井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
2009.03.17
こんばんは。
昨日(3/16・月)は、委員長報告が行われました。
そして、今日(3/17・火)は最終日、議案の採決 を行ないました。
初日採決した以外の、全ての議案や陳情を採決します。
何よりのポイントは、平成21年度 一般会計予算です。
私は、この予算案に対し、
文教厚生委員会で示したとおり、「反対」をしました。
今回、普段と大きく異なっているのは
他にも賛同者がいたこと、です。
和光市議会は、議員数 22名。
そして、議長が裁決に加わらないため、11票が過半数です。
採決の結果、
賛成10票 vs 反対11票
賛成少数で「否決」 となりました。
この件について、まずは事実をご報告します。
その上で、明日以降、皆さまに伝えたいこと、
伝えていかなければいけないことがあると思っています。
どうか、今後の報告も合わせてご覧ください。
昨日(3/16・月)は、委員長報告が行われました。
そして、今日(3/17・火)は最終日、議案の採決 を行ないました。
初日採決した以外の、全ての議案や陳情を採決します。
何よりのポイントは、平成21年度 一般会計予算です。
私は、この予算案に対し、
文教厚生委員会で示したとおり、「反対」をしました。
今回、普段と大きく異なっているのは
他にも賛同者がいたこと、です。
和光市議会は、議員数 22名。
そして、議長が裁決に加わらないため、11票が過半数です。
採決の結果、
賛成10票 vs 反対11票
賛成少数で「否決」 となりました。
この件について、まずは事実をご報告します。
その上で、明日以降、皆さまに伝えたいこと、
伝えていかなければいけないことがあると思っています。
どうか、今後の報告も合わせてご覧ください。
2009.03.11
こんばんは。
5日間掛かる一般質問も今日で4日目。
明日が最終日です。
さて、月曜日に 定額給付金 の支給を認めるための
補正予算が審議、成立しました。
先日、報道ステーションで「和光は支給が遅い!!」と報じられたそうです。
それを見た方は気にされているかと思います。
(私は見ていないのですが・・・。)
市役所側に、その報道について話を聞いてみました。
今、既に支給が始まっている「○○村」といった人口規模が数千人という自治体と
和光市規模(人口77,000人規模)の自治体との比較があったそうで・・・
わざわざ、電算システムを変更しないでも住民の把握が出来ている自治体は
やっぱり支給は早くできます。
でも、和光のような自治体になると、そうはいかず
まず、『電算システムの変更』をした上で初めて給付作業に移るので
やっぱり、規模の小さな自治体よりも支給開始が遅くなってしまうんですよね。
その辺の事情の説明はなく、「和光=準備の遅い自治体」と
言われてしまったようです。。。
なので、補正予算の成立後、急ピッチで作業を進めています。
どうやら 周辺自治体よりも早い支給になりそうです。
さて。
それでは、「和光の定額給付金はこうなる!」という
具体的な情報をお話しします。
※作業工程などの事情により、差異が生じるかもしれませんが
市役所側の答弁を掲載します。
===
Q、どういう流れで受け取れるの?
①市役所から「申請書」が送られてきます。 (4月15日前後)
※その他、記入例や返信用封筒が同封されます。
↓
②申請書に、名前や世帯人数、振込先口座番号などを記載。
そして、裏面に「本人確認できる書類」と「通帳の写し」を添付して返信。
※免許証、パスポート、保険証、住基カード
↓
③口座に振り込まれる。 (早い人で4月末)
===
ここから先は、注意してほしいポイントをお伝えします。
★ 申請書を送らないと「辞退」したことになっちゃいます。
★ 10月中旬までに申請しないと、申請できなくなります。
受付期間は「受付開始日から6か月間」という決まりがあります。
和光市の場合、4月15日前後が受付開始日なので、10月15日までに
(辞退しない人は)必ず申請してください。
★ 申請書をなくさないで!
二重取り防止のため、そう簡単に再発行してもらえません。
市役所に行かないといけないほか、なぜ無くしたかの説明も必要です。
★ ゆうちょ銀行(=郵便局)を受け取り口座に指定すると
2週間~1ヶ月、受け取りが送れます。
今まで、銀行ではなかった「ゆうちょ」。
銀行口座の番号が、他の銀行と違うんです。
そのため、その他の銀行が加盟しているシステムを使えず、
作業が遅れるため、振り込まれるのも遅れます。
早く受け取りたい人は、他の銀行を指定するのがベターです。
そして、これがもっとも大事かも・・・。
★ 市役所から定額給付金に関する電話は来ません!
掛かってきたら、“振り込め詐欺”だと疑ってください!
例えば、こういうことが考えられます。
「書類に不備があったので、連絡しました。
確認のため、口座番号のほか、暗証番号を教えてください。」
という電話。ありそうな手口ですよね。
こうした手口を防止するため、
和光市からは郵便以外で連絡はとりません!
郵便なので若干時間はかかりますが、
「不備があったので再度提出してください。」という修正連絡も郵便で来ます。
和光から、絶対に被害を出したくない!と思ってます。
どうかご注意ください。
===
もし、不明なことがあれば、
市役所 代表番号 048-464-1111 でお問い合わせください。
また、不明な点があれば、私もご相談に乗れることもあると思いますので
ご連絡いただければと思います。
※こちらの「問い合わせフォーム」をご利用ください。
http://inouewataru.com/mailform/index.html
5日間掛かる一般質問も今日で4日目。
明日が最終日です。
さて、月曜日に 定額給付金 の支給を認めるための
補正予算が審議、成立しました。
先日、報道ステーションで「和光は支給が遅い!!」と報じられたそうです。
それを見た方は気にされているかと思います。
(私は見ていないのですが・・・。)
市役所側に、その報道について話を聞いてみました。
今、既に支給が始まっている「○○村」といった人口規模が数千人という自治体と
和光市規模(人口77,000人規模)の自治体との比較があったそうで・・・
わざわざ、電算システムを変更しないでも住民の把握が出来ている自治体は
やっぱり支給は早くできます。
でも、和光のような自治体になると、そうはいかず
まず、『電算システムの変更』をした上で初めて給付作業に移るので
やっぱり、規模の小さな自治体よりも支給開始が遅くなってしまうんですよね。
その辺の事情の説明はなく、「和光=準備の遅い自治体」と
言われてしまったようです。。。
なので、補正予算の成立後、急ピッチで作業を進めています。
どうやら 周辺自治体よりも早い支給になりそうです。
さて。
それでは、「和光の定額給付金はこうなる!」という
具体的な情報をお話しします。
※作業工程などの事情により、差異が生じるかもしれませんが
市役所側の答弁を掲載します。
===
Q、どういう流れで受け取れるの?
①市役所から「申請書」が送られてきます。 (4月15日前後)
※その他、記入例や返信用封筒が同封されます。
↓
②申請書に、名前や世帯人数、振込先口座番号などを記載。
そして、裏面に「本人確認できる書類」と「通帳の写し」を添付して返信。
※免許証、パスポート、保険証、住基カード
↓
③口座に振り込まれる。 (早い人で4月末)
===
ここから先は、注意してほしいポイントをお伝えします。
★ 申請書を送らないと「辞退」したことになっちゃいます。
★ 10月中旬までに申請しないと、申請できなくなります。
受付期間は「受付開始日から6か月間」という決まりがあります。
和光市の場合、4月15日前後が受付開始日なので、10月15日までに
(辞退しない人は)必ず申請してください。
★ 申請書をなくさないで!
二重取り防止のため、そう簡単に再発行してもらえません。
市役所に行かないといけないほか、なぜ無くしたかの説明も必要です。
★ ゆうちょ銀行(=郵便局)を受け取り口座に指定すると
2週間~1ヶ月、受け取りが送れます。
今まで、銀行ではなかった「ゆうちょ」。
銀行口座の番号が、他の銀行と違うんです。
そのため、その他の銀行が加盟しているシステムを使えず、
作業が遅れるため、振り込まれるのも遅れます。
早く受け取りたい人は、他の銀行を指定するのがベターです。
そして、これがもっとも大事かも・・・。
★ 市役所から定額給付金に関する電話は来ません!
掛かってきたら、“振り込め詐欺”だと疑ってください!
例えば、こういうことが考えられます。
「書類に不備があったので、連絡しました。
確認のため、口座番号のほか、暗証番号を教えてください。」
という電話。ありそうな手口ですよね。
こうした手口を防止するため、
和光市からは郵便以外で連絡はとりません!
郵便なので若干時間はかかりますが、
「不備があったので再度提出してください。」という修正連絡も郵便で来ます。
和光から、絶対に被害を出したくない!と思ってます。
どうかご注意ください。
===
もし、不明なことがあれば、
市役所 代表番号 048-464-1111 でお問い合わせください。
また、不明な点があれば、私もご相談に乗れることもあると思いますので
ご連絡いただければと思います。
※こちらの「問い合わせフォーム」をご利用ください。
http://inouewataru.com/mailform/index.html
2009.03.10
こんばんは。
今日、10番手として 一般質問 を行いました。
※取り上げたテーマはこちらを参照ください。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/485/
詳細はまた後日お伝えしたいと思います。
今回、全編に共通して発信したメッセージは
「施設建設は計画的に。」 そして 「ニーズ把握は慎重に。」
です。
それと、昨日のことですが、
定額給付金関連の補正予算を審議⇒全員賛成⇒成立 しました。
給付までのスケジュールや注意点などを確認してきたので
一般質問のご報告より先に、明日、まとめてお伝えしたいと思います。
今日、10番手として 一般質問 を行いました。
※取り上げたテーマはこちらを参照ください。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/485/
詳細はまた後日お伝えしたいと思います。
今回、全編に共通して発信したメッセージは
「施設建設は計画的に。」 そして 「ニーズ把握は慎重に。」
です。
それと、昨日のことですが、
定額給付金関連の補正予算を審議⇒全員賛成⇒成立 しました。
給付までのスケジュールや注意点などを確認してきたので
一般質問のご報告より先に、明日、まとめてお伝えしたいと思います。
2009.03.07
こんばんは。
今日は、富士見市で行われた
「新河岸川広域景観プロジェクト オープニングフォーラム」に
参加してきました。
※詳細はまた来週、お伝えしたいと思います。
さて、私の一般質問ですが、
来週 3月10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
※開始時間は予定です。若干の前後が予想されます。
今回で、8回目の一般質問。
そして、議員の任期の折り返し地点となります。
今回の一般質問のテーマは、次の6つです。
===
1、マニフェストの再検証
(1) 職員給与に成果主義の導入
(2) アダプト制度(公共施設の協働管理)
2、スポーツ政策
(1) 市民のスポーツニーズ
(2) 総合体育館の利用状況
(3) 小・中学生の「体力テスト」
3、アーバンアクア
(1) 現時点の計画について
ア、計画の進捗
イ、協働型管理(荒川河川敷教習所跡地利用も踏まえて)
(2) 提案 『市民の集える場所に』
ア、鳥取方式による芝生化
イ、プレイパーク構想
4、市政運営に子どもたちの声を活かす
(1) 学校施設整備に児童・生徒の声を
(2) 子ども議会
5、市民に政治を身近にしたい
(1) 期日前投票所の増設
(2) 和光市長選挙 投票率向上の取り組み
6、道路整備
新倉2丁目周辺のコンクリート道の改善について
===
以上のテーマです。
可能な限り、わかりやすい質問にしますので
よければ傍聴にお越し下さい。
(※予約は必要ありません。議会事務局に立ち寄るだけ。)
今日は、富士見市で行われた
「新河岸川広域景観プロジェクト オープニングフォーラム」に
参加してきました。
※詳細はまた来週、お伝えしたいと思います。
さて、私の一般質問ですが、
来週 3月10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
※開始時間は予定です。若干の前後が予想されます。
今回で、8回目の一般質問。
そして、議員の任期の折り返し地点となります。
今回の一般質問のテーマは、次の6つです。
===
1、マニフェストの再検証
(1) 職員給与に成果主義の導入
(2) アダプト制度(公共施設の協働管理)
2、スポーツ政策
(1) 市民のスポーツニーズ
(2) 総合体育館の利用状況
(3) 小・中学生の「体力テスト」
3、アーバンアクア
(1) 現時点の計画について
ア、計画の進捗
イ、協働型管理(荒川河川敷教習所跡地利用も踏まえて)
(2) 提案 『市民の集える場所に』
ア、鳥取方式による芝生化
イ、プレイパーク構想
4、市政運営に子どもたちの声を活かす
(1) 学校施設整備に児童・生徒の声を
(2) 子ども議会
5、市民に政治を身近にしたい
(1) 期日前投票所の増設
(2) 和光市長選挙 投票率向上の取り組み
6、道路整備
新倉2丁目周辺のコンクリート道の改善について
===
以上のテーマです。
可能な限り、わかりやすい質問にしますので
よければ傍聴にお越し下さい。
(※予約は必要ありません。議会事務局に立ち寄るだけ。)
2009.03.06
こんばんは。
今日から「一般質問」が始まりました。
私は、来週10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
※前任者の進捗によって、前後します。あくまでも目安です。
なお、取り上げるテーマは明日のブログをご覧ください。
さて。
それでは、昨日に続いて文教厚生委員会報告の「その3」を
お伝えします。
今回の文教委員会には、保護者の方を中心に800名の方の署名とともに
「交通立哨指導員の予算・施策の拡充を求める陳情」が提出されました。
立哨指導員・・・というのは、実は和光市など限られた地域で
使われている言葉なので、ネットで検索してもほぼ和光のことが表示されます。
いわゆる、「緑のおばさん」のことです。
和光市は、通学区が広がっていることや、
歩道が整備されていない箇所も多いことなどから
通学路の中に、こどもたちだけでは危険な箇所があります。
その危険箇所に、立哨指導員の方に立ってもらい、
(もしくは引率してもらい)子どもたちの安全を守ってきました。
しかし、限られた予算の割り振りの中で、
来年度から、新規に危険な箇所に配置する代わりに、
これまで配置されていた複数の箇所が取りやめになったのです。
そこで、保護者の方を中心に
立哨指導員の配置存続を求める陳情を提出されたのです。
【ポイント】は、
・取りやめた個所は相変わらず危険のまま。
⇒看板の設置などで、交通マナーを呼び掛ける・・・といった
代替え策も一部、市役所側からは示されましたが・・・十分じゃないですよね。
・12月に学校側に廃止の情報が伝わっていたにもかかわらず、
保護者へ説明されたのが2月・・・という学校もあった。
⇒一方で、12月のうちに保護者が知っていた学校もあった。
学校によって、保護者と学校が対応を協議する機会のなかった学校もある。
==
委員会のメンバー全員が、この趣旨に賛同し、
「立哨指導員の配置を再度検討するべきだ」という意思で
統一されました。
・・・しかし、問題はこの先。
昨日お伝えしたように、今、私たちが平成21年度=来年度予算を
審議しています。
「今のままの来年度予算を認める」
それはつまり・・・「廃止を含めた新体制を認める」、ということです。
逆にいえば、陳情を「採択する」ということは・・・
つまり、来年度予算案に反対する。ということになるのです。
ここで、対応が割れました。
「予算案には反対したくない・・・でも、この陳情の意は酌んであげたい・・・」
そう考える議員が多数派となる中、
『陳情の趣旨は十分にわかりました。その趣旨を市政に届けます。』
という“趣旨採択”をすることになりました。
普通、陳情は、「○」か「×」かの二択です。
しかし、「趣旨採択の動議」が提出されると、
趣旨採択に「○」か「×」かの二択になります。
その二択での判断となったため、私も趣旨採択に「○」の姿勢を示しました。
その上で、趣旨採択するだけでは実効性がないと考えるので
私は「予算案」に反対する、という決断をしました。
その理由は・・・
「趣旨採択」を届けただけでは、予算主義の行政を、
こどものために立指導員を置く・・・という政策転換にもっていけない、からです。
もちろん、趣旨採択をした時点で文教委員長(=荻野議員)から、
「この趣旨採択の結果を受け、教育委員会として真摯に対応してください。」
という言づけはしました。
しかし・・・私はこの2年間で、
いかに『予算』をもとに行政が進んでいるかを実感しました。
しかも、今回の経緯の中で、学校側と保護者側との連携不足が
指摘されました。
改めて、保護者側と協議をしていくと
もっと必要な箇所が上がってくるはずです。
そうした場合、今のままの予算の枠では対応できません。
・・・ひょっとしたら、「予備費」とか、不要額(=余ったお金)を
あてることはできるかもしれませんが、
やはり 根本的に予算のウェイトを変えることが必要 だと考えています。
========
以上、3回に分けてお伝えしたのが、
今回の4日間の文教厚生委員会での審議内容と、私の姿勢です。
文教厚生委員会は、私+2名が反対、
それに対し、4名が賛成したので、予算案も「採択」されています。
しかし、同時に行われていた「総務委員会」「市民建設委員会」では
反対した議員のほうが多く、「否決」になっています。
最終的な結論は、最終日の「採決」に持ち越されますが
予算案が否決される・・・という大きな転換を迎えるかもしれない、
そのことをお伝えしておきたいと思います。
今日から「一般質問」が始まりました。
私は、来週10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
※前任者の進捗によって、前後します。あくまでも目安です。
なお、取り上げるテーマは明日のブログをご覧ください。
さて。
それでは、昨日に続いて文教厚生委員会報告の「その3」を
お伝えします。
今回の文教委員会には、保護者の方を中心に800名の方の署名とともに
「交通立哨指導員の予算・施策の拡充を求める陳情」が提出されました。
立哨指導員・・・というのは、実は和光市など限られた地域で
使われている言葉なので、ネットで検索してもほぼ和光のことが表示されます。
いわゆる、「緑のおばさん」のことです。
和光市は、通学区が広がっていることや、
歩道が整備されていない箇所も多いことなどから
通学路の中に、こどもたちだけでは危険な箇所があります。
その危険箇所に、立哨指導員の方に立ってもらい、
(もしくは引率してもらい)子どもたちの安全を守ってきました。
しかし、限られた予算の割り振りの中で、
来年度から、新規に危険な箇所に配置する代わりに、
これまで配置されていた複数の箇所が取りやめになったのです。
そこで、保護者の方を中心に
立哨指導員の配置存続を求める陳情を提出されたのです。
【ポイント】は、
・取りやめた個所は相変わらず危険のまま。
⇒看板の設置などで、交通マナーを呼び掛ける・・・といった
代替え策も一部、市役所側からは示されましたが・・・十分じゃないですよね。
・12月に学校側に廃止の情報が伝わっていたにもかかわらず、
保護者へ説明されたのが2月・・・という学校もあった。
⇒一方で、12月のうちに保護者が知っていた学校もあった。
学校によって、保護者と学校が対応を協議する機会のなかった学校もある。
==
委員会のメンバー全員が、この趣旨に賛同し、
「立哨指導員の配置を再度検討するべきだ」という意思で
統一されました。
・・・しかし、問題はこの先。
昨日お伝えしたように、今、私たちが平成21年度=来年度予算を
審議しています。
「今のままの来年度予算を認める」
それはつまり・・・「廃止を含めた新体制を認める」、ということです。
逆にいえば、陳情を「採択する」ということは・・・
つまり、来年度予算案に反対する。ということになるのです。
ここで、対応が割れました。
「予算案には反対したくない・・・でも、この陳情の意は酌んであげたい・・・」
そう考える議員が多数派となる中、
『陳情の趣旨は十分にわかりました。その趣旨を市政に届けます。』
という“趣旨採択”をすることになりました。
普通、陳情は、「○」か「×」かの二択です。
しかし、「趣旨採択の動議」が提出されると、
趣旨採択に「○」か「×」かの二択になります。
その二択での判断となったため、私も趣旨採択に「○」の姿勢を示しました。
その上で、趣旨採択するだけでは実効性がないと考えるので
私は「予算案」に反対する、という決断をしました。
その理由は・・・
「趣旨採択」を届けただけでは、予算主義の行政を、
こどものために立指導員を置く・・・という政策転換にもっていけない、からです。
もちろん、趣旨採択をした時点で文教委員長(=荻野議員)から、
「この趣旨採択の結果を受け、教育委員会として真摯に対応してください。」
という言づけはしました。
しかし・・・私はこの2年間で、
いかに『予算』をもとに行政が進んでいるかを実感しました。
しかも、今回の経緯の中で、学校側と保護者側との連携不足が
指摘されました。
改めて、保護者側と協議をしていくと
もっと必要な箇所が上がってくるはずです。
そうした場合、今のままの予算の枠では対応できません。
・・・ひょっとしたら、「予備費」とか、不要額(=余ったお金)を
あてることはできるかもしれませんが、
やはり 根本的に予算のウェイトを変えることが必要 だと考えています。
========
以上、3回に分けてお伝えしたのが、
今回の4日間の文教厚生委員会での審議内容と、私の姿勢です。
文教厚生委員会は、私+2名が反対、
それに対し、4名が賛成したので、予算案も「採択」されています。
しかし、同時に行われていた「総務委員会」「市民建設委員会」では
反対した議員のほうが多く、「否決」になっています。
最終的な結論は、最終日の「採決」に持ち越されますが
予算案が否決される・・・という大きな転換を迎えるかもしれない、
そのことをお伝えしておきたいと思います。
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