井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
こんにちは。
先週金曜日に開催された「臨時議会」の報告を
シリーズでお送りしたいと思います。
今日は、まず結果と概要から。
臨時議会での採決の結果、
3月議会で“否決”となった予算は、可決=成立しました。
3月議会で否決となったため、市ではもう一度、
各部門で予算を組み直すことになりました。
その内容を、財政課⇒市長のチェックを通して、「再調製予算」として
議会に掛けられることになりました。
だから、我々議員が審議するのは、変更された点のみ。
これが基本原則です。
さて、今回の臨時議会に臨むにあたって、
私の可否の判断基準は、3+1。
「3」とは、つまり私が3月議会の反対討論で述べた
①ハコモノ事業の見直しを含む、根本的な予算削減に向けた
対策が取られていないこと
②財政上の危機意識が薄いこと
③より必要な施策(子育て・教育等)に対して予算のウェイトが少ない
の3項目の視点が満たされたか?どうか。
そして、「1」とは、他の議員さんからも指摘の集まった
・補正ありきの予算になっていないか?
という点です。
これを基準に、予算の変更点について質疑を行いました。
=つづく=
さて、標題に書きましたが、明日(24日・金)は
臨時議会が開かれます。
3月議会で、予算が否決されたことを受け、
和光市は、本予算が成立するまでの間、「暫定予算」を組んでいます。
【正式予算】であろうと、【暫定予算】であろうと
議会による予算の承認が必要です。
しかし、今回は議会に掛ける暇(=「いとま」と読みます。)がないため
市長が、まず先にOKを出して(=専決処分)います。
そのため、この「暫定予算の専決処分」を認めるかどうかの審議があります。
※その他にも、<税条例>や<都市計画税条例>の
専決処分の承認が議題になっています。
そして、最大の議題は
「再調製」された一般会計予算の審議です。
今回の臨時議会では、変更された点についてのみ審議します。
よって、その一覧表が提出されています。
その一覧表を見る限り、
事業として積極的に削ったものはありません。
私は、3月議会では
「事業の取捨選択にまで踏み込む必要があるのではないか?」
という考えを討論の中で表明をしました。
今回の再調製議案では、そこまでの大胆な転換はないように見受けられます。
そのため、あとは実際の審議を通して
「現状での最大限の配慮・対策がなされているか?」を質疑の中から
しっかりと判断していきたいと思います。
傍聴にお越しの方は、9時から早速始まりますので
その時間にお越しください。
=== 市長選まで あと24日
1週間更新を休んでしまいました。
すみません。今日はある方から
「更新してこそのブログだよ」と釘を刺されてしまいました。
本当にその通りです。
「忙しい・・・」は言い訳にならないですね。
同じ会派の松本議員は、今、朝から晩まで、ず~っと活動されているのに
それでも、しっかり更新されてます。見習わなければいけませんね。
さて。
今、話に出しましたが、
私は、市長選出馬を表明した松本たけひろ議員を手伝っています。
松本さんのバイタリティはすごいです。
一緒にいる時間が増えて、それを痛感させられます。。。
ブログの更新もそうですが、メールの返事が真夜中3時だったり
「いつ寝てるんだ?」という生活をされています。
もちろん、遅くまで起きてるからいい・・・というのではなく
見習うべきは、議員として政治家としての、そのスタンスです。
ところで。
よく、いち市議会議員は
「○○さんを応援します。」とは言わない方がいい、と言われています。
・・・それは、もし、その応援している人ではない方が当選されたときに
自分の立場を悪くするからです。
実は、私が今回ブログの更新がなかなかできなかった理由も
手伝いで時間が追われていたこともそうですが、
この市長選に関してどう振る舞うべきか・・・を、考えあぐねていたからというのもあります。
しかし、今度の選挙は、誰が選ばれてもいいように振る舞っておく・・・といった
私自身の保身を考えてていい選挙ではないと思います。
きっと、私のような若者(・・・といっても今年で20代は卒業します。)が
『いま立ち上がらないで、いつ立ち上がるんだ!?』って思います。
同じ会派であり、既に一日駅頭などでも共に活動していることから、
わざわざこうして記す必要もないのかもしれませんが、
私は、「和光の未来の舵取りは松本さんにお願いしたい」と
そう思っています。
今、ともに政策や和光の将来を話す時、とてもワクワクしています。
そう感じさせてくれるのは、おそらく松本さんだからと思います。
もちろん、当選されたなら、議会と首長との関係において
きっちりと緊張関係をもって、ガチンコ、遠慮なしで政策論争・指摘をします!
それは松本さんもわかっています。
そして、私自身、「井上の質問が一番鋭い、手厳しい」と言われるように
議員として、さらに己を磨かなければならなければならないと思っています。
今日、4月22日は2年前の和光市議会選挙の投票日です。
私自身がこうして2年間の議員活動が出来たのも・・・
日々このブログを読んでくださる方
チラシを受け取ってくださる方
陰ながら応援してくださる方
叱咤激励をくださる方
そして、あの選挙で私を支えてくださった方
本当に皆さまのおかげです。
そういう区切りの日だからこそ、
私の正直な思いを綴らせていただきました。
これから、選挙の日が近づくと更新などに制限が出てきますが、
それまでは、自分自身を甘やかすことなく、
このブログの更新もしっかりと続けていきたいと思います。
=== 市長選まで あと25日
今日は、和光市の自然の景色を2か所、ご紹介したいと思います。
いずれも市民の方によって管理(=協働型委託)されている場所です。
1ヶ所目は「上谷津ふれあいの森」です。
場所は、外環側道を幸魂大橋の方へ走っていくと、
新倉北地域センターの手前で下る場所があります。そこです。
もとは、ゴミや資材などが置かれてしまっていたのですが、
今では・・・・
木漏れ日の差し込む、綺麗な森になっています。
この写真に階段が写っているのがわかるかもしれませんが、
上に上ることが出来ます。
外環のすぐ横なのに、木々が音を吸うため、とても静かです。
私はこの場所がとても好きです。
そして、今日行ってきたのが
「午王山 特別緑地保全地区」です。
午王山・・・って皆さん、読めますか?
『ごおうやま』・・・ではありません。『ごぼうやま』と読みます。
山、というだけあって、周り(例:和光高校)を望むことが出来る
台地の上です。
もともとは東武鉄道の所有地でしたが、
平成16年に市が取得して、特別緑地保全地区に指定しています。
もともと、雑草が生い茂っていた斜面林は・・・
今では、市民(=新倉午王山の会さん)の手で、芝生や芝桜が植えられ、
とても綺麗な花を咲かせていました。
普段は、この午王山は閉鎖しているのですが、
今週の日曜日まで、一般公開しています。
今日は天気も良く、絶好の鑑賞日和でした。
日曜日(=19日)まで公開しているので、是非行かれてみてはどうですか?
最後に、牛王山植物あてクイズ。
[ 問題 ] この植物の名前、わかりますか?
[ 答え ] 「ウラシマ草」です。
ちょろっとツルのようなものが生えていて、まるで
釣り糸を垂らした浦島太郎のようだ・・・ということでその名前が付いたそうです。
こんにちは。
先週は1週間、「新しい風 第5号」の駅頭活動を行ないました。
今回は、初の試み、年表式 議会レポートを作ってみました。
2月~6月までの議会、そして政治の流れを
社会の授業などで登場する年表形式にしてみました。
今回の「予算否決」→「暫定予算の執行」→「臨時議会」・・・という一連の流れは
和光の歴史でも無かったことなので、市からの情報発信も量が少なく、
市民の皆さまに十分に伝わっていないので、そこを補いたいと思います。
なお、チラシの中で「暫定予算でもほぼ影響はありません。」という表現を使っています。
その表現を、“影響はありません”とできず、“ほぼ ありません”としたのは
やはり多少なり影響が出てしまうからです。
例えば、
○駅地下自転車駐輪場の増設工事がスタートできない。
※副都心線の開設でもともと増加傾向にあった上、4月からの使用料値下げで
ますます利用者が増えた。ラックの増設を予定したが取りかかれていない。
○市から補助金をもらってる団体の補助金が、3ヶ月分しか出ない。
※暫定予算は3ヶ月分で動いているため、3ヶ月分の補助金しかもらえない。
また総会での、予算承認をもう一度やらないといけない。
といった事例で、市民の方から質問や苦情をいただきました。
他にも事例が在り得ると思われますが、4月24日に臨時議会があります。
それまで、もうしばらく、どうかお待ちください。
さて。
今回のチラシは、
6(月)&7(火)
地下鉄成増駅 460枚
8(水)&9(木)&10(金)
和光市駅 860枚
多くの方に受け取っていただきました。
ありがとうございます。
そして、現在はポスティングを行なっています。
一枚でも多くの皆さまに読んでいただきたいと思います。
さて、今週は・・・というと一番のイベントが
「ボクらの未来を考える緊急シンポジウム」の開催でした。
非常に有意義なシンポジウムでした
若手政治家の一人として、「頑張らねば!」と気合の入る話でした。
ゲストコメンテーターのプリティ長嶋 氏。
非常に熱い方でした。
会場はおかげさまで、満員御礼。
翌日の駅立ちでは、看板に「満員御礼」を掲げさせていただきました。
内容は今、テープ起こしをしているので
少々お待ちください。(後日必ず、お伝えします。)
和光が・・・というだけでなく、これからの地方自治に必要なことは
やはり、今までの政治や行政の在り方から脱却していくことです。
その一役を担えるように、頑張ります。