井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.03.09
おはようございます。

昨日(3月8日)は、午前中、和光市の介護予防事業を
見学に行ってまいりました。

和光市の介護予防事業は他市よりも
積極的な取り組みをしていることで有名です。
「モデル事業」というスタイルで、様々な高齢者の要望・興味に
答えるように多彩なプログラムを実施しています。

今回見学したのは10時から1時間半のプログラムで、

内容は、
○介護予防運動 と
○カジノ         です。

介護予防運動は、今回は筋力マシーン等は利用せず、
体操やマット運動を行なっていました。

中には「私はもっと動けるぞ!」と自慢しながら
活動されている方もいらっしゃって、「辛い・大変な運動」という印象はなく
皆さん、楽しみながら参加しているようでした。


そして、「カジノ」ですが、まさに『本格カジノ』なのです。

昨日は「ルーレット」と「カードゲーム」がありましたが、
その設備も本格的です。

(※現在、運営している企業様に、写真や詳細を公開してよいか、
確認中です。OKをいただけたら、是非皆さまにもご覧いただきたいと思っております)


・・・介護予防は、老人医療費抑制、介護保険制度の目指す
在宅重視政策を実現するためにも、とても重要視されています。

しかし、私が老人ホームを営業で回っていた時には、
無理な運動を強いたり、画一的なプログラムで
参加者が楽しんでいないケースも見てきました。

でも、今回のように、“普段経験しないこと”を活動の中に取り入れ、
刺激を促すというのは、例えば、閉じこもりの方の外出のきっかけとしても
非常に有効だと思います。

私が政治家だったら、和光市ならではの「介護予防」を
もっと拡げていければと思います。


ちなみに、次回のプログラムは「陶芸」だそうです。


2007.03.08
皆さま、こんばんは。


昨日(3月7日〔水〕)は、和光市議会 3月市議会【一般質問】を
午前中の時間を利用し、傍聴に行ってまいりました。

傍聴に行くと、議会事務局から
『一般質問発言通告書』なるものが渡されます。

そこには、各議員が発言する内容、順番
その答弁を行政側のどの部課が行うか、などが書いてあります。

・・・その通告書ですが、
よ~く見ると、発言者は全部で14名です。

現在、和光市議会には(1名欠員のため)、21名の議員がいます。
つまり、「21-14=7」、
7名の議員が一般質問での発言をしていないのです。

私の考える「一般質問」とは、まさに自分の政策・主張を
行政に対しぶつける場であり、議員として最も注力すべき機会だと考えています。

もし、私が政治家だったなら、この機会を放棄することは決して無いでしょう。


話を変えますが、本日は2名の方の一般質問を見ましたが、
その中で私が注目したのは、行政の形式(形骸化)的な業務についてです。

ある議員は防災対策に関する市民への周知について質問をしました。
市の回答は、
「説明会を実施しました。 ・・・が参加者がゼロだったんです。」

市は、【開催しました】⇒【だから責任を果たしました】という
理論のようですが、それでは何の意味もありません。
本当に伝わってこそ意義があるのです。

阪神大震災の経験のある私にとっては、
防災は重要政策ひとつです。決して見逃すことの出来ない答弁でした。


最後に。

昨日の一般質問の最中、
机の上にある資料すら開かず、閉じっぱなし・・・という方もいました。

どうにかして、この議会の雰囲気を変えてやりたい!
そう強く感じた議会傍聴でした。

2007.03.07
皆さま、こんばんは。
(記録中に日にちが変わってしまいました。)

本日(3月6日《火》)は川越方面へ出掛け、今後の政治活動に
必要となってくる「法務手続き」を行なってきました。

さいたま地方法務局(川越駅からバス)に向かい、
ここで書類上の審査を行いました。

(それで終わると思いきや)
次の手続きは、場所を移して川越蔵造りの町並 「時の鐘」近くの
銀行で行い、おかげさまで無事完了しました。

また明日から、改めて和光市を回りたいと思います。


(写真は、それぞれ「法務局」と「銀行」です。
特に銀行は蔵造りの町並に相応しく趣きのある外観です。)



2007.03.05
おはようございます。

私は本日、和光市駅南口で朝の活動をさせていただきました。

私はいつも6時30分から駅に立っています。
 (日によって前後させることもありますが。)
自宅から自転車をこぎながら、12月や1月と比べて
本当に日の出が早くなったと感じました。

同じ6時半でも12月・1月は真っ暗だったのですが、
今朝などは本当に明るく、そして暖かかったです。

冬のチラシ配りの時には、素手で受け取ってもらう方が
冷たくないように(※紙は結構冷たいため)、
『湯たんぽ』でチラシを暖めていた時期もありました。


今朝は、そうした私にとっての原点に立ち戻り、
名刺(=ミニチラシ)を皆さまにお渡しさせていただきました。
何年経っても、この思いを忘れず、活動を続けてまいります。


(※写真は本日駅に立てていた「駅ブログ(=黒板)」です。
ここにも原点回帰の気持ちを綴らせていただきました。)



2007.03.04
おはようございます。

ここでは、先日、和光市の「ボランティアのつどい」に
参加してきた時のご報告をさせてください。


和光市には多くのボランティア団体が存在します。
当日参加していた団体は、例えば

・高齢者との会食グループ
・朗読の会
(市が発行する広報などを朗読してテープに吹き込み、
視覚障害の方に届ける。)
・手話サークル
・盲卓球(=サウンドテーブルテニスといいます。)
・障害者施設の支援ボランティア
・ボーカルサークル  など

その情報交換や勉強のため、こうして
ボランティアのつどいが開催されています。


今回の「つどい」では、 『車椅子から見た和光市』 というテーマで、
白子在住の車椅子利用の方からお話をいただきました。

その中で、皆さまにも是非知っていただきたい、話がありますので
少し綴らせてください。


○ スロープは意外と曲者!?

公共施設や駅などにある、スロープ。
あれがあれば、車椅子利用は楽だろうと思われているが、
決してそうではない。角度が急だった場合、
最後まで上りきることが体力的に非常に困難なのである。


○ いきなり後ろから押さないで。

車椅子で街を移動していると、多くの方が手を貸してくださる。
・・・ただ、いきなり車椅子を押し出す人がいる。
利用者としては、これほど怖いことはない。

⇒是非 「なにかお手伝いできることはありますか?」と“声掛け”を。


○ 多目的トイレは使い辛い・・・

「車椅子用トイレ」と「多目的トイレ」、その違いはご存知でしょうか?

車椅子用トイレは、車椅子利用者向けに広く作られています。
そして、多目的トイレは、広いだけでなく、
ベビーベッド、オスメイト設備、高齢者向け手摺り などがついています。

つまり、多目的トイレでは、それらの多くの設備が邪魔となり、
移動や方向転換がしにくくなってしまっているのです。

もちろん、スペースが限られた中で、
より多くの不便な方が利用しやすいように改造した結果なのですが、
もう一度、それらの配置の仕方などを、利用する方の意見を元に
考えるようにしていってほしい、と思います。


○ 障害者用駐車場はなぜ入り口に近いか?

障害者用駐車場の特徴は、
① 入り口の近くにある
② 広くスペースが確保されている ということです。

実は、①よりも②が重要なのです。
車椅子の方で、自分で運転できる方は、助手席に積んだ車椅子を
降ろして、乗り移るのに、ドアを全開にする必要があります。
乗り込むときも同様です。

だから、通常の駐車スペースでは、
隣の車につっかえて乗り降りが出来ないので
あの、障害者用駐車場が必要なのです。

だから、極論、入り口から近くある、必要はないそうです。
(※個人差はあります。近くでないと危ないという方もいらっしゃいます。)


○エレベーターの鏡は何のため?

あれは、一言で言うと、「車椅子利用者のバックミラー」です。

・バックでエレベーターを降りるときに見る。  そして、
・今が何階かを見るため。

一度正面から入ってしまうと、階数表示が見えなくなってしまうので、
鏡に映った階数表示ランプで、今が何階かを知ることが出来るのです。

⇒鏡の前に立って、視界を塞がないようにしましょう。



・・・他にもお話はありましたが、ここでは以上をお伝えさせてください。

こうして、お話を聞いて改めて思うのは、
『思い込みではなく、本当のニーズを理解して形にする』ということです。

ボランティアも、政治も、出来ることはやってもらい、
どうしても出来ない(=支援が必要)なところを
サポートするというのが、正しいことだと思います。


私も、一層皆さまのご意見を聞き、本当に必要なことを
サポートしていけるように、活動を続けてまいります。


(写真はボランティアのつどいが開かれた、総合福祉会館『ゆめあい和光』の写真です。)



  BackHOME : Next 
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 8 10
12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
井上わたる
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/10/01
バーコード
ブログ内検索

井上わたるの和光ブログ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP