井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.08.12
こんばんは。

今日も暑い1日でしたね

私は、昨日・今日と大和田 一紘氏の
『財政分析勉強会 ~ステップアップ講座~』に参加してきました。

延べ10時間を越す勉強でした。
文字の書き過ぎで、昔、格闘技で痛めた親指の痛みが再発してしまいました。。。
(※講座の内容は改めてお話します。)


さて、帰宅するとちょうどテレビでTBS系の
『夢の扉~NEXT DOOR~』をやっていました。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/

先駆的な取り組みをしている人たちを取り上げる番組で、
私が好きな番組のひとつです。

今日のテーマは、『ドライミスト』
クーラーの要らない社会を作りたい、と考える
東京理科大学工学部で教授を務めている辻本 誠氏の話でした。

ここ数日のような日、屋外はとても暑いです。
しかし、電車のホームなどは屋外なのでクーラーを使えません。
そんな時に、この装置はありがたいです。


先日、都内に出た時、都営新宿線の東大島駅で実物を見ました。
(※私はこの時、初めて見ました。皆さまにも紹介したく、写真を取っていました。)

ドライミストと呼ばれる、極めて微粒な水の粒を噴霧することによって
気温を2~3度下げることが出来ることが出来るそうです。(番組より)


まだ実験的な段階ではあるそうですが、
東武東上線 和光市駅や成増駅にも、作ってほしいものです。

皆さまも暑さには十分にお気をつけください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【案内ポスター】     【東大島駅の様子】     【噴出口の近影】

      
2007.08.11

おはようございます。

このブログでのお知らせが遅くなりましたが、
一昨日、8月9日(木)より、埼玉県知事選挙が告示され、
8月26日(日)に投開票となります。

これに伴い、政治活動が制限されます。
その期間、このブログも、“いち和光市民”としての活動や話題を中心に
綴りたいと思います。

今日は、5月に参加した財政勉強会のステップアップ講座に行ってまいります。
また、昨日(8月10日)は、さつき苑脇のトンネルの落書き消しに行ってきました。

このようなご報告をさせていただきたいと思います。
(※掲載のペースも少し控え目にさせていただきます。ご了承ください。)


【追伸】

昨日の『電線地中化』に関して、早速ご意見を頂戴しております。
連絡を下さった皆さま、ありがとうございます!!

もっと多くの方からご意見もいただきたいと思っております。

① 昨日の『電線地中化ブログ』をご覧ください。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20070808/1/

② 下記のメールフォームから「ご意見・要望」を書いて送信。
http://inouewataru.com/mailform/index.html より。
※公開の形式ではなく、井上へのメールとして直接届きます。

よろしくお願い致します。

2007.08.08
こんばんは。

本日は、午後2時から、
地中化工事説明会に参加してきました。 

どこを地中化するかというと・・・駅前バス通りです。

具体的に言うと、
駅出張所⇒郵便局⇒セブンイレブン(=旧川越街道)までの区間です。

工事の内容は、地上の電信柱を無くし、
地下に電線を通すことで、景観をより良いものにしようというのが狙いです。

また、駅前交差点で、西大和団地方面から駅に向かう際、
右折路線がないために渋滞してしまうのは、皆さまご存知だと思います。

この対策として、養老の瀧~交差点までの歩道を、
現在の3.5メートルから、3.0メートルに狭め、その分、車道を拡幅して
右折車線を新たに設ける計画も同時に考えられています。


少し話は変わりますが、
皆さんは、川越の蔵造りのまちをご存知でしょうか?

あの地域一帯は、電線地中化工事がされていて、
空を見上げても、電線も電信柱もありません。空がとてもきれいに見えます。

しかし、電線地中化=景観を守る、ではありません。
あの川越の街並みがキレイに見えるのは、
建物自体に統一感があり、高層の建物がないからです。


だから、和光の駅前通りを、ただ電線地中化したからといって
キレイになるわけではないと思います。


また、今回の工事、代償もあります。 それは、街路樹の撤去です。

工事技術や歩道縮小の都合で、現在のように
街路樹を植えることが不可能になるということなのです。

・・・しかし、いくら電線が無くなったとしても、
街路樹が無いのでは、のっぺりとした通りになってしまわないでしょうか?
※下にバスから撮影した、バス通りの写真を載せました。

この通りは多くの市民が利用します。
また市外から来る人(和光国際高校やサンアゼリア利用者など)も
大勢使います。

まだ、未確定な要素もあるこの工事、皆さんの声をお聞かせください!

是非、多くの市民の声が活かされて工事が進むように、
私は活動の中にこの問題を取り入れていきたいと思っています。

皆さまの中で、ご意見・ご要望があれば、
是非、http://inouewataru.com/mailform/index.html より
連絡いただければと思います。



バスより撮影~その1~  バスより撮影~その2~

      
2007.08.06
追記です。


・・・先程ブログに書いた、古いほうの老人ホーム、
実は新施設が出来た後は取り壊される予定だったのです。

ですが、埼玉県 上田県知事は
「特別養護老人ホームの床数を増やす」という公約を掲げています。

その政策を受けて、取り壊しはなくなったそうです。
⇒およそ50人の入居先が守られたことになります。

8月26日には、埼玉県知事選挙が行なわれますが、
このような高齢者政策を進める上田知事を、私は応援したいと考えております。
2007.08.06
こんにちは。

今日は、先週参加した『埼玉市議会 第5区議長会 議員研修会』 の日の午前中
高齢者施設に視察に行ってきた様子をお話ししたいと思います。
(8月1日は午後2時からが研修でした。)

※議員研修会の様子は、
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Date/20070802/1/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

実は、私は鴻巣市の高齢者施設とは縁がありました。

というのは、私が派遣会社の営業マンだった頃、
鴻巣の老人ホームへ介護職員を派遣する担当をしていたからです。

私の担当していた施設は、
「鴻巣市特別養護老人ホーム たんぽぽ荘」という50名定員の施設です。
(写真<左>は、この施設の玄関。歴史があります。)

・埼玉県で2番目に古い施設
・いまどき珍しい、公設公営の施設
           (→つまり、働いている人は公務員扱い)

という特徴のある施設でした。

しかし、平成17年、経費節減の必要性もあって、
民間の社会福祉法人に営業委託されたのです。

そこで、今回の視察の目的は
『福祉施設の民間委託でどう変わるか?』ということです。


10時半に施設に到着し、まずは移管後の状況を
施設の担当者の方から話を伺い、その後、施設見学しました。

改善点① 老朽化対策として、内装工事を実施。

まずは、窮屈だった大部屋の定員を1~2割を減らし
その分、個人スペースを確保した。
※介護する側にも、空間の余裕が出来るので、
介護しやすくなったそうです。


また、もともと「白」を基調として、病院みたいだった施設内の色彩を
黄色やオレンジなど暖色に変えて、明るい雰囲気になっていました。


改善点② 職員体系を一新。法人職員に。

公務員待遇だった職員の人件費は非常に高騰していました。
法人受諾によって、これまで働いていた職員は、他の市の施設(=公民館や児童施設)に
異動になりました。
(施設に愛着を持って残る・・・という人は居ませんでした。)

残ったのは、派遣社員として来ていた、私の担当のスタッフさんたち。
この人たちが施設に残ったからこそ、継続的な介護が可能になったと思っています。

そこに受託法人の、他の施設から移ってきた職員で再スタートを切ったのです。


今までの公務員職員は、私から見ても
「やってあげてる感」がどうしても強かったように思います。
それが、施設見学して思いましたが、
民間になってサービスとして「接客要素」が加わってよくなったと思います。

こういう改善点を見ても、私は福祉の民間の導入は私は反対するものではありません。


・・しかし、一方で、課題もあるように感じました。

それは、運営の安定化です。

この改善によって、高齢者の施設での暮らしは、良くなったと私は信じています。
しかし、代わりに定員を減らしたため、収入も減っています。
また、公営の時代と、利用料を同じにするため、法人としては苦しい経営にならざるを得ません。

間違いなく、ひとりあたりの給与は下がったことでしょう。
そうした中で、働き続けることがどれだけ大変か・・・。

当時担当していたスタッフの方ともお話が出来ました。
(覚えていてくれて、嬉しかったです。ありがとうございます!!)

どうか、皆さんの「仕事に対する情熱」と「入居者の方への思いやり」で
今後も頑張ってほしいと思います。


また、11時半に、同じ法人の経営する、
今度は最新型の施設を見させていただきました。

そこは、
・全室個室
・ユニット型(※10人の小規模グループで生活)
・食事の時間も自由

という介護方法を導入しています。
(写真<右>は玄関の様子。周りは一面田んぼで、とてもキレイ。)

この方法、利用者はプライベートもあるし、時間に縛られないので快適です。
しかし、介護する側は、死角も増えるので、人数が必要になります。
人員補充がなによりの課題だそうです。

もっとも【古い施設】と【新しい施設】を見ることが出来、
充実した視察だったと思います。


最後に。

この日に見た施設だけでなく、介護施設はどこも運営が厳しいです。

介護を「公的」から「民間」に開放したその施策は間違っていないと思います。

ただ、私は、安定運営(=特に人材確保)には、さらに地方自治体の支援があって
しかるべきだと考えています。
それは、私が500ヶ所以上の施設を見てきた上での提案です。


(従来型 特養たんぽぽ荘)   (ユニット型特養<新>タンポポ)
              
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