井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんばんは。
北京オリンピックが開幕しました
開会式は、機会や装置に頼らない
中国の人力っぷり に驚かされました!
これからの日本選手の活躍が楽しみです。
ちなみに。
私がこれまでで印象深いオリンピックは、
2000年のシドニーオリンピックでした。
2000年といえば、私は大学生の頃です。
当時、大学の学部創立100周年のイベント実行委員というのをやっていて、
イベント準備・・・といって集まり、サッカーの応援をしたり、
高橋尚子選手のマラソンを見ていました
競技の結果やメダルの数・・・も気になりますが、
誰と、どんな雰囲気で観るか、で十分楽しい観戦になるんですね。
ちなみに前回アテネはサラリーマンだったので(あと、時差があったので)
あまり見れなかった気がします。。。
そろそろ9月議会の準備が本格化しますが、
合間を見て、応援したいと思います!
こんにちは。
8/5(火)に行った鶴ヶ島市の視察の報告です。
鶴ヶ島市は、東武東上線の
「鶴ヶ島駅」や「若葉駅」のあたりの自治体です。
今回視察に行った目的は、鶴ヶ島市で4月から始まった
「寄附条例」について学ぶためです。
これは、鶴ヶ島市役所の写真です。
埼玉からは、和光、新座、志木、行田の議員が
東京からは、東村山市、文京区の議員が参加しました。
皆さま、寄附条例 ってイメージ湧きますか?
ざっくりお話しすると・・・
●税金とは別に、市が1口 5,000円で寄付を募ります。
↓
●市は5つの政策メニュー
(①子育て、②福祉、③緑保全、④文化事業、⑤まちづくり)を提示しています。
↓
●寄附する時、その寄附金をどの政策に使ってほしいかを
寄附する人が決めることができます。
↓
●こうやって今住んでいる市民や企業、また、鶴ヶ島出身という人から
寄附を募るというものです。
この夏までに、約20万円ほど集まっているそうです。
そして、寄附する側も、税金の優遇措置が適応されるメリットがあります。
なにより、まちの政策に自分の意向を反映させることが出来る、
というのが最大の利点です。
もちろん、課題もあるようです。
Q1、じゃあ、貯まらなかったらいつまでも政策はスタートしないのか?
Q2、市内の人には広報などを使ってPR出来るが、
では、どうやって市外の人にPRするのか?
など、質問させていただきました。
ちなみに、答えは・・・
A1、集まった範囲で政策を行なう。
B2、市外向けの広報はまだ課題。現状ではホームページのみ。
だそうです。
和光市も過去の議会で提案がありましたが、
まだ検討する段階にはないようです。
和光市の場合は、移り住んでいった人が和光を懐かしみ寄附してくれる・・・
というよりは、
今住んでいる人が、一層住みよい街にするために期待を込めて寄附する!
というほうが多いと思います。
この寄附条例も、そういったまちの特徴に合わせて整備しなかればならないと
今回の視察を通して感じました。
ちなみに。
鶴ヶ島市役所の会議室に貼ってあったものです。
Check 消灯
消し忘れ1時間で
25.8円の無駄
・・・と書いてあります。 面白く、興味深い取り組みでした
昨日は、
午前=鶴ヶ島市の視察
午後=周辺自治体の議員さんたちと決算の勉強会
という 2本立ての日程でした。
鶴ヶ島市の視察については、また改めて報告します。
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さて、今日は上尾で開かれた
「埼玉県市議会第5区議員会議員研修」についての報告です。
講師として招かれたのは、田勢康弘 氏。
多分一度はテレビで見たことあることがあるのではないでしょうか?
写真はコチラ ↓
http://image-search.yahoo.co.jp/detail?p=%E7%94%B0%E5%8B%A2+%E5%BA%B7%E5%BC%98&ei=UTF-8&ib=2
約2時間。
テレビのニュースやワイドショーのコメンテーターの話を
ずっと聞いてたような感じです。
報道記者として、歴代の総理大臣ともつながりが濃く、
今回は、福田改造内閣の話題 が中心でした。
● 「福田首相が内閣改造に踏み切らなかったのは、
麻生さんの幹事長OKの返事が来るまで待ち続けからだ。」
● 「今回の内閣は、言うなれば、“福田・麻生連立内閣”だ。
そして、福田さんは麻生さんが喜ぶ人事を全て通してあげた。」
そのような話がありました。
あと、おもしろかったのは、世論調査 に関する一言です。
よく、「内閣の支持率 ○%!!」って出ますよね。
今、日本には1億人の有権者がいるわけですが、
あの支持率を調べるにあたって電話が掛かってくる対象者は、
少なければ、600人くらいなんだそうです。
・・・ちなみに、私は一度も世論調査の電話が掛かってきたことがありません。
一度やってみたい!とは思っているのですが

今日は、和光市議会の議員メンバーで、昼から
「埼玉県市議会第5区議員会議員研修」に行ってきます。
↓
内容はまた報告しますが、この第5区議員会に含まれるのは、
・和光市 ・志木市
・朝霞市 ・新座市
・北本市 ・鴻巣市
・桶川市 ・さいたま市
です。
さて、それでは、昨日の続きで 議会基本条例 についての
分科会の内容について報告します。
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全部をお話しするのは分量的に無理なので、
既に導入している自治体の 議会基本条例 には何が書かれているのか??
をお伝えしようと思います。
もちろん、
「自治体A では、○○について記載はあるが、△△については触れてない」
でも、
「自治体B では、○○についての記載はないが、△△については触れている」
ということもあります。
そこで、究極の議会基本条例
(⇒全ての項目を網羅している!!)
があるとしたら・・・どんなものになるか??
下記に書いてみたいと思います。
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<市民参加の項目>
・請願、陳情は“市民からの政策提案”として、ちゃんと審議すべし
・議会への住民参加を促す制度として、“市民懇談会”を開くべし
・年に4回の定例会が終わったあとは、議員が町の集会所に出掛けて
“議会報告会”を行なうべし。
<議会討議>
・今は議会において、市長+市役所職員に質問することしかできないが、
今後は、議員間で討論できるようにするべし
・一問一答形式を取り入れるべし
・議員が質問をしていることに、市長から
「今の質問の趣旨が今ひとつわかりません。」とか
「その財源をどこからねん出するおつもりですか?」などと
反問できるようにすべし(=反問権)
<情報公開>
・会派単位で公表している、議案に対する賛否を個人単位にすべし
※これにより、どの議員がどの議案に賛成したかわかる。
<その他>
・議会の権限を、「平成○○年度 総合計画」といったものまで
議決できるようにすべし
(=議会の議決事件の拡大)
・この議会基本条例は、進捗状況評価と見直し規定を設けるべし
・議員の資質向上のため、研修会の開催を義務つけるべし ・・・etc
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・・・既に、わざわざ記載しないでも、和光市では実践できているものもあります。
また、個人的には載せなくてもいいものもあると思っています。
和光市に本当に必要な議会基本条例はどんなものか?
それを、このブログを見てくださっている皆さま、
そして、より多くの市民の方と、一緒に考えていければと思います。
先日、サラリーマン時代の知人から
「議員って議会のない時、どうしてるの?―」
と、聞かれました。
議員全般がどうしているか・・・はわかりませんが、
私はこの間、ご報告をしているように可能な限りの勉強会に参加しています。
・・・実は、勉強会を主宰する側もそれを分かっていて、
この時期(7月~8月)に多くの勉強会が開かれるのです。
そんなわけで、今日のブログは
先月の26日(土)と27日(日)に参加した
~変えなきゃ!議会 市民と議員の条例づくり交流会議2008~
議会改革はいま
-市民自治体を目指して
の報告です。
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この勉強会で話し合われたことは、全体でいえば
「今のままの議会では良くない。変わっていかなければ!」ということです。
では、どう変わるべきか?
一言でいえば、
① 市長の出してきた議案をただ賛成するだけでない議会
② 地元の利益誘導を要望するだけでない議会
そんな議会を目指す、ということです。
地方自治体は「二元代表制」といって、「市長」と「議会」が
それぞれ市民に選ばれて、そのお互いが議論して政治が進みます。
だから、①のように、市長の提出した議案を追認(ついにん)するだけでは
その在り方・必要性に疑問すら持たれてしまいます。
そこで、議会として、今まで以上に力を発揮するようにしよう、
というのが議会改革の根底です。
では、力を発揮するためには何に取り組むべきか?
ポイントはそこです。
その中で、現在進められているのが、『議会基本条例』です。
2日目の分科会で、詳しく話をしてきたので、
明日、詳しくお伝えします。
~ つ づ く ~