井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2014.10.12
こんにちは。
雨が強くなってきました。
この後、今夜から関東も大雨・強風が予想されています。
県の「危機管理・災害情報」にも注意を促しております。
http://plaza.rakuten.co.jp/kikisaitama/
また、雨量はこちらからもチェックできます。
http://micos-sa.jwa.or.jp/metro/saitama/pc_web/
どうか皆さま、自衛の気持ちをもって
台風に備えてください。
さて、10月10日に9月定例会が閉会しました。
今回の議会でポイントは
○県議選 選挙区割り改編
○埼玉高速鉄道の経営再建
○予算要望提出
の3つでした。
今日はまず「県議選 選挙区割り改編」についてお話しします。
そもそもなぜ改編が必要か?というとからお話しします。
たとえば、和光市は和光市だけが選挙区(南22区)となっていますが
県北の地域によっては、複数の町村で一つの選挙区となっています。
それが、繋がっていない「飛び地」が出来ていたり、
もともと別の選挙区の2つの市が市町村合併によって、
現在の市の中で2つの存在する「分断区」が生じていました。
また、何より大切なのは「1票の較差」が2倍以上になっていたことでした。
これらを解消するため、
そして、併せて議会の改革として身を切ることを踏まえ、
定数94名という体制もこの機に見直すことになったのです。
各会派で、区割り案・定数案を持ち寄り、協議会で交渉を行いましたが
歩み寄りは得られず。。。
結果、議会最終日に、各会派が案を提出し
多数決で決定することになりました。
私たち「刷新の会」は、
行政学を専門にする大学教授の助言をいただきながら
案をまとめてきました。
ポイントは下記の3点。
それを自民党・公明党の案と比較してみましょう。
<定数削減>
【刷新の会】定数を8削減し「86名」
⇔【自公案】定数1名削減「93名」
<一票の格差>
【刷新の会】特例を認めず全ての選挙区で解消し、2倍未満に設定。
⇔【自公案】秩父地域では特例を認めているため、結果「2.49倍」
<選挙区設定>
【刷新の会】生活圏・文化圏を尊重し設定。政令指定都市のさいたま市は3選挙に。
⇔ 【自公案】美里町を児玉郡市(本庄市等)から切り離す選挙区設定に。
手前味噌かもしれませんが、改革の実現度や
数値的な根拠も踏まえ、刷新の会の案は優れたものだったと思います。
「会派人数も少ないから、他の選挙区にメスを入れることが出来るんだ」
とも言われました。
しかし、この刷新案では、会派メンバーの選挙区も
今までよりも広域に広がる者も、定数が削減されてしまう者も居ました。
それも踏まえて、提案したのです。
こうした決意で臨んだこの案には、
私たち刷新の会だけでなく、他の無所属の議員さんからも賛同をいただき、
しっかり「議案」として、提出することができました。
但し、その先は冒頭申し上げたように、最後は多数決になります。
残念ながら、相手が自民党と公明党の共同案となると、
投票数では敵わず、自公案での改編が決定しました。
次回、4月12日に投開票が行われる県議選から
この選挙区割りが適用されます。
ちなみに、和光市選挙区は特に変更はありません。
むしろ、人口で見ると、和光市は県議1人当たりの人口は80745人と
県内でも多いことになります。
それだけ、多くの責任の背負っていることを改めて意識して
これからも活動してまいります!
雨が強くなってきました。
この後、今夜から関東も大雨・強風が予想されています。
県の「危機管理・災害情報」にも注意を促しております。
http://plaza.rakuten.co.jp/kikisaitama/
また、雨量はこちらからもチェックできます。
http://micos-sa.jwa.or.jp/metro/saitama/pc_web/
どうか皆さま、自衛の気持ちをもって
台風に備えてください。
さて、10月10日に9月定例会が閉会しました。
今回の議会でポイントは
○県議選 選挙区割り改編
○埼玉高速鉄道の経営再建
○予算要望提出
の3つでした。
今日はまず「県議選 選挙区割り改編」についてお話しします。
そもそもなぜ改編が必要か?というとからお話しします。
たとえば、和光市は和光市だけが選挙区(南22区)となっていますが
県北の地域によっては、複数の町村で一つの選挙区となっています。
それが、繋がっていない「飛び地」が出来ていたり、
もともと別の選挙区の2つの市が市町村合併によって、
現在の市の中で2つの存在する「分断区」が生じていました。
また、何より大切なのは「1票の較差」が2倍以上になっていたことでした。
これらを解消するため、
そして、併せて議会の改革として身を切ることを踏まえ、
定数94名という体制もこの機に見直すことになったのです。
各会派で、区割り案・定数案を持ち寄り、協議会で交渉を行いましたが
歩み寄りは得られず。。。
結果、議会最終日に、各会派が案を提出し
多数決で決定することになりました。
私たち「刷新の会」は、
行政学を専門にする大学教授の助言をいただきながら
案をまとめてきました。
ポイントは下記の3点。
それを自民党・公明党の案と比較してみましょう。
<定数削減>
【刷新の会】定数を8削減し「86名」
⇔【自公案】定数1名削減「93名」
<一票の格差>
【刷新の会】特例を認めず全ての選挙区で解消し、2倍未満に設定。
⇔【自公案】秩父地域では特例を認めているため、結果「2.49倍」
<選挙区設定>
【刷新の会】生活圏・文化圏を尊重し設定。政令指定都市のさいたま市は3選挙に。
⇔ 【自公案】美里町を児玉郡市(本庄市等)から切り離す選挙区設定に。
手前味噌かもしれませんが、改革の実現度や
数値的な根拠も踏まえ、刷新の会の案は優れたものだったと思います。
「会派人数も少ないから、他の選挙区にメスを入れることが出来るんだ」
とも言われました。
しかし、この刷新案では、会派メンバーの選挙区も
今までよりも広域に広がる者も、定数が削減されてしまう者も居ました。
それも踏まえて、提案したのです。
こうした決意で臨んだこの案には、
私たち刷新の会だけでなく、他の無所属の議員さんからも賛同をいただき、
しっかり「議案」として、提出することができました。
但し、その先は冒頭申し上げたように、最後は多数決になります。
残念ながら、相手が自民党と公明党の共同案となると、
投票数では敵わず、自公案での改編が決定しました。
次回、4月12日に投開票が行われる県議選から
この選挙区割りが適用されます。
ちなみに、和光市選挙区は特に変更はありません。
むしろ、人口で見ると、和光市は県議1人当たりの人口は80745人と
県内でも多いことになります。
それだけ、多くの責任の背負っていることを改めて意識して
これからも活動してまいります!
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