井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2021.08.31
こんにちは。

8/31(火)の午後2時近くだったと思いますが、
ものすごい雨が降りました。

もし降り続ける時間が長ければ・・・と思うくらいの降りでした。

さて、大雨の際に気を付けなければならないのが、
道路冠水、特にアンダーパスにおける冠水です。

和光市では、平成26年6月25日に起きた
ゲリラ豪雨で駅前の東武東上線アンダーパスが浸水しました。

先日テレ玉でアンダーパスの冠水に関する特番を放送していましたが、
その際にも和光の映像が流れていました。

写真の説明はありません。





こうした県内における危険個所は下記からご覧いただけます。

立っている、テキストのアニメ風の画像のようです



和光市では、いずれも東武東上線のアンダーパスである

●本町地域センター横のアンダーパス

●北原小学校近くのアンダーパス

●せせらぎ公園横のアンダーパス

の3箇所が特に注意が必要です。


(このほか、道路に水があふれる
「道路冠水」が起きやすい箇所が数カ所あります。)


この先も台風等で大雨が降ることも考えられます。
大雨の際は十分に気を付けてください。
2021.08.31
こんにちは。

先週の臨時議会で決定した補正予算の中に
「宿泊療養施設の機能強化」があります。
(10億3,758万円の事業予算。今年の12月末分として。)

今、民間のホテル15社に協力していただき、
宿泊療養施設として活用しています。

自宅よりも患者の急変に気付けるなど、メリットが多かったですが、
今後、埼玉県では、この15か所ある宿泊療養施設に、
それぞれ機能を付与していこうとしています。

写真の説明はありません。


そのうち、14施設には「酸素療法」機能をつけます。
(酸素ステーション付きホテルといったところでしょうか。)


中等症Ⅱ相当の患者を受け入れます。

そして、残りの1つでは「抗体カクテル療法」を実施します。

抗体カクテル療法は、点滴で30分、
その後の経過観察で数時間か掛かります。

その意味では宿泊療養施設はうってつけの環境だと思います。

さて、この話とは別に
「この15施設あるホテル療養の稼働率が低いのではないか?」
という意見があります。

現在の15施設の一覧はこちらです。

今日時点で申し上げると、1843室に対して、
616名の利用と、稼働率は33.4%です。

(基本となる数字は県HPの数字から自身で算出したものです。)

これだけ自宅療養が多いのだから
もっとホテルを使うべき、と思う方も多いと思います。

ただ、この空き部屋を「100%稼働させる」ということは
もともとあり得ないことになっています。

それは、

●ホテル療養を終えて次の人が入るまでに消毒や清掃が必要

●そのためには最短でも3日はかかる」

●また、感染者が増加すると療養者の入れ替え作業も増すため、
待機のために空けておく部屋も必要

・・・というのが運用上の実態で、
現状の「4割程度」というのが、
稼働率のほぼ限界値と言われています。

とはいえ、県もこれでいいとは思っていませんので、
「なんとか稼働5割を目指したい」と言っています。

県議会からは、臨時議会で
「消毒業務の委託拡大などでなんとか稼働率をあげてほしい」
と決議をまとめました。

本当ならば、稼働率も“総部屋数”ではなく、
より実態に近い“受け入れ可能部屋数”を分母にして
計算すべきだと考えていますが、
この“受け入れ可能部屋数”も日々移り変わるので、
それも難しいのが状況です。

それでも、全県的にバランスをとって
15カ所配置されているのは強みです。

15カ所の宿泊療養施設で酸素療法や抗体カクテル療法が
実施されることで、少しでも病院に入院できない方を
救う場となればと思っております。






2021.08.30
こんにちは。

先週、金曜日に臨時議会が開会されました。

医療体制の充実や、緊急事態宣言の延長に伴う協力金など
事業者支援などで、561億2,017万1千円の補正予算です。


写真の説明はありません。


今日はそのうち、新たな取組となる
酸素ステーション についてのご説明です。


新型コロナウイルスの感染者の増大と
それに伴う病床のひっ迫に備え、
入院が必要と判断された患者の“搬送先が確定するまで”の間、
緊急的に酸素投与を行う施設です。


今回の補正予算では、

・県内に4カ所(各施設15床)
・計60名分を設置
・医師、看護師が常駐して24時間対応
・12月末までの予算で、事業費は41億223万2千円

となっています。


このうち、1か所は「上尾」と決まっています。

上尾は「県央」というエリアです。


感染状況を考えれば、朝霞や和光などの県南に設置が必須だ、
と私は考えておりますが、あとの3箇所は、
東西南北のバランスを考え、調整中・・・となっています。



一方、先行して設置した東京都の酸素ステーションは、
130床設置されているが、5日間で、利用者はわずか17人
という数字が報じられています。

また議会では
「重度や中等症へ対応できる病棟設置を重視すべきではないか」
という意見も出ました。

こうした状況の中、整備を進める酸素ステーション。


肝心なのはオペレーションだろうと言われていますので、
本当に入院できず困った方が頼れる施設となるように、
今後、このオペレーションを磨き上げることも含め、準備が進められます。

(埼玉県の酸素ステーションは、このような運用になっています。)


写真の説明はありません。


また、今、県が設置するのとは別に、
医療機関が独自に酸素ステーションの設置を進める取組も行なわれています。

県直営の施設を運用するだけでなく、こうした取組を支援するよう、
会派として県に支援を求めていく予定です。




2021.08.26
こんにちは。

和光市が先日発表した「市役所の取組」の中に
「自宅療養者への緊急支援(食料などの配付)」があります。

(準備が整い次第、開始予定。)

このように今、本来、保健所(県)が行うべきである
「食糧支援」や「パルスオキシメーター貸し出し」業務を
保健所業務が逼迫して対応できない状況を踏まえ、
市町村が動き出しています。

現時点での、県保健所として対応状況は
下記のようになっています。

====

●パルスオキシメーター

パルスオキシメーターは在庫が十分ある。
陽性判明日から3、4日後に届くのが実情。

すぐにでも手元にパルスオキシメーターが欲しい」という願いには応えていない。

●食料支援について

食料支援は難儀している。供給が間に合っていない。
単身者はサポートしているけれども、それ以外は対応しきれていない。

即対応している単身者でも、到着まで3、4日のタイムラグが生じている。

=====


このようにいずれも自宅療養者のもとに到着するのが遅れている状況です。

これを受けての和光市の施策です。

和光市以外にも、例えば、

がHPに掲載を始めています。

吉川市は
市長がSNSで下記のような呼び掛けを行なっています。

◆吉川市(市長のfacebookより)

コロナ陽性となり、自宅療養を保健所から指示され、
食料の調達が困難な状態になっている市内在住の方々への
食料調達支援を行なっています。
市内店舗の食事や備蓄非常食などを、市職員が宅配するかたちです。
詳細は 健康増進課まで。

~~~~~~


こうした取組を率先して始める自治体・首長さんに
敬意を表したいと思いますが、
ひとつ、これらに共通して言えることは、
いずれも陽性が判明し、自宅療養となった人からの
「連絡待ち」だということです。

というのも、陽性となった方の情報は
保健所が把握しています。

これまでは、
その情報(氏名、住所、単身か同居かetc)を持っている
保健所だからこそ、陽性となり自宅療養となった方に
ヒアリングを行う際に「食糧支援が必要か」の確認が事前に出来たし、
パルスオキシメーターの郵送先も分かっていました。

しかしながら、今度、県に替わって市がやろうと思っても、
そもそもの情報がありません。

県の発表で、
「その日に、その市で何人陽性者が出たか?」は分かりますが、
それが誰だかは分からないのです。

なので、これらの支援策も、
自宅療養者本人や陽性となったことを知った家族から
連絡をしてもらうしか、市町村も知りようがないのです。

しかも重い症状があれば、
連絡も出来ないでしょうし、調べることも出来ないでしょう。

動き出してくれた市町村の行為を無にしないためにも、
陽性者情報の共有の仕方などを
県(保健所)と市町村とで考え直す必要があると思います。

また、一方で、いつまでも市町村を頼るばかりにはいかないので、
期限を決めるなり、こうなったら市を頼るのを止めて、
保健所の業務に戻す…などの条件を
最初に決めておく必要があると思っております。


情報共有の実現は、難しい課題とは承知していますが、
何とか状況を打開できればと思っています。





2021.08.25
皆さまのもとに様々な情報が届いていると思います。
それにより、一層不安が増している方も多いと思います。

そこで、少しでもより最新の情報を私なりに整理して
(多少端折ってる部分があることご容赦ください。)
お届けしたいと思います。

今回は自宅療養者支援に関して、
「保健所の業務ひっ迫」と、それを乗り越えるために
行なっている「アウトソーシング」についてです。

==

ご承知のように、感染拡大により
保健所の業務はひっ迫しています。

〇これまで県としては、保健所に
「保健師・看護師の新規採用」
「他部署から県職員を応援派遣」をして体制を強化してきました。

〇その体制強化もあって、当初は自宅療養者に対して、
保健所の保健師が「体調いかがですか?」と電話を掛けて
体調管理や急な容態変化に対応していました。
電話を受けるのも保健所自前で相談を受けていました。

〇しかし、自宅療養者が増大し、
それでも対応が追い付かないため、
こうした「電話掛け」や「電話受け」の業務を
アウトソーシングしました。

〇それでも、日に1000名以上の自宅療養者が増える状況では、
電話掛けもままならなくなりました。

そこで現在の自宅療養者の健康観察は「3つの手段」で行なっています。

① 「保健所が自前」で行う。特に要注意の症状の方など。

② 自宅療養者のうち、軽症者等の健康観察業務を、
診療・検査医療機関等のかかりつけ医に見てもらう。
これが「協力医療機関」による健康観察。

③ 「宿泊・自宅療養者支援センター」に委託


です。割合は①と②が2割。③が8割程度となっています。



そこで、まず③の宿泊・自宅療養者支援センターの状況をお話します。


〇療養者の毎日の健康観察は、
・メールや、自動架電システムでの電話が掛かってくる。
・スマホやダイヤルプッシュで「体温」「飽和酸素濃度(パルスオキシメーターの数値)」などを入力する
・異常があると、センターや保健所から直に連絡がある。
という仕組みになっています。

〇この業務は、訪問看護を行う会社が委託をしているのですが、
今、センターは非常に繋がりにくい状況になっています。

〇県としては、委託会社に人員の増強や回線数増加などを要請中です。
但し、委託会社も、増強のための看護師を集めるのに時間がかかっている。
これが電話が繋がらず、且つ、その状況がなかなか改善しない要因のひとつです。

〇しかも、ひっ迫がミスを呼び、
自宅療養者数の把握(治った人をカウントし忘れたため、
自宅療養者数が増え続けていた。)が誤っていた、
との発表がありました。(写真の記事参照。)

写真の説明はありません。


〇この状況打破のため、
この業務(自宅療養者のカウントや保健所への報告)を
別の企業に委託するとのことです。

〇「委託先の体制強化」だけでなく、
「委託先が別企業に委託(「孫請け」のようなもの?)」
といった方法も用いてでも、なんとか業務を回そうとしています。


続いて、②の「協力医療機関」です。

〇8/16現在、県内全体の協力医療機関は
508医療機関となっています。
(協力いただいている医療機関に心から感謝申し上げます。)

〇どこがその協力医療機関か?というのは
公表しないことになっているので、そこは書きませんが、
決して十分な数があるとは言えない状況です。

〇人口比で考えれば、人口8万人の和光市に対して、
県の人口は734万人なので、およそ1%。

508件×1%なら、「5.8医療機関くらい」あってもいいのですが、
その数には足りてないと聞いています。

〇県は、この協力医療機関を今後も増やしたいと思っている。
現在も募集中です。特に、診療検査医療機関として
協力してくれている医療機関には
「PCR検査」と「陽性者のフォロー」とを両方見てもらえると有難い、
と考えているのですが・・・なかなか数が増えていない
・・・というのが実情です。


===


状況説明は以上です。


このように、それぞれ出来るところは委託し、
その委託先の増強…とやれることはやってきているのですが、
どの方法においても「医療従事者が足りない」ということが
ネックとなり、次々増える陽性者増に追いついていない状況です。


だから、県や市がしつこく
「そもそもの陽性者を減らすために外出自粛を」と言っているのも、
こうした状況から来るメッセージなのだと、
ご理解をいただければと思います。

これからも、こうした「実情」を報告したいと思います。


<追記>

この先、県議会では、臨時議会を予定しております。
こうした状況改善に向けて予算や施策の議論を進めていきます。




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