井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.09.13
こんにちは。

本日は、常任委員会が開催されました。

私が所属している、文教厚生委員会では、今回市役所側から提出された
「補正予算」(当初の予算から足りなくなったから、追加で予算を組むこと)のうち、
保育教育・介護に関するものについての審議をしました。

例えば

○白子2丁目に開園予定の新保育園の補助金を認めるか?

○第4小学校の交通立哨指導員の欠員補充に予算をつけることを認めるか?

○入札が不調に終わった、大和中学校の工事を来年度に見送ることを認めるか?

・・・といった内容です。

結果、委員会の結論は「可決」となりました。
と言っても、ただただ了承したわけではありません。

[保育園]であれば、
Q、今回の特別の補助金支給、他の保育園との関係はうまくいくか?
Q、人材確保のほうは進んでいるのか?・・・etc

[交通立哨指導員]であれば、
Q、市から直接雇用の立哨指導員との賃金格差は無いか?
Q、警備会社に委託するというが、シフトに穴が空かないような契約が出来るか?・・・etc

[大和中学校]であれば、
Q、来年に再度入札にすれば、今度こそうまくいく保証はあるか?
Q、工事が遅れることによる影響はないか?・・etc

こうした審議を行なった結果、「可決」となったわけです。


さて。いよいよ明日は「一般質問」です。
朝の9時から、約1時間、トップバッターを務めさせていただきます。








2007.09.12
こんにちは。

本日、9月12日(水)をもって、6日間の決算委員会での
審議が終わりました。
(・・・思った以上に長い6日間でした。)

結論を申し上げますと、
平成18年度決算は「承認」されることになりました。

5日目&最終日の審議内容をお伝えします。


~5日目~

・教育費 (文化財調査費・図書館費)

・総務費 (人事管理費)
---------------

・国民健康保険特別会計
 
・老人保健特別会計
 
・介護保険特別会計

・下水道事業特別会計

・水道事業会計

※1日目~4日目まで審議してきたものを『一般会計』と呼びます。

※そして、この日に審議した「国民健康保険」「老人保健」「介護保険」
  「下水道」「水道」事業は、上記の一般会計とは切り離されていて
  『特別会計』と呼びます。


~最終日(=6日目)~

・市長答弁

・指摘事項まとめ

・採決

------------

以上が、全日程です。


6日目の内容については、少しご説明をしたいと思います。

私達は全ての関連部門と審議を行なってきました。
とても細かい、それこそ1,000円単位のものにまで踏み込んで
審議をしてきました。

しかし、最終的に大局的な判断をしていくのは市長の役割です。

例えば、
「今年は教育にお金を使うぞ!」とか
施設整備を今年度中に進めるんだ。」は、市長の考えが大きく反映されます。

そこで、市長に政策的な質問をするという機会があるのです。
それが 『市長答弁』です。

私も
●「平成18年度は教育費が膨れていることをどう評価するか?」
●「(アメリカの橋落下事故を受けて)、施設の“点検”をどう行なうか?」を
質問しました。


また、審査して終わり・・・ではなく、審査を行なってきた中で、
特に、行政側に対して言っておきたいことを委員のメンバーでまとめます。

これを『指摘事項』と言います。
今年は4項目定めて、市役所側に提出しました。
 (例:出資法人・指定管理者・補助金団体の会計の透明性を確保すること)


以上で、決算委員会の報告を終わりたいと思います。



【最後に感想をひとこと。】

私は今回、新人ながらも決算委員会に参加しました。
でも、参加してとても良かったと思います。

それは、市政の全体像が、数字の根拠付きでわかるということです。

?何にいくら掛かっているのか?
?どんな団体にいくら補助金(負担金)を出しているのか?
?新たに購入したシステムがどういうもので、私達市民にどう役にたつのか?


和光市は決して無駄遣いをしているわけではないし、
そのために市役所の職員も努力をしていると言えると思います。

・・・しかし、市民の感覚からいうと、「おや!?」と思うことはやはりあります。

その「おや!?」をなくせるよう、これからも
しっかりと見張っていきたいと思います。
2007.09.11
こんにちは。

昨日(9月10日・月)は決算委員会の4日目でした。
審議された内容は、下記の項目です。


~4日目~

・土木費
 (道路維持費・河川総務費・都市計画費・交通安全対策費・公園費etc)
・教育費
 (教育振興費・小学校費・中学校費・幼稚園費・公民館費)

項目だけで見ると、少ないですが、
やはり道路や教育に関わることなので、濃い内容でした。


今回決算委員会をやってみて初めてわかったことですが、
決算委員会の準備には、すごく時間が掛かります。

今までのサラリーマン時代や、6月議会の準備と比べても
ダントツ時間を要しています。
(ちなみに、このブログもその合間、朝の4時半に書いています。)


週末は、決算の準備に追われながらも、楽しみにしていた
団地のお祭りがありました。

台風一過の晴天で、まるで夏祭りのような暑さでした!!


            

何年ぶり(?)のわたあめ。      こちらはジンギスカン。
おいしかったです!





ビンゴ大会の様子です。
私は最後の最後で
ようやく当たりました。

賞品、ウェットティッシュ。
ありがとうございますm(__)m


それから、
一番印象に残ったのは、カラオケ大会 での一幕です。

例年はカラオケ通の皆さんが歌うのですが、
今年は、子ども達が大勢参加してくれました。

『思い出のアルバム』とか、『キラキラ星』とか、可愛い童謡と共に
中には「千の風になって」を幼稚園のこどもが歌ってました。
(あの歌も、こどもたちが歌うと可愛いこと可愛いこと。。。)


団地の中に、こどもたちの可愛い声が響く・・・

それがすごくいい時間だったように思います。
2007.09.07
こんばんは。

5日から始まった決算委員会
今日で3日目の審議を終えました。

この間、審議してきた主な項目は次の通りです。


~2日目~

・徴税費
・選挙費
・消防費
(例:災害対策費)
・総務費
・生活環境費
(例:環境対策・公害対策費)
・自治振興費


~3日目~

・衛生費(例:ゴミ処理費)
・農林水産費
・教育費(例:保健体育費)
・民生費(例:障害者福祉費・老人福祉費)
・児童福祉費(例:保育園費)
・生活保護費 など


です。


さて、この決算審査にはいくつかのルールが存在します。
今日はそのうちのひとつを紹介します。

 一、決算に関する発言のみ認められる


これの例をお伝えしたいと思います。

先日のブログに書いたことですが、<決算書>には
「総務費 ― 総務管理費 ― 文化行政 ― 謝礼  20,000円」
のように書いてあります。

これに<実績書>に補足として
平成18年9月9日(水曜)に文化講演会を開催。
講師 ○○氏
と説明が補足されてます。

これらを読んだ上で、決算委員会では、
委員(=市議会議員)が、市役所の担当部門に

Q、この文化講演会には何人くらいの市民が参加したのか?
Q、この講演会をキッカケに文化活動を始めた人がいるか? ・・・etc

のように、
Q、その予算執行は適切だったのか?
Q、ちゃんとお金に見合った成果を出せているのか?
Q、不適切なお金の流れはないか?


を確認をするのです。

しかし、この案件に絡めて、

『来年の講演会には、誰々を呼んでほしい。』 といった話は、
決算そのものとは関係ない話として、認められません。

・・・とはいえ、この決算を活かして、来年度の政策・予算を決めるので、
要望を述べるといった形で、次年度に繋がる話はしてもかまわないと言われています。


だから、例えば、

『文化講演会を開催した日が平日だったので、
今度はより多くの参加者に来てもらうために、
土日開催の検討をお願いします。』

このように「要望」の形で伝えて、次年度に繋げるようにするのです。


ルールは他にもあります。(また後日ご紹介します。)

こうしたルールを守りながら、決算委員会は
来週の月~水まで残りあと3日間続いていきます。




2007.09.05
こんばんは。

本日から6日間 『決算委員会』 が開かれます。
役割は、昨年度=平成18年度の和光市の決算のチェックです。

メンバー構成は、

・松本武洋 議員 (=委員長)
・村田富士子 議員  (=副委員長)
・堀文雄 議員
・柳下長治 議員
・並木修二 議員
・阿部かおる 議員
・熊谷二郎 議員
・上田君子 議員
・斉藤秀雄 議員

そして、井上わたる の合計10名です。

今日は詳しい内容はお話しませんが、
私達、決算委員が何をしているのか?をお伝えできればと思います。


まず、見ていただきたいものがあります。
これが<決算書>です。



厚さは、4cmくらいです。
この<決算書>には、何にどれくらいのお金を実際に使ったか?
記されています。

しかし、この決算書に書かれているのは、
「総務費 ― 総務管理費 ― 文化行政 ― 謝礼  20,000円」のように
なっているので、
この決算書を見ただけではわかりません。。。。


そこで、登場するのが、これです。
<主要な施策の成果と予算執行の実績報告書>です。




厚さは2cmくらいでしょうか?

この<実績報告書>には、例えば先ほどの例で言えば、

平成18年9月9日に文化講演会を開催。
講師 ○○氏


のように具体的な実績が載っています。

こういった情報をもとに、

Q、その予算執行は適切だったのか?
Q、ちゃんとお金に見合った成果を出せているのか?
Q、不適切なお金の流れはないか?

などをチェックしていくのです。

このほかにも、様々な情報資料を使います。
積み上げると、こんな感じです。




初日の今日は、
・議会費
・市役所庁舎管理費
・広報費
・企画費
などのチェックを行ないました。


明日も朝9時から夕方まで決算委員会です。


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