井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.03.29
おはようございます。


今日は、3月議会で取り上げた一般質問について、あと2つのテーマの報告が
出来ていなかったので、まとめて、2本立てでお送りいたしいます。


まず、1つ目のテーマ
『テーマ5 シルバー人材センターについて』 です。


シルバー人材センターは、ご存じのように
高齢者の方が登録をして、お仕事の紹介を受ける、というものです。


多くの場合、各自治体でシルバー人材センターを運営しているのですが
和光の場合、和光+朝霞+志木の3市で1つの
「朝霞地区シルバー人材センター」をつくっているのです。


今回の質問の目的は1つ。

「高齢者の方にもっと多くの就業の機会を提供できないか?」
ということです。


そのために出来ることは、

① 登録者を増やすこと

そして、

② お仕事案件を増やすこと です。


なお、②については、
(A) 市役所の仕事をシルバー人材センターに委託する。
(B) 市内の企業や個人に「シルバー人材センターを使ってくださいね」と促す。

という2つの方法があると思っています。



この視点の下で、

Q、現状の登録者&案件数は?
Q、現状の市として行なっている支援策は?

などを質問しました。(長くなるので詳細は省きます。)


和光市では、運営費の負担のほか、掲示板での掲示なども行なっています。

それは、ありがたいことなのですが、
和光は、お仕事のほうが多く、働く高齢者が足りないという状況なのです。
※ほかの自治体では逆のこと(=仕事が少ない状況)のほうが多いそうです。


今後も、より多くの方が登録して、就業に結び付くように
市には、朝霞にあるシルバー人材センター事務局と連携を強めるように要望して
今回のテーマを終えました。



最後に。

結構ややこしい話にはなりますが、このシルバー人材センターを
『人材派遣会社』と思っている方も多いのですが、全く別モノです。

請負契約・・・というのに基づき、業務の完遂を行なうのですが、
市役所の過去の答弁を議事録で読んでも、
人材派遣会社から紹介を受けて人を配置しました。」・・・のように書いてあります。
     ↑
この“人材派遣会社”というのが、シルバー人材センターのことです。


人材派遣と請負では、
・指揮命令系統が違ったり、
・依頼する業務内容によっては、労働時間に対する考え方が違ったり  します。


議場でとりあげるような内容ではないと思っていますが、
今後の市役所答弁には、是非この点を上手く分けて言葉を用いてほしい、と思っています。






2008.03.28
こんばんは。

配るホームページ 第11号での街頭活動を
昨日より開始させていただきました。

簡単にご報告しますと・・・

27(木) 朝  和光市駅南口 雑貨屋方面  300枚
27(木) 夜  和光市駅南口 ケンタッキーそば 120

28(金) 朝  和光市駅南口 交番方面 
260枚



この2日間で、680名の方に受け取っていただいたことになります。
本当にありがとうございます。


来週は、

4月3日(木) 朝  和光市駅北口 (旅行代理店方面)
4月3日(木) 夜  和光市駅北口 

4月4日(金) 朝  和光市駅北口 (立ち食いそば屋方面)


を予定しています。
(※天候などによって変更する場合がございます。)


なお、成増駅での活動は、
4月の第2週(※7日〈月〉~の週)を予定しております。


よろしくお願い致します。



   
2008.03.27

こんにちは。

今日は、しばらく間が空いてしまった
一般質問の内容の報告をさせていただきます。(3月12日ぶりです。)

『テーマ3 職員提案制度の活用について』 です。

まず はじめに、「職員提案制度」とは・・・
市職員が日常業務を通して得たアイディアから改善提案を募り、
市の政策に生かす・・・という制度です。
(※自分の所属部署じゃないことについての提案もOK!)


この制度は今までなかなか表に出ることはありませんし、
制度のことを知っている市民の方もほとんどいないと思います。


ただ、私はこの制度は“職員のモチベーションアップや多様な政策の実現”のために、
有益な方法だと思ってします。(その理由はのちほど。)


この制度は、20年度(=4月以降)に見直されることになりました。
そこで、私はこの制度について質問を行なうことにしました。


-----------

Q、これまでの応募実績は?
  見直すということは何か現行制度では問題があったということか?

A、1年目は29件、2年目は21件と応募も多かった。
(※3年目の今年は制度見直しの可能性があったため応募少なし)
しかし、最大の課題は、募集した提案で政策に繋がったものがないということです。


Q、政策に繋げるために何か方策はあるのか??

A、今後は提案者と、政策課と、
その提案の中で挙がった関係各課を交える「3者協議」を設置して、
市政への反映ができるよう整備します。

---------

この他に、

● 褒賞の設定の仕方を、
『いい提案があれば、複数受け入れる絶対評価にすること』

●今まで受賞者にもこっそりしか知らされていなかった選考結果を
『市長の表彰を加えるなど、やりがいを引き出す体制にする』 

などの提案を行ないました。

市役所の答弁では、
「まだ検討中だが、こうした点を含んだ制度にしたい」という回答がありました。




また、すぐには実践は難しいという回答でしたが、

『市民を採点者に加えるなど、開かれた職員提案制度にする』
『この制度への取組みを人事評価に加える』

ことについても、提案しました。

今回の見直しでより制度が充実したものになれば、
これらも可能性があると思います。


最後に。

私がこの制度の重要視する理由に触れたいと思います。


私が新卒で入社した「株式会社パソナ」という会社には
この「社員提案制度」がありました。

正しくは、社内ベンチャー制度といいました。

ビジネスモデルを提案して、良い提案であれば、
会社が出資してくれて、「ベンチャー社長」になれるというチャンスがあるのです。

もともと起業志向の強い社員の集まりだった、パソナ社員は
年1回の「社員提案制度」に結構本気で挑んでいました。


・・・市役所ですので、
「良い政策提案したから課長になれる」ってことはないでしょうが(笑)、大切なことは・・・

アイディアが形になること

課題発見の視点を常に持つこと

そして

職員のモチベーションアップ・職場の活性化


に繋がることだと思います。



来年度実施される見直し後の「職員提案制度」を
楽しみにしたいと思います。




  

2008.03.26
こんにちは。

昨日開催された、「和光市土地開発公社」の理事会について
ご報告します。


土地開発公社とは、多くの自治体がもっている関連団体で、
市が公共事業用地などのために必要になる土地を
前もって買う(=押さえておく)役割を担っています。

この土地開発公社は、

・理事長が市長
・その他、建設部長・総務部長・企画部長が加わって  そして、
・市議会議員や学識経験者など

が理事として参加しています。


 
今回の理事会の議案は2つで
 
① 20年度の新規事業
② 20年度の予算       です。
 
 
①の新規事業とは、
(A)駅北口土地区画整理事業充当用地 1,300㎡
(B)公共事業用地 2,700㎡
 
合計4,000㎡の土地を「取得」して、「市への売る」ことです。
 
 
(A)の駅北口土地区画整理事業充当用地 1,300㎡は、
北口にある区画整理事務所の裏(=いなげやの裏手の緑地部分)です。
 
(B)公共事業用地 2,700㎡とは、
現在、具体的な箇所・目的は決まっていないものの、2か所を想定。

市からの要請があれば買うかもしれないので前もって予算計上したもの、
と説明がありました。


・・・少し話をそらしますが・・・・

最近、他の自治体で、この土地開発公社が買った土地が、
                  (⇒つまり、公共事業用地として買った土地)
財政難などで、工事が実施されずに、
買ったはいいけど、目的が無くなって、土地だけ持ってる・・・という塩漬け状態
自治体が多くあることが報道されます。

ただ、和光の場合は、本当に必要な場合にしか購入していません。
ご安心いただきたいと思います。

・・・話を戻します。


よって、今回の場合も、予算計上はしているが、
市の正式な指示がなければ実際に購入することはないと回答がありました。

なので、場合によっては(B)は執行されない可能性もあります。
※とはいえ、全く何もなければ、こういう話にはならないと思うので、
『何かはある・・・』と思っていますが。。。
 
 
2,700㎡・・・2ヵ所・・・

単純に2で割ると、1,350㎡・・・。およそ 37メートル×37メートルの土地を2か所・・・
という計算です。

どこの土地を、どのように使うという計画なのか・・・
市の政策のほうも合わせてしっかり見ていきます。

なお、㎡単価は、20万円です。

この金額は、周辺の土地よりは低価格な算定だそうです。

但し、今後変わる可能性もありますが、その場合は、
あくまでもこの予算範囲内で行なうとのことでした。
 
 
以上、これら新規事業と、20年度全体の予算を審議して、
可決となりました。

以上、土地開発公社の理事会の報告です。




さて、この土地開発公社の報告をもって
私の平成19年度の公的な仕事の報告は終わります。


ただ、一般質問の内容報告はまだですので、なんとか
3月中に終わるようにしたいと思っています。


また、明日からは、駅頭活動を始めます。
(配るホームページ 第11号が今日完成しました。)


今週の予定は

27(木) 朝  和光市駅南口 雑貨屋方面
27(木) 夜  和光市駅南口 ケンタッキーそば

28(金) 朝  和光市駅南口 交番方面

です。

※来週はまだ未定です。週半ば頃から北口を中心に行う予定です。


どうぞよろしくお願いします。













2008.03.25
こんにちは。

昨日は雨の中、市内の各小学校で
卒業式(=卒業証書授与式)が行われました。


私が伺った小学校では、卒業生が
卒業証書を壇上で受け取る際に、マイクの前で立ち止まり、

「私は中学生になったら、〇〇を頑張りたいと思います。」 や
「私は将来、〇〇になりたいです。」

という目標や夢を言って、証書を受け取る・・・という流れになっていました。
(私の小学校の卒業式にはありませんでした。)


今の子どもたちの「将来なりたいものはなにか?」
私も一人一人の言葉に耳を傾けました。

大きな括りでいえば、やっぱり人気なのは スポーツ選手 でした。
野球選手やバスケットボール選手が人気のようです。


・・・しかし、細かく区切った場合に
一番多くの卒業生が「なりたい職種」として挙げたのは、別の仕事です。


どんな職業だと思いますか?



その職種とは、
「ゲームデザイナー(もしくはゲームクリエーター)です。

今の子どもたちはゲームで遊ぶ機会も増えています。
そして、面白いゲームソフトもたくさんあります。

「自分もおもしろいゲームをつくりたい!」
「おもしろいゲームをつくって、大勢の人を楽しませたい!」

という思いが、将来に夢につながっているのだと思います。


私が子どものころには、マリオとかドンキーコングくらいしかなかったのですが、
この10数年で、いまやプレステにDS・・・映像も内容もすごい進化です。

彼らが大人になったときには、どんなゲームが誕生しているのか…??
とても楽しみです。


私は今回、このような「こどもたちの夢」を聞けて、
とてもよかったと思っています。

そして、これを教育の実践を担っている市にも、
しっかり覚えておいてほしいと思いました。


式では、「市長のことば」「教育委員会のことば」というのがあります。


そこに引用されていたのは、

「メジャーリーグで活躍している松坂大輔は卒業文集に
将来メジャーリーガーになる、って書いてました。」


「メジャーリーグで活躍しているイチローは卒業文集に
将来プロ野球選手になる、って書いてました。」

という内容でした。


『目標を持つことが、頑張る原動力になる!』というメッセージを
込めているのだと思います。


確かに野球やスポーツであれば、学校の部活動で自分を磨くことができます。

しかし、ゲーム関連の仕事や、医者・看護師・・・
教育を通して、その鍛錬が出来ない職種を将来目指していると語った生徒のほうが
圧倒的に多いのです。

それに、この時の目標をみんなが実現できるとは限りません。
そして、なによりも、新しい夢や目標が出てきても、全然OKです!


こうした夢の実現夢を見つけることを応援できる教育を
市として実践していかなければならないな、と強く考えさせられました。



また、ある卒業生は、具体的な職種は挙げずに
「僕は将来、思いやりのある人になりたいです。」と言っていました。
※ことばは若干変えています。ニュアンスは同じです。


この言葉はとても胸に響きました。

この目標を実現するためにこそ、教育の真意責任の重さがあるような気がします。




最後になりますが・・・

卒業生の皆さん、そして保護者の皆さま、
ご卒業、本当におめでとうございます。



     







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