井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.09.08
こんばんは。

今、和光市議会は「決算審査 特別委員会の真っ最中です。

先週の水曜(9月3日)から始まり、
今日で4日目です。

今年は正式な委員会メンバーでないため、
私はあくまでも傍聴という形で参加しています。

 ※議員でなくても、誰でも傍聴参加できます。

今日は、教育に関する項目の決算をチェックしました。







これが、今回チェックしている「平成19年度 決算書」です。

今回もタグシールをキレイに貼りました。
自分で言うのもなんですが、もはや 職人芸 のようです。 (^_^;)


今日で「一般会計」の審査は終わったので、
明日(9/9)は、特別会計のチェックをします。
        ↓ ↓
   ※ 国民健康保険 や 介護保険 のことです。


そして、最終日(9/10)には、
市長への質問 と 認定するかどうかの採決 が行なわれ、
決算審査は終結します。


それが、あと2日間のスケジュールです。




   







2008.09.05

こんにちは。

今週月曜 (9/1)の朝日新聞に

 「あしたを考える              
 
 ~ロスジェネ議員 2年目の熱い夏~」


と題して、私の議員活動の現状が取り上げられました。

この記事には、様々なご意見・感想をいただきました。


その声を大きく分けると、
「議員って大変なんですねという声と、
「手取り20万円・・・って十分じゃないかという声でした。


今日は、そのいずれの声にも応えるかたちで
ブログを書きたいと思います。

=======


まず、この記事については、2時間の取材を受けましたが、
どこを取り上げられるかは私にもわかりませんでした。

ただ、記者の方からは
「議員報酬以外の基盤(会社経営、配偶者の収入、年金受給など)がない中で
若者が議員活動を行うことの実情を取材したい」
と言われましたので、
報酬や活動費も含めて、すべて実情をお話ししました。


実は、そうした切り口で記事が載った場合、
「手取り20万円・・・って十分じゃないかという印象を持つ方が
いらっしゃるであろうことはわかっていました


なぜなら・・・
ロストジェネレーション
=契約社員や派遣社員、フリーターやニートも多い世代

と記事でも言っているように、同世代では、
現在、“額面”で20万円を切る収入で働いている方も多い中で、
その金額は恵まれている、と言えるからです。


『報酬が少ない』って言ってるけど・・・
こうした社会の厳しさを認識してないんじゃないか?」


という声もあるかもしれませんが、私だけでなく、
今回掲載された議員皆が、今の社会情勢の認識は
間違いなく持っていると思います。


なにより、こうした収入になることはわかって立候補してます。

・・・私の場合、チラシ代が原油高騰もあって高くなっているのは
予想を超えてますけど・・・



その中で、もう一方の「議員って大変なんですねという
声にも、ひとこと補足です。


実際チラシが高ければ、街頭演説などを中心にすれば
お金はかかりません。(電池代とかは掛かりますが・・・)

ですが、それでも私が「チラシ配り」に力を注ぐのは・・・
言ってみれば 『こだわり』 です。


私は自身のサラリーマン時代の経験から
朝晩の通勤時間に足を止めてゆっくり話を聞くのは
なかなか難しいと思っています。

それに、「マイクの音量うるさい!」と思う方もいます。

そして、通りすがる一瞬に言葉で伝えられる内容はごくわずか。
チラシならば、なにより伝えられる情報量が違います。


それらを考えた上で、私はチラシ重視の方針を取っているので、
そこに活動費用が掛かるのは、ある意味、自己判断です。


私の活動目標には
「政治をわかりやすく伝えたい」ということがあります。

これは、2007年6月に受けた「ロスジェネ議員のその後」
取材の時にも語ったことです。

その実現のために、やっぱりこれからもチラシ作りには
力を注ぎたいと思っています。

※でも、そのままチラシ一辺倒じゃいけないと思い、
「話す技術」をより高めるため、テレビ局主催のリポーター講座
通い始めた・・・というわけです。
                     
(この話はまた後日。)




この記事を見て、皆さんにまず
若手議員ならではの実情を感じ取っていただければ幸いです。


私たち若手世代(=ロスジェネ世代)の多くが、
悩みを持ちながら暮らしています。


議員2年目の私は、会社員の期間のほうがまだ長いですが
サラリーマンも議員も悩みを持って・・・というのは同じだと思います。


様々な自治体ごとの背景や、議会の特徴がある中で、

・「先輩議員との関係」は・・・
  『上司や先輩社員との人間関係』に似ています。

(政党所属の場合の)政党の方針に制約されることは・・・
  『会社の営業方針との関係』に似ています。

そして、
・いち個人としての生活(結婚、子育てetc)をどうするか?

など、悩みは同様にあります。


自分のスタイルを確立するのは難しいことですが、
今回のように取り上げられることをきっかけに、賛同も、ご批判も受けながら
活動することで、自分を磨いていきたいと思います。



最後に。

今回の記事に与えられた役割・・・というものがあるとすれば・・・

ひとつ は、ここまでに申し上げたように
「若手議員ってのもそれぞれ悩みがある中で活動してるんだな。」ということを
知っていただくこと。


もうひとつ 、「大変そうだけど、僕も(私も)議員を目指そう」という
若手世代を増やす ことだと思います。

やや大変さが強調された記事内容ではありましたが、
皆、やりがいをもってやっています。

自分の質問を通して、政策が形になったときは、
「市民の役に立てた。議員をやっててよかった!
って思います。


今回、「2年目の夏」っていうことですが、
議員になってからの1年間ってメチャメチャ早いです。


その中で少しでも多くの方に活動を見てもらって、
「こないだの選挙で、若いヤツを選んでよかった。」
              (=ロスジェネ世代)
言ってもらえるようにしたいと思います。



随分、長い文章になってしまいました。。。
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございました。m(__)m

これからも、一所懸命活動してまいります。



  
   
2008.09.04
こんばんは。

昨日から「決算審査特別委員会」がはじまりました。

決算書や、その他、資料を見て
税金が効率的に使われたかをチェックします。


決算書 には・・・



このように、細か~く数字が並んでいます。
 (※この写真、及び下の数字は昨年度実績より引用してます。)


例えば、「小学校維持管理費」

消耗品費  24,092,671円
燃料費     579,347円
       ・・・
       ・・・

のように1円単位で報告されます。

(※ちなみに予算は、千円単位で予算書に記載されています。)



但し、決算の審査をする・・・といっても
ひとつひとつを電卓を弾いて、「この合計額の足し算は合ってるか?」
ということは、原則、する必要はありません。

それをするのは、監査という仕事です。


あくまでも、その金額を使って行った政策が
「和光市民の役に立っているか?」という視点で見ていくものだと、思っています。


決算審査は、来週の水曜日まで行なわれます。







2008.09.03
おはようございます。
(9/3(水)の8時10分に、この記事を書いています。)

昨日の「議案に対する質疑=総括質疑のご報告です。

総括質疑とは、自分の所属していない委員会に振られた議案について
質問をすることです。


あくまでも、“質疑”なので、自分の主張を述べることはできません。
質問回数も、3回までと決まっています。


私は文教厚生委員会に所属しているので、
「総務委員会」と「市民建設委員会」の議案について質問できます。



今回、私が質問したのは「補正予算」のうち、

Q1、太陽光発電システム購入の補助金が、100万円上乗せされた。
今後も申請に応じて、拡大していくのか?

Q2、清掃センターで、設備の一部が経年劣化し、緊急の修繕が必要となった。
それは事前に予測できなかったのか?


という点です。



A1=今年からの補助金制度なので、申請数を上手く見極めていきたい。

A2=劣化は把握していたが、定期修繕の中では対応しなかった。


といった回答でした。



各議員はこの総括質疑で明らかになったことをさらに調べて、
自分の委員会に臨みます。


普段は、この総括質疑の翌日には委員会が行なわれますが、
今回は決算委員会が間に入るので、委員会は来週の11日(木)です。



では、私はこれから今日より始まる「決算審査特別委員会」
傍聴参加してきます。


    
2008.09.01
こんにちは。

今日から9月です。
9月議会が本格的に始まります。

「気持ちを一層引き締めて活動しよう!」という誓いを立てた本日、
ちょうど良いタイミングで、「取材記事」 が掲載されました。


朝日新聞 朝刊 第3面
 「あしたを考える              
 
 
~ロスジェネ議員 2年目の熱い夏~」

という特集です。

※その記事を見て、HPやブログを
ご覧いただいている方もいるかと思います。


今日はその記事に少し補足する形で・・・
でも、記事を読んでない人にも、その記事の内容がわかるように、
ブログを書き進めたいと思います。


最初にお話ししますが、
「ロスジェネ」というのは、ロストジェネレーションの略です。


ロストは「失う・さまよう」の意味、
ジェネレーションは「世代」の意味で、
フリーターやニートなどの多い、25~35歳の世代を指します。

その世代の地方議員に関する特集です。


私は選挙前(07年4月)に取り上げていただき(※この時は匿名)
その後、当選後の07年6月「ロスジェネ候補のその後」ということで
取材を受けたことがあります。

※その記事の内容は、配るホームページ(=チラシ)第7号
載せています。よければご覧ください。
             ↓
http://inouewataru.com/data/kubaru-7.html



今回はその後の“追跡取材”・・・といったところでしょうか。


この取材を受けたのは、ちょうどお盆のころ。
記者の方と2時間ほど話をしました。

その取材の中で、

・この1年半の≪成果≫
・現在≪困っていること≫
・当選前と当選後の≪ギャップ≫
・議員の≪やりがい≫

など色々なお話をしました。


その中で、一番記者の方から一番突っ込んで聞かれたのは、
今回記事になっていた
「原油高騰でチラシ代が4割も上がった!」というエピソードです。

予想通り、そのことが載っていました(^_^;)


食料品やガソリン代・・・様々な物価上昇が生活を苦しめる中、
私はこんなところでも影響を受けています。


↓↓ ここから先は記事に載っていない話です。 ↓↓


・・・でも、それを言い訳に活動を縮小したくないと思っています。

なので、値上がり後も引き続きチラシを作り続けています。


それに。

ただ「高い!!」と文句をいうのでは政治家として工夫がありません。

最近は「配るブログ」と題して
手のひらサイズのチラシも取り入れています。


  ← 名刺サイズです。
                通常のチラシの10分の1のコストで出来ます。
                切ったり、折ったりするのは大変ですが・・・。



これからの若い世代の議員は、こうした環境をどうクリアするか・・・というところも
腕の見せ所、他の議員との差別化につながるんじゃないでしょうか。


・・・さて、ここまでで随分長くなってしまいました。

この他にも

・議員報酬について
・兼業について
・頑張った議員に活動費が支払われる仕組みづくり
 etc

などが記事になりました。


この先の9月議会の報告と合わせて
今後、少しずつ触れていきたいと思います。


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