井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2021.08.30
こんにちは。

先週、金曜日に臨時議会が開会されました。

医療体制の充実や、緊急事態宣言の延長に伴う協力金など
事業者支援などで、561億2,017万1千円の補正予算です。


写真の説明はありません。


今日はそのうち、新たな取組となる
酸素ステーション についてのご説明です。


新型コロナウイルスの感染者の増大と
それに伴う病床のひっ迫に備え、
入院が必要と判断された患者の“搬送先が確定するまで”の間、
緊急的に酸素投与を行う施設です。


今回の補正予算では、

・県内に4カ所(各施設15床)
・計60名分を設置
・医師、看護師が常駐して24時間対応
・12月末までの予算で、事業費は41億223万2千円

となっています。


このうち、1か所は「上尾」と決まっています。

上尾は「県央」というエリアです。


感染状況を考えれば、朝霞や和光などの県南に設置が必須だ、
と私は考えておりますが、あとの3箇所は、
東西南北のバランスを考え、調整中・・・となっています。



一方、先行して設置した東京都の酸素ステーションは、
130床設置されているが、5日間で、利用者はわずか17人
という数字が報じられています。

また議会では
「重度や中等症へ対応できる病棟設置を重視すべきではないか」
という意見も出ました。

こうした状況の中、整備を進める酸素ステーション。


肝心なのはオペレーションだろうと言われていますので、
本当に入院できず困った方が頼れる施設となるように、
今後、このオペレーションを磨き上げることも含め、準備が進められます。

(埼玉県の酸素ステーションは、このような運用になっています。)


写真の説明はありません。


また、今、県が設置するのとは別に、
医療機関が独自に酸素ステーションの設置を進める取組も行なわれています。

県直営の施設を運用するだけでなく、こうした取組を支援するよう、
会派として県に支援を求めていく予定です。




2021.08.26
こんにちは。

和光市が先日発表した「市役所の取組」の中に
「自宅療養者への緊急支援(食料などの配付)」があります。

(準備が整い次第、開始予定。)

このように今、本来、保健所(県)が行うべきである
「食糧支援」や「パルスオキシメーター貸し出し」業務を
保健所業務が逼迫して対応できない状況を踏まえ、
市町村が動き出しています。

現時点での、県保健所として対応状況は
下記のようになっています。

====

●パルスオキシメーター

パルスオキシメーターは在庫が十分ある。
陽性判明日から3、4日後に届くのが実情。

すぐにでも手元にパルスオキシメーターが欲しい」という願いには応えていない。

●食料支援について

食料支援は難儀している。供給が間に合っていない。
単身者はサポートしているけれども、それ以外は対応しきれていない。

即対応している単身者でも、到着まで3、4日のタイムラグが生じている。

=====


このようにいずれも自宅療養者のもとに到着するのが遅れている状況です。

これを受けての和光市の施策です。

和光市以外にも、例えば、

がHPに掲載を始めています。

吉川市は
市長がSNSで下記のような呼び掛けを行なっています。

◆吉川市(市長のfacebookより)

コロナ陽性となり、自宅療養を保健所から指示され、
食料の調達が困難な状態になっている市内在住の方々への
食料調達支援を行なっています。
市内店舗の食事や備蓄非常食などを、市職員が宅配するかたちです。
詳細は 健康増進課まで。

~~~~~~


こうした取組を率先して始める自治体・首長さんに
敬意を表したいと思いますが、
ひとつ、これらに共通して言えることは、
いずれも陽性が判明し、自宅療養となった人からの
「連絡待ち」だということです。

というのも、陽性となった方の情報は
保健所が把握しています。

これまでは、
その情報(氏名、住所、単身か同居かetc)を持っている
保健所だからこそ、陽性となり自宅療養となった方に
ヒアリングを行う際に「食糧支援が必要か」の確認が事前に出来たし、
パルスオキシメーターの郵送先も分かっていました。

しかしながら、今度、県に替わって市がやろうと思っても、
そもそもの情報がありません。

県の発表で、
「その日に、その市で何人陽性者が出たか?」は分かりますが、
それが誰だかは分からないのです。

なので、これらの支援策も、
自宅療養者本人や陽性となったことを知った家族から
連絡をしてもらうしか、市町村も知りようがないのです。

しかも重い症状があれば、
連絡も出来ないでしょうし、調べることも出来ないでしょう。

動き出してくれた市町村の行為を無にしないためにも、
陽性者情報の共有の仕方などを
県(保健所)と市町村とで考え直す必要があると思います。

また、一方で、いつまでも市町村を頼るばかりにはいかないので、
期限を決めるなり、こうなったら市を頼るのを止めて、
保健所の業務に戻す…などの条件を
最初に決めておく必要があると思っております。


情報共有の実現は、難しい課題とは承知していますが、
何とか状況を打開できればと思っています。





2021.08.25
皆さまのもとに様々な情報が届いていると思います。
それにより、一層不安が増している方も多いと思います。

そこで、少しでもより最新の情報を私なりに整理して
(多少端折ってる部分があることご容赦ください。)
お届けしたいと思います。

今回は自宅療養者支援に関して、
「保健所の業務ひっ迫」と、それを乗り越えるために
行なっている「アウトソーシング」についてです。

==

ご承知のように、感染拡大により
保健所の業務はひっ迫しています。

〇これまで県としては、保健所に
「保健師・看護師の新規採用」
「他部署から県職員を応援派遣」をして体制を強化してきました。

〇その体制強化もあって、当初は自宅療養者に対して、
保健所の保健師が「体調いかがですか?」と電話を掛けて
体調管理や急な容態変化に対応していました。
電話を受けるのも保健所自前で相談を受けていました。

〇しかし、自宅療養者が増大し、
それでも対応が追い付かないため、
こうした「電話掛け」や「電話受け」の業務を
アウトソーシングしました。

〇それでも、日に1000名以上の自宅療養者が増える状況では、
電話掛けもままならなくなりました。

そこで現在の自宅療養者の健康観察は「3つの手段」で行なっています。

① 「保健所が自前」で行う。特に要注意の症状の方など。

② 自宅療養者のうち、軽症者等の健康観察業務を、
診療・検査医療機関等のかかりつけ医に見てもらう。
これが「協力医療機関」による健康観察。

③ 「宿泊・自宅療養者支援センター」に委託


です。割合は①と②が2割。③が8割程度となっています。



そこで、まず③の宿泊・自宅療養者支援センターの状況をお話します。


〇療養者の毎日の健康観察は、
・メールや、自動架電システムでの電話が掛かってくる。
・スマホやダイヤルプッシュで「体温」「飽和酸素濃度(パルスオキシメーターの数値)」などを入力する
・異常があると、センターや保健所から直に連絡がある。
という仕組みになっています。

〇この業務は、訪問看護を行う会社が委託をしているのですが、
今、センターは非常に繋がりにくい状況になっています。

〇県としては、委託会社に人員の増強や回線数増加などを要請中です。
但し、委託会社も、増強のための看護師を集めるのに時間がかかっている。
これが電話が繋がらず、且つ、その状況がなかなか改善しない要因のひとつです。

〇しかも、ひっ迫がミスを呼び、
自宅療養者数の把握(治った人をカウントし忘れたため、
自宅療養者数が増え続けていた。)が誤っていた、
との発表がありました。(写真の記事参照。)

写真の説明はありません。


〇この状況打破のため、
この業務(自宅療養者のカウントや保健所への報告)を
別の企業に委託するとのことです。

〇「委託先の体制強化」だけでなく、
「委託先が別企業に委託(「孫請け」のようなもの?)」
といった方法も用いてでも、なんとか業務を回そうとしています。


続いて、②の「協力医療機関」です。

〇8/16現在、県内全体の協力医療機関は
508医療機関となっています。
(協力いただいている医療機関に心から感謝申し上げます。)

〇どこがその協力医療機関か?というのは
公表しないことになっているので、そこは書きませんが、
決して十分な数があるとは言えない状況です。

〇人口比で考えれば、人口8万人の和光市に対して、
県の人口は734万人なので、およそ1%。

508件×1%なら、「5.8医療機関くらい」あってもいいのですが、
その数には足りてないと聞いています。

〇県は、この協力医療機関を今後も増やしたいと思っている。
現在も募集中です。特に、診療検査医療機関として
協力してくれている医療機関には
「PCR検査」と「陽性者のフォロー」とを両方見てもらえると有難い、
と考えているのですが・・・なかなか数が増えていない
・・・というのが実情です。


===


状況説明は以上です。


このように、それぞれ出来るところは委託し、
その委託先の増強…とやれることはやってきているのですが、
どの方法においても「医療従事者が足りない」ということが
ネックとなり、次々増える陽性者増に追いついていない状況です。


だから、県や市がしつこく
「そもそもの陽性者を減らすために外出自粛を」と言っているのも、
こうした状況から来るメッセージなのだと、
ご理解をいただければと思います。

これからも、こうした「実情」を報告したいと思います。


<追記>

この先、県議会では、臨時議会を予定しております。
こうした状況改善に向けて予算や施策の議論を進めていきます。




2021.08.23
こんにちは。

中央第二谷中区画整理地
(大和中学校北側の鉄道高架橋を渡ったエリア)の
安全対策については、多くのご意見をいただいております。

特に、現在は完全開通していない状況ですが、
抜け道利用されており、大型の車が猛スピードで走っています。

特に真ん中の谷の交差点の安全は重要な課題です。


そうした声を受け、
私からは(未開通状況であって難しいことは承知だが)
「先行して信号機を設置できないか?」と要請をしております。

この点について県警から連絡がありました。

現時点の回答としては、
「信号機の設置や、さらなる交通規制追加は難しい」とのことでした。

但し、安全を高める取組は必要であることから、
「視認性を高めるために横断歩道・停止線・
ゼブラゾーンなどの引き直しを実施」したい、ということでした。

横断歩道の引き直しなどは既に完了しています。(写真参照)

通り、道路の画像のようです



通り、道路の画像のようです


ストライプ、道路、通りの画像のようです



この中央第二谷中区画整理地内の安全対策について、
引き続き取り組んでまいりますので、今後も進捗をご報告します。




2021.08.21
こんにちは。

今朝は越後山公園でのラジオ体操に伺いました。

越後山公園に向かう途中、
多くの方にお目に掛かり「おはようございます。」
「おっ!おはよう」と挨拶を交わしながら向かいました。

本町とか新倉に住んでる方が、
6時過ぎにはもう樹林公園のあたりを散歩されていて、
朝の行動の早さに驚かされました


越後山公園は広い敷地が特徴です。
風も吹き、本当に心地良い朝の体操になりました。


さて、この越後山区画整理地区内に
現在、“市内2店舗目となるヤオコー”が建設中です。

(まだいずれも建設工事中ですが、1店舗目は丸山台に建設中です。)


ヤオコー和光南(仮称)店 の場所は、
越後山通りの「ハロー越後山」や「ヤマザキショップ」を
少し東側に行ったところです。

現在、このオープンに向けて、
「横断歩道の設置」や「歩行者用信号機の設置」を実現すべく、
埼玉県警に要請中です。

「歩行者用信号機」は、
1枚目の写真のハロー越後山付近の三差路部分に
付けてもらえるよう要請中です。

通り、空、道路の画像のようです


もともと通学路の安全対策としても声を上げていたところですが、
ヤオコーのオープンに向け、さらに設置の重要性が増したので、
改めて県警に強く要請を行いました。


「横断歩道」は、特に交通量が増えて、
歩行者の安全への配慮が必要になりそうな
店舗周辺の箇所を要望しています。(2~4枚目参照)

道路、雲、木、通りの画像のようです



道路、通りの画像のようです



道路、木、通りの画像のようです



県警の回答があれば、またご報告できたらと思います。


最後の写真は、
今朝のラジオ体操の際に、いただいたローズマリーです。

写真の説明はありません。



地域の方が花壇で大切に育てたもの。すごくいい香りです。

「今日は肉料理がいいんじゃないかしら?」と
アドバイスもいただきました



その方向で考えたいと思います
  BackHOME : Next 
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 10 11
12 14 16 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
井上わたる
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/10/01
バーコード
ブログ内検索

井上わたるの和光ブログ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP