合には、それを厚労省などに届け出るということになります。
そこから「再発防止」「真相究明」「責任追及」が始まります。
すると、医師はリスクを恐れ、危険を伴う手術や治療を行わない
医療委縮 が起きかねません。
昨日来ていた現場の医師からは大反対でした。
私も話を聞いて、余計に医療が患者本位ではなくなるように感じました。
“案”の再考を期待したいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
他にも話はありましたが、長くなってしまうので、
ご報告は以上とさせていただきたいと思います。
今後も、こういう勉強会には積極的に参加し、
国の法律・制度策定の状況を把握できるようにアンテナを張っておきたいと思います。
今日は昨日参加した
「医療と介護に関しての国会審議 勉強会」のご報告です。
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まず話題に挙がったのは、
「医師不足問題」です。
この医師不足問題には、2つの考え方ができる、という話から入りました。
①医師数は絶対的に足りてない説
②人数的には足りてるが、地域・診療科によって偏ってる「偏在説」
国会内でも大きく見解が分かれるそうです。
私自身は、①だと思っています。
加えて、看護師や介護職員の人材派遣をやっていた私の経験から、
看護師・介護人材の不足も早急の課題です。
現在、様々な団体から「医療人材・介護人材確保法」の制定・充実など
提言も行なわれています。
こうした問題に関しては、超党派での取り組みが進むことを切に願います。
次に、参加していた現役・元ドクター達の関心を集めていたのは、
「医療事故の全件届け出制度」でした。
これはまだ “厚生労働省案” に留まっていて決定ではないですが、
『診療関連死が起きた場合に、すべて届け出義務を課す』 というものです。
本来は、医療ミスを防ぎ、不誠実な医師を
生み出さないための改正です。
しかし、うまくは説明できませんが、この改定がなされると・・・
いかに医師が真摯な対応し、治療に全力で挑んだとしても、
残念な結果になった場合には、それを厚労省などに届け出るということになります。
そこから「再発防止」「真相究明」「責任追及」が始まります。
すると、医師はリスクを恐れ、危険を伴う手術や治療を行わない
医療委縮 が起きかねません。
昨日来ていた現場の医師からは大反対でした。
私も話を聞いて、余計に医療が患者本位ではなくなるように感じました。
“案”の再考を期待したいと思います。
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他にも話はありましたが、長くなってしまうので、
ご報告は以上とさせていただきたいと思います。
今後も、こういう勉強会には積極的に参加し、
国の法律・制度策定の状況を把握できるようにアンテナを張っておきたいと思います。
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