井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2021.03.27
こんにちは。

3/26(金)に1か月半に及ぶ2月定例会が終わりました。

一般質問登壇者や予算特別委員会のメンバー
ではなかったので、表に立っての登壇は少なかったですが、
政調会として調査・準備・原稿書きなどを
見えないところで頑張っております。

ただ、その全てが表に出て成果に繋がるか・・・
というと実はそうではなく、先送りになったり、
ボツになったり、多数決で敗れたりと、
悔しい思いをすることも多々あります。

それでも “縁の下の力持ち” の気概をもって
常に議会に臨んでおります。

さて、全埼玉県の令和3年度の予算を決める
重要な議会は昨日で終わり。

今日(3/27)は地元の重要ごとである、
254バイパスの延伸に関わる測量設計実施するにあたっての
地域住民向けの説明会が行われ、私もその様子を伺いに行ってきました。

写真の説明はありません。




これまでの254バイパスの計画は、
外環和光北インターのある「松ノ木島交差点」で終わっていました。


そこで、そこから都心方面に延びる部分を
「延伸部分」などと表現していました。

しかし、都市計画決定が行われたことから、
県も市も、この延伸部分を「和光バイパス」
呼ぶことになりました。

コロナ禍を考慮してのオープンハウス方式。
(誰でも好きなタイミングで説明を聞きながら、質問が出来る。)

写真の説明はありません。


交通・物流・災害時対応などを考え、
重要路線ではありますが、やはり道路計画の
線上にいる方にとっては不安は拭えないと思っています。

道路計画の線上には当たっていなくても、
開通による影響を心配される方も来場されていました。

写真の説明はありません。


計画上の線は決定していますが、
測量してみないと高低差や具体的な位置が
分からないことも多いため、今後、慎重に測量を行います。

写真の説明はありません。

地図の画像のようです


その測量にあたっては、敷地などに入る場合、
事前に必ずお断りの連絡を入れてから行うということでした。

写真の説明はありません。



特に多く聞けたのは
「いつごろまでに何処まで工事が進むのか分からない・・・
漠然とした状況なのが一番不安」というお声だったように思います。

そうした不安を解消する意味でも、
そして何よりも早期の完成のためにも、
この測量作業が丁寧に行なわれることを願っております。




2021.03.24
こんにちは。

昨日(3/23・火曜)で討論・採決を行い、
予算特別委員会の審査が全て終了しました。

結果として、知事提出議案のうちの、
委員会に付託された新年度予算関係の全議案が総員で可決されました。

あとは、26日の閉会日での採決を待つ形になります。

一方、自民党県議団は「附帯決議」を提出しました。
※内容は新聞記事①を参照ください。


写真の説明はありません。


かつて、私が県議会議員になりたてのころの予特を思い返すと
「県議会では付帯決議というシステムがあるのか」
「なるほど。確かにいい指摘をしてる」と
驚かされたこともありました。

しかし、ここのところの付帯決議は、
残念ながら出すことが目的になってるように感じられています。

その証拠に、付帯決議の提案者自身が、
知事の答弁で納得している事柄についても言及されています。

本来、付帯決議とは 
“どうしても納得行かないもの” に対して
言及するためのモノのはずなのに・・・。

付帯決議は、念を押すために出すようなものではないはずです。

かつては、「秘密兵器を出す」とか
「大鉈を振るう」といった表現をしても良いくらい、
付帯決議には存在感・重みがあるように感じられましたが、
毎年毎年、特に指摘しなければならない項目がなくても
出し続けているうちに、提案会派自らが、
価値を下げていってしまった印象です。


ちなみに、新聞記事②は、我が会派からの意見です。

テキストの画像のようです


今回の付帯決議は、本当に出す意義に欠けるものだと
考えております。


なお、①の埼玉新聞の見出しも、
厳密にいうと「6項目を指摘」が正しく、
「6事業へ指摘」っていうのは
誤解を与える表現だと思っております。

1項目の指摘事項は、特定の事業に対してではなく
「エビデンスに基づいて予算化してね」というザックリした注文です。

我々が提案者に「どの事業のことを言ってるのか?」と質問したら、
“そういう事業が散見される” と決議文に書いてあるにも関わらず、
2つの事業しか答弁では例示されませんでした。

さて、いよいよ2月定例県議会は、
本会議を2日間残るところになりました。

最後まで気を抜かず戦い続けたいと思います。




2021.03.23
こんにちは。

この記事は昨日、県が発表した内容です。

【わいせつ免職隠し勤務30年 埼玉の62歳講師懲戒免職】
https://news.yahoo.co.jp/articles/af58832a80e20b5a5c837c4504fad5d262293932

(本文は下記の===に掲載)

当該教員に対して怒りを隠せない事案です。

一方で、埼玉県教育委員会だけではなく、
全国の教員採用について、
今はわいせつ免職された教員も免許の再取得が可能であり、
その状況を変えていくことが大切です。

国の対応をさらに後押しする意味で、
埼玉県議会でも国・文科省などへ宛てて
意見書を出すよう準備を進めています。

※一方でこの意見書準備に向けては、
他会派の方から、ちょっとした信義則違反をくらってしまいました。
(よくある話ですが、相手はそういう意識すら無いようですが


とはいえ、大事なことは
しっかりと国に声を届けることです。
成立を最優先したいと思います。


======

過去に生徒にわいせつ行為をしたとして懲戒免職処分になった履歴を隠して働いていたなどとして、埼玉県教育委員会は22日、富士見市内の公立校の講師(62)を同日付で懲戒免職処分にし、発表した。講師は約30年間、県内の中学校や特別支援学校で講師や教諭をしていったん退職しており、退職手当の返還を求めるという。  県教委によると、講師は福岡県内の中学校の教諭時代に生徒にわいせつ行為をしたとして、1985年に懲戒免職処分を受けた。その後、埼玉県で88年に講師として臨時採用され、90年から教諭として特別支援学校など計5校で勤務。2018年2月に自己都合で退職したが、昨年8月に再び臨時採用された。いずれの採用時にも処分歴などを書類に記載していなかったという。  懲戒免職で教員免許を失った教員の名前などが調べられる「官報情報検索ツール」で2月から過去40年分が対象になると知り、「うそがばれる」と思って1月に自ら申し出た。ただ、当時は教員免許を失っていなかったため、このツールでは講師の処分歴は分からないという。  講師は県教委に対し「子どもが成長する姿を見たかった。本当のことを言わなければいけないと思い、罪悪感があったが、申し出る勇気がなかった」と説明しているという。

=====





2021.03.21
こんにちは。

今、県警では

○早めのライト
○反射材着用
○歩行者保護の運転マナー

の3つを頭文字【H】に掛けて、
【3H運動】として呼び掛けを行なっています。


地域に掲示されている
朝霞警察署 和光市駅前交番西大和派遣所発行の
「和光樹林」にも記載がありましたが、
和光市南(税務大学校付近)で夜間の交通死亡事故がありました。


写真の説明はありません。


写真の説明はありません。




実際、埼玉県内で発生した死亡事故の約8割は
夜間に発生しています。

立っているの画像のようです



夜間の視認性を上げるためにも歩行者が
反射材を着けることはとても有効です。

またドライバーも、信号機のない横断歩道で
歩行しようとする人がいた時は止まる、という
「歩行者優先」が疎かになってる場合があります。


写真の説明はありません。




県発行のチラシにもある通り、
県内では夜間に事故が多く、
しかもひとつひとつの事例を検証していくと、
多くの場合、反射材などの装着はなかったようです。

例えば、横断歩道以外での事故の場合、
ぶつかるまで歩行者の存在に気付かなかった、
という事故も多いと聞きます

こうした事故が減らせるように、
「たかが反射材」とか
「子供みたいでカッコ悪い」とか思わずに、
積極的に装着をお願いしたいと思います。




県民皆が、これらを率先して行い、
悲しい事故が起きないよう注意してまいりましょう



2021.03.19
こんにちは。

今回は架け橋プロジェクトのうち、
残念ながら実現“しなかった”案件をご紹介します。

諏訪原団地や埼玉病院の南側にバーミヤン和光南店があります。

その隣の、大和すみれ幼稚園の入り口となる市道には
押しボタン式の横断歩道があります。

道路の画像のようです


ここのバーミヤン側の押しボタンですが、
例えば、子供を前後に乗せた状態の自転車で押そうとすると、
バランスを崩しそうで怖い・・・という御相談をいただいていました。

私自身も経験したことがありますが、
確かに道が斜めになっており、危なっかしいです。

木、道路の画像のようです


そこで、その危険性を回避できるように
押しボタンの位置を変更できないか、と
県警と調整を行なってきました。

現地の調査を行なった結果が出来ました。
(←この調査書、アップしたりすることはできませんが、
かなり綿密な調査が行われています。)

結果として、今の信号柱以外の場所に
新たなポールを設置して場所を移す・・という手法は
周囲が民地で新設が難しいということで、
「現状維持」という結論 になりました。


なんとか形にしたかったので残念ですが、
利用者の方にはどうかしっかりブレーキを使いながら、
この押しボタンを利用していただければと思います。


県警からのアプローチは現時点ではここまでですが、
今後も市役所と課題を共有して、改善を進めていければと思います。




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