井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.11.16
こんにちは。

今日は朝の8時から
「消防連合点検式」に出席してきました。


先日出席させていただいた、
『第10回屋内消火栓操法技術大会』
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/583/
と同じく、新座防災基地で開かれたのですが、それとはまた別の行事です。


本日の点検式は、4市の「消防団」の日頃の成果を

・ポンプ車操法(※下記写真参照)

  

・人員服装規律の点検

・機械器具の点検


というような形で披露していただいたり、あとは

・消防団員として活躍された方の表彰 を行ないました。



消防団はいわゆる、消防署=消防隊員ではありません。

あくまでも、市民がボランティアの形で、いざ火災の時に
真っ先に駆けつける住民組織です。


私は今、団員という形では関われていません。

でも、その分、団員の皆様が活動しやすい環境作りを
精一杯作りたいと思います。



今日は、4市合同です。各市に7~8分団近くあるため、
消防車が20台以上並びます。

その光景は圧巻でした。







2009.11.15
こんにちは。

このブログではお伝えはしませんでしたが、今年度に入ってから
県内の市長選挙でお手伝いをさせていただきました。


選挙期間に
・応援演説
・選挙カーに乗ってカラス
(=ウグイス嬢の男バージョン)
・事務所に挨拶

ということではなく、
マニフェストを作ったり、政策を練る段階から
関わらせていただきました。

(※ちなみに、その方は当選されました。)


その候補のマニフェストの中に綴った言葉に、
次のような一節があります。

===

「命」を守る!
私は、政治と行政の原点は「市民の命を守ること」だと考えています。
(~中略~)

すべての事故を無くす、お年寄りにいつまでも長生きしてほしい、
そして何より、子どもたちの笑顔を増やしたい!

これは
市民の「命」を守るためのマニフェストです!

===


この言葉を候補者と共に一緒に考えていた時、
「これこそ自分たちの言いたかったことだ!」と思いました。

そして私自身も、政治を志した一番最初のキッカケを
再認識させられました。


私は今、それを具体化できる政策・条例作りのための
調査・準備を進めています。


先日も、その調査で人形町方面まで出掛けてきました。
 

帰り道。

近くにある安産祈願で有名な水天宮に立ち寄りました。





全ての世代、そしてこれから生まれてくる子供も含めて
大切な「命」を守ることを、誓ってきました。


その進捗は、このブログでもお知らせしていきたいと思います。
(※まだまだ時間はかかるので、少しお時間ください。)






2009.11.12
 おはようございます。

先日のブログでご紹介したように
昨日、11月11日(水)に、特別報酬審議会【第3回=最終回】
行なわれました。

私は、傍聴に行ってきました。
(他にはどなたも来ていなかったです。)

自分の報酬・・・ひいては、自分の議員としての働きっぷりを
どう思われているのか、私はとても意識していますし、
議事録答申書だけでは伝わってこない「生の声」
聞いておきたかったのです。


さて。

それでは、報酬審議会では、どんな結論が出たか?
・・・というと、実は、それはわかりません

というのは、あくまでも、審議会は
各委員が意見を述べ合う場所。

最終的には、この審議会の中で出た声をもとに
委員長が「答申書」にまとめるのです。

そういう意味でも、答申書や議事録だけを見て、議会の態度を
決める・・・というよりも、審議の内容・雰囲気を見ておいて良かったと思います。


内容に触れる前に、先日のブログを
少し訂正をしたいと思います。

先日のブログでは、
「期末手当に議題として触れるか、わからない」
「あくまで月額・年額について議論する」
・・・と書きましたが、
申し訳ありません。勘違いでした。

昨日の審議会で、がっちり議論されました。


結論を言うと、期末手当 及び 普段の報酬についても、
『人事院勧告に合わせて、減額すべき』
ということだと思います。

先程述べたように、最終結果は答申書を見ないとわかりません。
減額率いつから反映しなさい、という適応年月日もまだわかりません。


ただ、私は今回の審議と、ほぼ同じ意見を持っています。

詳しくは、
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/595/

私自身の感覚が、審議会、ひいては市民の代表や有識者の皆さんと
同じであったことに、少しホッとしています。


しかし、その結果は、あくまで落とし所です。
審議会での発言は、もっと手厳しいものでした。

「なぜ非常勤特別職の議員に、期末手当が出るの?」
「民間だと“成果”に応じて支給されるのが、期末手当=賞与じゃないの?」
「議員報酬は生活給なのか?」


というように、「いくら下げるべし!」という意見より、
議員の期末手当の在り方そのもの に話が集中しました。


こうした、制度上の仕組みを説明すると、昭和30年頃にまで遡ります。

だから、そこまでのことは述べませんが、
上がったご意見や、「そう思われていること」について、
真摯に受け止めたいと思います。



ただ、合わせて
「議員は365日、議員としての活動をしている」という言葉や
「若い人が、政治に参入しやすい状況はつくるべきだ」という
言葉をいただきました。

先程のご指摘と共に、こういう温かいご意見も
胸に焼き付けておきたいと思います。


私自身も、議員活動を2年半やってきて、
年齢も30歳になりました。

後に続く若手へ、しっかりと議員活動に専念できる状況を
整えることも、役割の一つになってきたのではないか・・・ということを
意識して活動する必要が出てきたのかもしれない、と思いました。


最後に。

私が、人事院勧告に議会も合わすべき、と言っている
一番の理由を述べて、このテーマを終わりたいと思います。


「人事院勧告」とは、民間の給与と比較して、
国家公務員の給与や期末手当が、高いか低いか?、という話です。


ここでいう、民間とは、ざっくり言うと、社員数や規模の大きい会社です。
中小・零細企業は、この比較対象になっていません。


つまり、
「大手の会社の給与が下がっているから、国家公務員の給与も下げよ。」
と言っているワケで、それよりもっと厳しい状況にいる
中小企業は、もっと苦しいのです。

だから、私は、市職員の給与を人事院勧告に合わせて下げる・・・という
条例が出た時には、賛成をしてきました。

この人事院勧告の統計に含まれない、中小企業で働く人の
状況を考えれば、公務員の給与を下げるという判断はやむを得ない・・・
という考えでした。


だからこそ、今回も議員もこれに従うべきと考えるのです。

そして、つけ加えれば、それを議会が条例提案する形で
実現できれば・・・と思うのです。


この先は、議会全体の調整や時間的なものもあると思います。
その過程の中で出る結論を、いち議員として考えてまいります。






2009.11.10
こんにちは。

昨日の続きです。
(※昨日の「①」を見てない方は、先にご覧下さい。)
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/594/


先に、結論を言いたいと思います。

市議会は、今度の12月議会で期末手当を
0.35か月分、減額する条例を議会自ら提出すべき

だと、私は考えます。

このことを、明日の特別報酬審議会での結論が出る前
私の考えとして、ハッキリ申し上げておきたい、と思っていました。


さて。
それでは、詳しくお話しします。


まず、昨日お話ししたように、

議員の報酬  
月額 34万7,000円  (32位/40市中) 
年額  564万2,220円  (39位/40市中)  
です。


このうち、「年額」というのは、月額×12ヶ月分、の他に
夏と冬の「期末手当」を合わせた額のことを言います。

夏は1.70か月分
冬は1.85か月分 となっています。

夏冬合わせて、3.55か月分です。

この、3.55ヶ月分から、0.35ヶ月分を減らすべき、というのが
私が最初に申し上げたことです。


0.35ヶ月分・・・ってどこから出た数字?」

皆さん、そう考える方と思います。


これは、簡単に言えば、
市の職員が、今年減額されたボーナスと同じ割合です。


国の機関である「人事院」というところが
民間企業との比較をして、国家公務員の給与水準を決めるのですが、
市の職員も、その人事院の発表に合わせて、上げ下げするのです。


今年は、リーマンショック以降の経済危機の影響があって、
民間企業の業績、並びに、ボーナスは激減。

そのため、市の職員のボーナスも、この『人事院勧告』に従い、
0.35ヶ月分、下がることになりました。

「0.35ヶ月」っていうのは、人によって異なりますが、
金額に直すと、10万円~20万円くらいになる数値です。



さて。

夏に市職員の期末手当を減らす条例案が出た時、
私はその条例に賛成しています。

しかし、議員の期末手当を減らすことはありませんでした。


この時点では、夏冬合わせて0.35ヶ月という
合計額が出ていなかった
ため、この時点で提案がなかったことは
ご理解いただきたいと思います。


でも、今回は正式に合計額が出ました。

もちろん、この「人事院勧告」は、市職員向けのもので
必ずしも、議員がこれに連動しなければならない、というワケではありません。


・・・でも、社会全体の情勢、そして、和光市の厳しくなってきた財政を
考えると、この流れに合わせるのが、当然だと思います。

しかも、市長がその減額条例を出すのを待つのではなく、
議会からの条例提案としての成立を、です。




厳しい財政の状況を考えれば、「0.35ヶ月とか甘いこと言ってんなよ!」
お叱りを受けるかも知れませんね。

ただ、まずは位置づけのある数値として
この0.35ヶ月の減額を、議会の総意へと繋げたいと思います。


・・・正直言って、私も議員報酬のみで、政治活動・日々の生活を
しているので、決して楽な話ではないのが本音です。


議員報酬から計算すると、
34万7,000円×0.35ヶ月=12万1,420円になります。

私の活動に置き換えると、
今配っているチラシが、A3版で1枚10円くらい掛かりますから、
チラシ1万2,000枚分の費用に相当します。

これは、普段1回のチラシ発行枚数にほぼ近い数字です。
私にとっての12万円とは、そういう意味でも貴重な金額です。



そして・・・

ここまで、期末手当の話をしてきましたが、
実は、表題の「特別報酬審議会」でこの話が出るかは、わかりません。

上記の私の考えは、報酬審議会の結論がどうあれ、
公務員の人事院勧告に、議会も合わすべきだ、というところから
述べさせてもらいました。



特別報酬審議会では、あくまで、
月額・年額の在り方を議論します。

また、会派の代表者による申し合わせで、
「報酬全般に対しては、報酬審議会での結論が出てから、決めよう」という
ことになっています。


報酬審議会の中でも、

・社会情勢を鑑み、減額すべきだ 

という声と

・県内でも
(人口が同規模の自治体と比べても)低いほうだし、
次回から、定数を4人減らすので、増額も考えられるのでは・・・

という両方の声があります。


この審議会の答申を待って議会で検討する・・・という姿勢について、
私も足並みを揃えることに異論はありません。

でも、例えば、先日、視察に行った「会津若松市議会」では、
議会が市民と共に、【議員報酬を考える政策討論会】を開催して、
市民の意見を取り入れることを始めています。


仮に「減額すべし」という答申が出た場合、それを受けて、
すぐに議会判断で、減額手続きを進めることも必要かと思います。

でも、私は、これを市民と一緒に考えるという会津若松の方法を
今進めている、議会基本条例の制定と合わせて、取り組めたらいいな、と
思っています。


・・・長くなりましたが、私の正直なところでの想いを
綴らせていただきました。


明日、11月11日(水曜日) 10時00分 

から特別報酬審議会が開催されます。

お時間ある方は傍聴されてはいかがでしょうか?





2009.11.09
こんばんは。

いきなりですが、皆さんは「議員」の報酬って

いくらだと思いますか?

そして、

いくらくらいが妥当だと思いますか?


今日と明日は、この話題です。


まずは、このURLから、次のサイトを見てほしいと思います。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5851/_5852/_5853/gyo_machi_3_1_007.html


特別職報酬等審議会と言います。


ここでは、今さっき話をした議員の報酬だけでなく、
市長、教育長などの給与についても、いくらくらいが妥当か?を話し合います。


※ちなみに。
非常勤職員(=議員)がもらう賃金を「報酬」と呼び、
常勤職員(=市長、教育長)がもらう賃金を「給与」と呼びます。


次回が、実は最終回。
 
平成21年11月11日(水曜日) 10時00分~ 開催されます。

 
ところで、なんでこんな審議会が必要なのか?


まず、
市長や議員の給料・報酬は条例によって決められています。

では、
その条例は誰が提出できるのか?

それは他でもない、市長もしくは議員です。

つまり、
自分たちの給与・報酬を自ら決めることができる・・・ということになります。

それでは、公平に欠くため、
公募の市民や有識者の方に、審議会の場で話し合ってもらい、
その結論を参考に、決めていこうというものなのです。

ちなみに。
一般的に言うと、その市の人口で特別職の給与は決まります。

つまり、
人口の多い市  =給与・報酬が高い
人口の少ない市=給与・報酬が低い  という仕組みになっています。



この記事は2部構成で行きますので、
今日は現状(=いくらか?、そして、埼玉県内でその水準は多い順から数えて何位か?)
お伝えして、明日に繋げます。

市長  月額 84万7,000円 (37位/40市中)  年額  1463万6,160円 (36位/40市中)
議員  月額 34万7,000円 (32位/40市中)  年額    564万2,220円 (39位/40市中)

です。


【追加補足】 ※11月10日追加記載

なお、上記の市長給与ですが、現在の松本市長は
この基準に対して、マニフェストで「給与25%カット(=退職金相当額)を掲げ、
そして、議会でも了承されているため、この額はあくまで、原則としての数字です。

実際に、この額に0.75を掛けた数字が、支給されている金額です。

  BackHOME : Next 
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
井上わたる
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/10/01
バーコード
ブログ内検索

井上わたるの和光ブログ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP