井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
昨日、11月29日が12月議会の告示日でした。
8時30分の受付に間に合うように議会事務局に行ったところ、
既に二人の議員さんが来ていました。
通告書の提出を行った結果、今回は「3番目」になりました。
前回がトップバッターだったので、ちょうどいいかと思います。
おそらく一般質問初日(13日・木曜日)の午後からになると思います。
提出した 一般質問通告書 を下記にアップ致します。
テーマは今後変更することはできませんが、
中に盛り込む内容はいくらでも追加・調整が可能です。
日々の暮らしの中で思うところなどありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
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1、駅北口整備
①実行に向けての進捗状況
②駅前機能・地下利用に対する方向性
③現状の安全対策について
2、地域ケア
高齢者介護と障がい者の
地域医療・地域包括ケアについて
3、自転車利用について
①道路交通法改正に関して
②和光市駅周辺の自転車対策
③自転車活用のまちづくり
「サイクル&バスライド」「フリーサイクル」の提案
4、緑化政策
①緑地整備の状況
②屋上緑化
5、総合福祉会館の交通対策
① 市内循環バスのルート変更
(「ゆめあい和光前バス停」の新設)
② 施設周辺の交通安全対策
③ 「二軒新田」バス停の機能性向上
6、使用料見直しについて
① 広報の方法
② 稼動率
7、市民参加(市政情報発信)
① パブリックコメントの活用促進について
② アンケート、メールマガジン、行政番組など
この2日間、議会準備のため、
ブログの更新をお休みさせていただきました。
ちょうどタイミングよく(?)、風邪もひきまして・・・
家で黙々と議会の書類作りや資料本を読んでいました。
先日(25日)のブログで、仮テーマを発表させていただきました。
ご意見を下さった皆さま、ありがとうございます。
その後、時間の調整を行なった結果、
「光熱費対策」と「和光のPR対策」は
次回以降に持ち越しとさせていただきます。
さて、明日は告示日です。
8時30分から「一般質問通告書」の受付をしています。
早めの順番希望の私は、その頃、出しに行く予定です。
その後、早ければ9時くらいに、今回の12月議会の
議案が発表される・・・という段取りです。
今回、「自転車利用について」というテーマを取り扱います。
すると、ちょうど
「第5回 高齢者の正しい自転車通行及び歩行コンクール」
というのが、市役所前の市民広場で開催されていました。
仮の信号や横断歩道を使っての講習 兼 コンクールでした。
これがその時の写真です。
これはあまりにも空がきれいだったので
撮影したものです。
11月29日に、和光市議会は、12月議会の『告示日』を迎えます。
告示日は、
・市役所側が、議会で議論をしてもらいたい「議案」を発表する
そして、
・議員が「一般質問」で取り上げたいテーマを申告する
という日です。
一般質問の順番は、早く提出した順で決まります。
11月29日から12月3日までの3日間、受付をしていて
早く提出したら順番は早く回ってきます。ギリギリに提出したら最後のほうに回ってきます。
(私は早いうちに提出する予定です。)
さて、今回の私が取りあげる予定のテーマは次の項目です。
この間の、「委員会視察」「決算委員会」「日常の活動」、
そして「市民の皆さまからの声」をもとに考えております。
この中で、「こういう意見を伝えてほしい」とか
「そのテーマだったら、こういうことも問題だ。」といった意見ございましたら、
是非、ご連絡いただきたいと思っております。
<方法>は、
●ブログの右側 「プロフィール」 ⇒ 「HP 井上わたると新しい和光をつくる会」をクリック
⇒ トップページの「問い合わせ」からメールを送ることができます。
●直接アクセスする場合は、こちら ⇒ http://inouewataru.com/mailform/index.html
なお、最終的に時間の調整を行った結果、
時間の都合上、実施できないテーマもあるかもしれません。
その際はご了承下さい。(※次回3月議会以降で取り上げるように致します。)
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○駅北口整備
◆事業計画の内容
◆地下利用
◆現状の対策について
・駐輪場脇歩道の暗所対応○地域ケア
・地域を拠点にした福祉政策
○緑化対策
◆「みどりの豊かな人間都市―和光」の実現にむけて
・市内の緑率の推移。
◆具体的な施策を問う
・屋上緑化、壁面緑化の取り組みなど
○光熱費対策
◆市役所の光熱費削減を出来るか?
・ガソリンの高騰による影響を問う
・電力契約のあり方を考える
◆削減のための政策は?
○自転車利用について
◆道路交通法改正に伴う安全政策
・歩道通行について
・ヘルメット着用、ライト点灯などの安全策
◆違法駐輪対策
○ゆめあい和光への交通(及び安全対策)
◆総合福祉会館入り口にバス停を変更できないか?
◆横断歩道がなく、安全性は確保できるか?
◆ベンチ設置の検討。及び寄贈制度を確立。
○和光のPR政策
◆地下鉄延線による新たな段階を迎えるにあたって
○市民参加
◆情報発信・情報収集の充実
・パブリックコメント(掲示に関してのルール作り)
・メールマガジン
・行政番組
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ご意見お待ちしております。
※なお、議会準備のため、11月26日~28日までの間、
ブログの更新ペースを少し控え目にさせていただきます。
よろしくお願い致します。
今日は昨日参加した
「医療と介護に関しての国会審議 勉強会」のご報告です。
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まず話題に挙がったのは、
「医師不足問題」です。
この医師不足問題には、2つの考え方ができる、という話から入りました。
①医師数は絶対的に足りてない説
②人数的には足りてるが、地域・診療科によって偏ってる「偏在説」
国会内でも大きく見解が分かれるそうです。
私自身は、①だと思っています。
加えて、看護師や介護職員の人材派遣をやっていた私の経験から、
看護師・介護人材の不足も早急の課題です。
現在、様々な団体から「医療人材・介護人材確保法」の制定・充実など
提言も行なわれています。
こうした問題に関しては、超党派での取り組みが進むことを切に願います。
次に、参加していた現役・元ドクター達の関心を集めていたのは、
「医療事故の全件届け出制度」でした。
これはまだ “厚生労働省案” に留まっていて決定ではないですが、
『診療関連死が起きた場合に、すべて届け出義務を課す』 というものです。
本来は、医療ミスを防ぎ、不誠実な医師を
生み出さないための改正です。
しかし、うまくは説明できませんが、この改定がなされると・・・
いかに医師が真摯な対応し、治療に全力で挑んだとしても、
残念な結果になった場合には、それを厚労省などに届け出るということになります。
そこから「再発防止」「真相究明」「責任追及」が始まります。
すると、医師はリスクを恐れ、危険を伴う手術や治療を行わない
医療委縮 が起きかねません。
昨日来ていた現場の医師からは大反対でした。
私も話を聞いて、余計に医療が患者本位ではなくなるように感じました。
“案”の再考を期待したいと思います。
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他にも話はありましたが、長くなってしまうので、
ご報告は以上とさせていただきたいと思います。
今後も、こういう勉強会には積極的に参加し、
国の法律・制度策定の状況を把握できるようにアンテナを張っておきたいと思います。
本日は、文京区シビックセンター(文京区役所を兼ねた建物・・・立派すぎます。)で
「医療と介護に関しての国会審議 勉強会」に行ってまいりました。
参加者は、主に現役の医師や、現役を退いて研究職をしている方や
大学教員といった錚々たるメンバーでした。
詳しい内容は明日、ご報告したいと思いますが、
一点面白い話があったので紹介したいと思います。
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法律 というものは、
『一部の不届き者が、それ以上不正をできないように厳しくすると
大多数の真面目な人たちが割りを食う。
そして、不届き者は、新しい制度になっても抜け道を探し、不正を行う。』
という話でした。
・・・確かに言えることかもしれません。
例えば、「教員の質が下がった」・・・と言われ、管理を厳しくする。
でも、実は大多数の真面目に働いている教員は、そのおかげで
業務が増え、一層勤務過多になってしまいます。
少し話は逸れますが、
現在、新聞でも度々取り上げられている
「選挙公費の不正使用」もそうだと思います。
本来は選挙のポスターだけに使用するべき費用を
・選挙はがき
・リーフレット
に回していた人がいた、というのが、一番わかりやすい例です。
●30万円がポスター代として公費負担してもらえる。
↓
●候補者A は25万円で完成し、5万円余った。
↓
●その5万円で、選挙ハガキを作る。
というのが、不正行為の仕組みです。
実際にこのような不正をした人も、返還請求をされて
次々と返却しているそうですが、これを防ぐには、
選挙のポスターに使用するべき費用 を減額する
という方法があります。
先程の例で言えば、
30万円上限だった公費負担を、条例(法律)を変えて、25万円にする、
と減額するのです。
そうすれば、余剰が発生せずに、不正もできなくなります。
・・・しかし、真面目に手間ひまをかけ、いいものを作ろうとして、
27万円を使ってポスターを作った 候補者B がいたとします。
今までは、30万円が上限だったので、27万円ならば、その範囲内でした。
しかし、不正を防ぐために、上限25万円に変更したため、
2万円オーバーしてしまい、そこは自己負担になります。。。
このように、誰を基準に法律を考えるか?によって
数値の設定も変わってきます。
誰も不正しなければ、問題はないのですが・・・(^_^;)
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タイトルからは、少し話が逸れてしまいましたが、
医療・介護は、命を預かる問題だからこそ、
こういう不正を取り締まる方向での議論が重要なのだと感じました。
それでは、医療・介護の勉強会については、
また改めてご報告させていただきます。